何気なく見たバイオハッカーという海外ドラマを一気に見て気づいた人類が最強の免疫を手に入れる事の意味とその使い道
バイオハッカーズ
生まれる前の胎児に意図的にウイルスを埋め込む実験。それはどんな病気をも克服するDNAを生み出すための非合法な行為
その中で生き残ったたった一人の人類最強の遺伝子を持つ存在
その存在のDNAを解析する事で、全人類が病気に苦しむ事はなくなる。しかし、それによって人類は病気による自然淘汰がなくなり
増えすぎた人類はいずれ限られた資源を求めて奪い合う事になる。それを危惧した大局を見た者が行動を起こした
最強の免疫を人類を成長させていくための薬を開発するための被験者として、人類最強の免疫を持つ者を自ら同意させ引き込んだ
ただ、記憶を失う忘却薬の実験の副反応で同意した事を忘れてしまっていたため、同意ではなく脅しによるモルモットとなる契約を結んだ事を思い出し抵抗した
その結果、その人類の行く末を案じた管理者は倒れたが、その意志を継ぐ者たちによって、人類最強の免疫のDNAを用いたゲノム編集による病気の淘汰を計画していた者は討たれた
DNA編集が人類の病の撲滅に使われると、将来的に病気にかからない人類が生きるために奪い・争う事になる破滅を導く事になるという管理者の行動理念を理解した人類最強の免疫を持つ人間
大いなる力(最強の免疫)を持つ者と大いなる責任(DNA)
主人公は忘れる事を選び旅立った
ここに書いた事は、大きな目線でのネタバレなのだけど、ドラマに惹きこまれてみる分にはまったく問題ありません。最初から最後まで、ひやひやすれすれの綱渡りの緊張感で息をつく暇もないほどスリリングな作品で、上記のような本質に気づくには
一旦冷静になってからではないと頭は回らないだろう
あくまでも私が最初からシーズン2の最後まで目が離せなくなり、事の真相を追求した結果わかった部分です
このドラマは2021年公開という事と、NETFLIXは意図的に社会にメッセージを投げかける作品が多い事から
こう考えてしまう
新型コロナ騒動の発端からワクチン接種までの出来事
新型コロナという人類に未知の影響を与える存在は本当にばら撒かれた。その結果、世界中の人が同意なく被験者となり、国によっては大変な被害者が出た
同じように一斉にばら撒いたにも関わらず特定の遺伝子を持つ者たちだけが生き残り抗体を獲得した。その特定の遺伝子を持つ国に今度は、体内にワクチンとして注入する事でどれだけ死にどれだけ生き残るか実験した
その結果、特定の人種だけが強いとわかってきたために、必要のない国は接種を停止し、最強の免疫候を持つかもしれない人種に絞り込んで追加投与実験を実行する(ブースター)
そのために多額の研究予算を投資した者たちが多くいた。菅総理の時代にもはっきりと発言しているのが
日本に環境投資予算をお願いしますと
その結果、そのDNAを解析すれば病気に対する強い因子をゲノム解析できるようにようになり、ゲノム編集のデザイナーズベビーとして生まれる前にその病気因子を排除する事ができるようになる
これはウイルスの脅威という体験をした全人類にとって希望のある情報のように思える。しかし、その結果人類が次に直面する問題が人口爆発による領土や食料問題
病気は全てが人工的なものではなく、自然由来の物もあり、それは自然淘汰のバランスによって起きる。遺伝される病気というのも、広義な目で見ればDNAに損傷があるのが引き継がれておきる自然淘汰
環境に適応できない者と環境に適応する者、それが脈々と続いて動物の進化が起きてきたという背景もある
その人間の自然なバランスが崩れるという事は、人間の精神性が成長しない限り、資源を消費し続け、いずれは共食いのように人類は奪い争う事になる
この映画を見る前に「ガタカ」という映画を見た
この映画はデザイナーズベビー・生まれながらにして病気とは無縁な超人間が恵まれるDNA至上主義社会において、自然に生まれる病気遺伝子を持つ人間の苦悩と葛藤、そしてそれを乗り越えるめの努力を描いてるが
宇宙という未知の環境に適応する宇宙飛行士にはすべてにおいて優れていなくてはいけない(病気があってはいけない)という理念が根っこにあり、それもまた人類が次のステージへと進化させていくために必要な優秀な遺伝子を選別するための仕組み
ただそれを精神性が低い一般社会に取り入れると金儲けのビジネスとして利用され、政治が社会制度として利用する事で不調和を生み出すも、その不調和というストレステスト環境から、さらなる未知の進化が生まれるという環境でもある
バイオハッカーというドラマでは大局から見れば
