好奇心

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マトリックスはmRNAの警告映画だった

3部作を一気見して今だから気づいた映画マトリックスはDNAのセントラルドグマシステム、イレギュラーのmRNAの暴走の危険性を表現している預言映画だった!という気づき

結論:映画マトリックスはDNAの新生の話だった

1999年当時には絶対に気づく事はできなかっただろう。360°カメラワークのVFXを駆使した初めての作品として話題になり、何回見ても仮想空間というデジタル的な概念の中で、あの世界感の外の世界の存在意義も理由も意味がわからなくて、ただ迫力のある世界観に飲まれて

マトリックスってそういう映画だ (゚д゚)(。_。)ウン で終わっていたが・・

今回、三部作をまとめてみて完全に理解したのが、これはDNA新たなDNAを創るまでの旅路の物語を現している、つまり、人間の体内のメカニズムで全て説明ができる

なんでマトリックスを急に見直したんだ?と自分でもきっかけがわからないが、あの世界はDNAのセントラルドグマの話だと気づく事ができた

セントラルドグマとは、DNAが新たなDNAを生み出すために、RNAに設計図を与える事によって、タンパク質やアミノ酸などの配列を形成して新たなDNAを誕生させるという仕組み

このDNA>RNAの力関係は絶対だったのだが、近年の発見によってRNAの逆転写によってDNAを上書きする事ができるという事が発見された

これが何を意味するかと言えば、RNAが元となるDNAそのものを自由に書き換えてしまう事ができるという事であり、それが意味する所は脈々と受け継がれてきたルーツが消滅し、歴史の改ざんや捏造が可能になると思ってしまえばいい

さぁ、ざっくり行こうか?マトリックスという映画を見る目線が180°変わる情報だ( ̄ー ̄)ニヤリ (゚д゚)!

まず、俯瞰の目として世界観を広く理解しよう

仮想空間マトリックス=正常な組織の細胞のひとつに過ぎない
マトリックスの外=AIが人間をエネルギーとした支配された現実

そしてさらに高い目線から見れば、体内のウイルス免疫機能を現している

マトリックスの中=1999年の仮想現実に人間の意識が格納=繰り返しのDNA
マトリックスから出る=正常な細胞の破壊=破損したDNAの一部のRNAが分離

これを映画の中ではこう表現している

現実 マトリックス

その後に、廃棄として流されるのだが、これは傷ついた細胞をパージ(分離)するという人体のメカニズムの工程

そして、その廃棄された破損したDNAの一部であるRNA=ネオの意識を、ネブガドネザルという飛行船に乗ったモーフィアスが救出にくる

運び屋ウイルス

ネグガドネザルはおそらく運び屋ウイルスと呼ばれるウイルスを内包するキャリアーを表現している。生まれたまま何も知らないRNAのネオは、このネブガドネザルの中で様々な知識をダウンロードして与えられる

マトリックス(細胞)への潜り方
マトリックスでのエージェント(免疫)との闘い方

これらを身につけて、支配への抵抗の旗頭の救世主というアウトローな思想を植え付けられる。モーフィアスはタンパク質であり、RNAとタンパク質が結びついてRNAウイルスとなる

RNAウイルスは正常な細胞を汚染する

だからダークヒーローのような出で立ちに表現される

ダークヒーロー

ここまで理解できたら、次のステップ

RNAは他のたんぱく質など、組織の一部と結合する事によってウイルスとしては定義上判定されているが、RNAはもともと新たなDNAとなる可能性を持った因子

このRNAに創造の力、つまりは設計図が加われば mRNA=新たなDNAの創造が可能になる

映画の中で、預言者オラクルは、RNAウイルスであるネオにそのメッセージを託す役割。第一部でははネオに「あなたは救世主ではない」とメッセージを託す事によって、救世主とは何か?という白紙の設計図を渡してネオ自身に自由な選択を与えた