多くの人類を救うための遺伝子を見つけ出すために、進化を促すウイルスを使い、多少の命を犠牲にする非合法な実験に投資するのも、その過程の人口削減が目的ではなく、その人類の自然なバランスを崩す要因となる最強の免疫機能を見つけ出す事であり
その見つけた免疫機能が社会にビジネスとして利用される前に排除する事で、人類の人工爆発=先の人類に起きる問題を回避するという名目として捉えている
それは人間の精神性が低いから気づいてないという意図でもある
先にも「ガタカ」で述べたように、デザイナーズベビーという病気を取り除くだけでなく、意図的に才能や能力を持たせるという、キャラクターメイキングビジネスとして利用する利己的な者も現れる懸念がある
また、最強の免疫というDNAがあるからこそ、それを一般大衆には伝えず、意図的に自作自演で病気を蔓延させ、永久に医療から離れられなくし、人類を医療や薬の依存に落とし込むような悪意を持ったビジネスに利用される可能性もある
精神性が低い悪行に利用される前に見つけて消さなければいけない
そのために未来ある若者に投資を行い、他の悪意ある投資家などの接触者が起きないように、その人間性の成長や開発の進捗状況を見張る管理者的な存在がいてもおかしくはない
だからドラマの最後で、その管理者の意志を継いだ者によって討たれたのは
人類最強の免疫を持つ者ではなく
そのDNAを手に入れて人類の病気を根絶しようとした者
同意なく実験された被験者であった最強の免疫を持つ者は、どちらの考え方も知った
人類の病気を根絶するために進化を研究した者
その進化の果てに待っている大局的な滅亡を危惧した者
人は自分の身の回りの生活における不安しか見えてない
もしかしたら、STAP細胞という万能細胞は本当にあったかもしれない
それはどちらの手に渡ったのかかはわからない
実際、その大局を危惧した者・人類の管理者という投資家といっても人間。最強の免疫を持つ者を利用して新たな新薬の実験のモルモットにしていたのも事実
だから、このNETFLIXを通して大衆に対し、人口削減はそういう大局から必要なんだというプロパガンダかもしれない
だからわからなくなった・・
バイオハッカーというドラマの中で、主人公と同居していた3人
植物の遺伝子を自由自在に組み替えられるが倫理観はあり人に行うべきではないと考える者
自分の肉体を傷つけ実験台にして機械との融合を考えるボディハッカーと世間の評価を求める者
何気なくそこにいるけれど、未来ある研究者に投資家とのパイプを繋げる者
これらは人間の生物多様性の縮図といってもいいだろう
精神性を持ち自然と調和を求めるためにDNAを編集する考え方
機械と人間の融合を試みるトランスヒューマニズムの考え方
どちらも純粋な好奇心からくる人間の進化のカタチを求める姿
遺伝子組み換えが悪であるという事ではなく、研究・開発に精神性を伴うかが重要。その人間性を見極め、コントロール可能にするのが現代社会において投資という支援
多額の投資をするというのは、他者の意図の介入をさせないという守りでもあり、芽が出たばかりの花を大切に大切に咲かせる意味での本当の支援もある
それも投資家という存在の精神性が重要(利己的な金儲けではない事)
最終的に人類は精神的な成長がなければ自ら破滅に向かう事になる
ビル・ゲイツにしても
ジェフベゾスにしても
イーロン・マスクにしても
ピーター・アーツにしても
ロックフェラーにしても
ロスチャイルドにしても
トランプにしても
それは一般大衆にしてみれば目に見えるフロント事業に過ぎない
本当の目的を持っているのはその後ろの投資家たちの精神性
利己的なのか、利他的なのか
利他的といえど、大局を見れば大衆は間引きされる草と同じようなもの
自分たちが蒔いた種の成長を妨害するような雑草は除草剤や焼却して摘み取り、それでも枯れない雑草の中でも強くたくましい種は保存して活かす
全ての変化は進化のストレステスト(問題をどう乗り越えるか)
意図的に偏向的に与えられたメディア洗脳によって眠ったままの羊にするのは、それでも眠らない羊を見つけ出すため。その眠らない羊にはひたすら眠れとさらなる追い打ちをかけるだろうけれど、それでも眠らないだけじゃなく
誰かが眠らせようとしている?と気づいて眠り事態への抵抗をするようになる(免疫による精神抗体の獲得)。それこそが求めてる新たな進化(自由意志の強さ)であり、次の段階ではそのDNAをどう活かすか?を考えるだろう
これが人類の成長であり進化と考えた時、その意図的な秩序に気づいた者たちがどう生きるかの選択がある
それを行ってきた者たちへと抵抗を続けるか?
それを行ってきた者たちを理解してそれをする側に回るか?