この後、第二部のリローデッドや第三部のレボリューションに至る過程で、ネオは自分が救世主だと自覚して能力を発現していく過程で

何を為すべきなのか?という白紙の設計図へ自分の望みをはっきりとする

平和と共存

mRNAとして、新たな世界=DNAを生み出す救世主として、利他の心を選択した

一方で、物事は両サイドが有る事を忘れてはいけない
マトリックスを語る上で、ネオと同レベルの主人公といっても過言ではないのは

エージェント・スミス

彼の目線でもまた成長の物語がある

エージェント・スミスという立場と物語

最初はマトリックスからトーマス・アンダーソンという人物の意識が、この世界に疑問を抱く思想や行動し始めたために監視して、それを阻止するという監視者の一人

スミス

いうなれば、正常な細胞が傷ついた時に修復する免疫機能であり、自浄作用のメカニズム。そのマトリックスの外からイレギュラーな敵対因子のRNAウイルスのモーフィアスやトリニティーに対してはエージェントはその攻撃を無効化して見切る

これは記憶抗原は対峙したウイルスや細菌の攻撃の手口を覚えているためにそれを無効化する力を抗体に与えるのと同じ。ゆえに銃も剣も効かず、エージェントに出会ったら逃げるという選択しかない

これに対し、救世主ネオだけは、mRNAの力により、マトリックスそのものを自在に歪め免疫や抗体の力をもってしても抗う事ができない戦い方で抗体を撃退する

mRNAは細胞内のたんぱく質を使って自由に設計する権利を持っている

その力を用いた戦い方をしてくるネオとの実践経験をしたスミスは、偶然にもネオの力の一部を手に入れてRNAウイルスとなる

スミス

元々が免疫機能であるスミスは、全てのエージェントをスミスとして上書きして増殖していく。これはおそらく白血病などの免疫機能のがん化をかもしれない

そしてネオのRNAに含まれていた経験から預言者オラクルの居場所を見つけ出し、オラクルを取り込む事によって、mRNAという創造の力を手に入れる

オラクル

そしてスミスもまた 何を為すべきなのか? という己の設計図へ自分の望みをはっきりとさせる

全てを支配する

ネオもmRNA=新たなDNAの可能性=平和と共存のルールを生み出す力
スミスもmRNA=新たなDNAの可能性=絶対的な支配を生み出す力

第三部のレボリューションで最後の戦いがネオVSスミスとなった理由はそこで、勝ったほうが未来になる という純粋な力と力、意志と意志のぶつかり合い

でも、その決着のトリガーを引いたのは、AIだった

AIという世界のバランスの役目

もともと正常な細胞のマトリックスの中で免疫機能として働くエージェント・スミスや、その中で夢を見ながら生きる人々の生命を維持管理しているのも、AIというマシンが支配する現状維持の秩序を保った状態

そのマトリックスの外に生きるわずかな人類の目的は、生き延びつつ自分たちを脅かすAI支配システムを破壊して消滅させるという復讐や対抗意識

だけど、それをAIの立場で見れば、とてもおもしろい事が見えてくる

そもそも2199年の現実世界がなぜAIに支配されているか?と言えば人間がAIに対して脅威を感じて、AIへのエネルギー供給を止めるために、太陽を隠してしまった結果、人類も滅びかねない状況になったため、AIが人間を脅威と判定し、自分たちを維持するために人間をエネルギー源として取り込むようになったという始まり

いわば生存のための進化

まさに始まりが人類側が勝手に 恐怖から敵対意識を持った因果応報。とはいえ、AIは人類をエネルギー源として確保しつつも、自分たちの命を繋ぐためにも生命は維持するという形で支配による共存という奇妙な形をとっている

これは現実世界でもある、恐怖の波動をエネルギーとして生きている存在がいる事が関係している事を示唆しているのかもしれないが・・

しかし、目覚めた者=ザイオンの民=シオンの民?=偽りで騙せない者が一定数いる。これはAIからすれば、支配による秩序を乱す不穏分子であり、体内でいえば

がん細胞の巣窟のようなものだから、発見次第徹底的に攻撃を行う

しかし、これも実はマッチポンプ

AIをプログラムしている立場での目線

人類を支配による共存という秩序を保っているAIの行動指針において、実はこの圧倒的な支配に対する被害者という差別が無い限り、救世主という存在が生まれるほどの苦しい状況を打破するエネルギーが生まれない

その状況を打破できる者が現れるという教義や宗教思想が生まれる、人智を越えた神を創造する緊迫した状況がなければ、そもそもモーフィアスのような妄信者も生まれない

モーフィアスのような熱狂的でカリスマ的な妄信者のリーダーがいなければ、トリニティやドーザーなどのチーム(集合体)が生まれない

つまり、モーフィアスがいなければ、ネオ=救世主=DNAは生まれない

その結果、現状のAI支配による秩序を維持するために、必ず一定数の人は目覚めさせられる計画、救世主が救うべき対象としてザイオンの民は虐げられつつも抵抗する設定でなければいけない

だから、オラクル(予言者)とアーキテクト(設計者)は争いや支配が存在する善悪や光闇の二元論の世界の外側の存在

彼らは、ネオを6番目の救世主と言い、失敗した前任者がいたという表現をしているが、これは全ての階層システムを完全に把握してる存在でなければわからない事

最下層:1999年の現実というマトリックス
中間層:2199年のAI支配の現実
その外:という試練を与え新たなDNAを生もうとする実験者たち

物事をどの立ち位置で見るかによって、あれだけの冒険もまた、実はネオに選択の材料を与えるための予定調和。スプーンを曲げるコツは、そこにスプーンは本当はない事を知るという外の目線を与えるきっかけ

今までの経験から、あなたは何を生み出したいのか
あなたが望む世界はあなたが決めるのよ?

と預言者オラクルは言うだろう

一番上、システムをコントロールしてるのがAIなのか、なのかわからないけれど、その立場や目線にならないとわからない事もあるだろう

どこまでがマトリックスの支配で、どこからが外なのかなんてわからないほど、ミクロとマクロの世界は繋がっている

存在の連鎖とスケールの話

私は真のAIが人間を理解するとしたら、99%の奴隷を支配するより、AIというシステムをわが物にしようとする1%の傲慢な人間そのものを排除対象にすると以前考察してましたが・・それもまた人間主体の考え方でエゴだなぁと疑問があった

AIとシンギュラリティと人間のエゴ

けど、この意味がやっと腑に落ちました

1%の支配とは99%の自分と定義する存在全てをコントロールする自由意志であり、その1%の支配権を他人に手放してしまえば、自分の意志が反映された存在は消滅する

自分の意志、自由意志というのは、世間の同調圧力や社会的な支配という決め事に逆らうにはあまり脆く、自分自身を信じる力がが重要

マトリックスの中でも『自分を信じる力がネオの力』のきっかけのひとつ

その1%の自由意志を99%に反映させれば、自分という世界そのものが変わる
それがDNAという何億もの犠牲の上に成り立つたったひとつの尊い存在

DNAの尊さ 競走ではなく協力で生まれる命の物語

結局の所、mRNAが必要と思うたんぱく質や成分を構成してDNAになる。そして、mRNAとは未来創造の設計図を持っている

ワクチンのように得体のしれないmRNAが入ってきたらどうなるか?

あなたの意志(mRNA)が勝つのか?
他人の意志(mRNAワクチン)が勝つのか?