それとも、それとは関わらない生き方を模索するか?
これはこう置き換える事もできる
抵抗を続ける=社会にとっての秩序破壊となって抗体と戦う(ウイルス・がん細胞)
それをする側=社会という細胞の一部・歯車となる(細胞の複製)
関わらない生き方=新たなmRNA(設計)となって自分でDNAを新生する
この現実世界において、人類の行く末という大局を見ている投資家と、その意図などまったくわからない、必要な知識も与えられず金が全ての経済資本主義社会に生きる大衆という構図は
人口削減・選民思想=育てたい種の成長を妨害する増えすぎた雑草、その雑草に住み付いて作物を食い荒らし疫病を運ぶ害虫
それを管理する者でしかない(システム)
これってどこまで行ってもミクロとマクロのスケールの連鎖
だから、第三の選択であるそこから離れるというのが精神的に達観するという事
「上」と「下」の両方を知って繋いで「止」める(自分でコントロール)
このドラマの主人公のラストシーン
かつて大義のために自分の家族を殺した者への復讐を果たし、その復讐した相手の人類を救いたいという想いに共感して協力し、その研究を引き継ぎ自分がその研究を世に広く公開した事によって、人類の行く末を管理する黒幕の目に止まり
その崇高な理念に同意して自らを研究材料として捧げたが、それは同意ではなく脅迫によるものだと消された記憶を思い出し拒絶して離れた
しかし、そのDNAを世の中の人類撲滅のために公開するとした復讐者であり協力者は、その秩序を守る意志を継ぐ者によって命を落とした
かつては心を許した友人は世界を管理する側の血筋であり、その友人にとっては主人公がやろうとしてる事は破滅を導く事だと決別した
その行為を続ける限り、また自分の周りの者が傷つき倒れていくかもしれない・・そんな自分が接触する者皆が不幸になる様々な経験を積んだ主人公は、過去を焼き捨て、友人も環境も全てを手放し、自分ひとりで小さな引っ越しのレンタカーで去って行く事を選択した
これは、RNA(切り離し)の追放でもあり、新たなDNAの新生の始まりでもある
シーズン3が創られるかどうかはわからないが、この意味する所は
自分で考えて自分で選択をするんだ
という意味にも思える
見終わった後の感情はとても複雑だ(“゚д゚)・・・
善悪の規模、スケール、見る角度によって見え方が違う
政治がどうこうのレベルでも、グローバル企業がどうのこのでもない。それすらも操る後ろの存在の目的と意図、そして結果の使い道
インセプション(2010)は世界統治をする者の概念を書き換える事で世界を良くしようとした
だけど、これにも真の黒幕とも言える上の存在は匂わせているが出てこない
13F(2000)という映画では、創造主の上の創造主の意識の世界からすれば、仮想世界のデータの住人は重要ではなく、創造主の意識を入れ変えるための媒体と同じような扱いだった
ガタカ(1997)最強の免疫のDNAが見つかった医療が一般的になり病気にならないゲノム編集がが蔓延したデザイナーズベビーが当たり前の世の中
もちろん、これにもその仕組みは最初から設定されているが、その社会構造を支える存在というのは出てこない
そして、バイオハッカーでは遺伝子組み換えの研究を支援する黒幕と、その黒幕に操られる者と探し求める者が遂に出てきたけれど、その理念を知ってしまえば
一概に一般的に与えられた概念では悪=ビジネスであっても、大局で見ればそれは長い目で見ればビジネスを越えた理念が見えてくる
そういう規模の秩序の中、エネルギーもビジネスも、政治もメディアを通してコントロールされているが・・そこまで行ってもそれは傲慢や利己的な歪な秩序を守るという法則に左右される
諸君らはその歪な秩序による支配から、勝ち取った解放区に再び歪な秩序を造るのか?そこに精神性はあるのか?と声を上げていたのは三島由紀夫
これらを何の情報もなしに、なんとなく「気」になったからという理由で立て続けに見てきた映画って事は・・何かに導かれてる(シンクロニシティ)事は間違いないが
それを伝えて 俺にどういう精神性を持たせたいんだろう(゜-゜)
ただひとつわかった事は 私はバイオハックされたという事だろう(笑)
意味:自らの肉体、精神、頭脳のパフォーマンスの最適化を目指すこと
映画やドラマを楽しむ時に、創りての狙いや意図を考えながら、思考停止にならずに見るって大事ですね
マトリックスもエヴァンゲリオンもDNAのメカニズムとウイルスと抗体の話だよ。意図して創ってないとしても、偶然それが当てはまるとしたら、真理を探究すればおのずと同じような事を伝え表現する作品になっていくのかもしれない
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