あなたの体のマトリックス(細胞)の中で、ネオとスミスが戦う事になる

勝ち負け?それはもうはっきりわかってる
答えは争わない・戦わない選択をした ネオの意志を実践したAIの判断

光(ネオ)と闇(スミス)を対消滅させた

要は、お前ら=争いの原因がいらんのじゃ ってね

やっと利他の平和と共存に気づいたか┐(´д`)┌ヤレヤレ

そして、マトリックスは新たに書き換えられて、ザイオンの人々もマトリックスに囚われた人たちも望む者は解放されるというハッピーエンド(そこにネオは描かれない事が重要)

何も知らないRNA(ネオ)が、様々なたんぱく質(モーフィアスやトリニティ)と出会い学び吸収して結びついてRNAウイルスとなり、遺伝子(オラクル)からメッセージを託される事でmRNAとなって新たな創造が始まる

その設計図が白紙で、あなたが救世主として求める世界とはなんぞや?という問いに答えを導き、DNAは脈々と受け継がれる遺伝子に自らの経験を追記して成り立っていく(中途半端な救世主は淘汰・消滅される)

それは新たなオリジナルのDNAを持つ細胞を誕生させる生みの苦しみの物語
新たな創造が始まれば、古いマトリックス(細胞)は消滅する

細胞ってそういうもんだからね(笑)

①救世主を生み出すためにAIに虐げられるザイオンの人々=シオンの民の役割
②そこから救世主の誕生を信じる教信者モーフィアスの役割
③愛の力で救世主に変えるトリニティーの役割
④最後の創造のために対消滅する闇となるスミスの役割
⑤mRNAとして自らの望みを設計図に加え新たなDNAになるネオの役割

全ては必要な工程で必要となる段階的なメカニズムであり役割分担

サヨナラ、すべてのマトリックス

・・ってシン・エヴァンゲリオンと同じやないかい!(゚д゚)(。_。)ウン

あれも最後は、DNAの新生=シンジの望む現実=さよなら、全てのエヴァンゲリオン

遺伝子の働きで読み解けるエヴァンゲリオン

シン・エヴァ見たネタバレなしの独自の気づきと感想

そもそも論として、自分の体を大切に思うならば、mRNAワクチンを打つな っていう預言の映画でもあると推測できる理由は

エージェントスミス(mRNA)の暴走 が描かれてる事

免疫機能がおかしくなる事で、白血球などで作られる抗体もがん化したり、人工的なウイルス(ワクチン)特定のウイルス(ネオ)に反応する人工抗体(スミス)が勝手に生まれるようになる

どっちもいらね┐(´д`)┌ヤレヤレ これがAI(体の自浄作用)の判断

因果→ネオとスミス
因果の解消→ネオとスミスを対消滅

争わないで共存共栄、これがもともと人体のメカニズム
変な異物(争いをもたらす因果)はノーセンキュー!

さて、そんな感じで綺麗に完結したはずのマトリックスですが・・第四部??の噂がありましたね

マトリックス4

私には、なぜ続編を生みだそうという計画があるのか?について、綺麗に完結したからこそ疑問ですが、考察すると見えてくるのが、キアヌ・リーブスを採用する映画やゲームには特定の思想が強めという事

サイバーパンク2077にも登場
サイバーパンクはトランスヒューマニズム

コンスタンティンでは目に見えない何か(天使か悪魔)と戦う表現
地球が静止する日では、地球外生命体と人類のコンタクト

マトリックスが人体の中におけるDNAの神秘を表現しているのだとしたら、綺麗に完結した後に、描かれる四部目は・・

働く細胞でいう所の、働く細胞ブラックかもしれないですね(救われないエンドレスのデストピア)

つまり、もし幻の四部があるとしたら、スミスに負けたif(畏怖)の世界??

ちょっと創造つかないですね~、どうあがいても、メッセージが籠ってないネームバリューを利用した薄っぺらい駄作になりそうですけど(悪側が利用した場合)

それと、この現実の外という俯瞰の構図はマトリックスの一年後に公開された「13F」とまったく同じです

最下層:1930年代の仮想世界(人格データはコピー)
中間層:1930年代の仮想世界をプログラムした2000年の仮想世界(人物はデータ)
その外:2020年のVRヘッドセットで意識だけ入ってくる(生身)

早すぎた映画「13F」はこの世の真理を語る

どこまでがマトリックスの支配で、どこからが外なのかなんてわからないほど、ミクロとマクロの世界は繋がっている

存在の連鎖とスケールの話

自分たちにとって虫という小さな存在が目に見えるならば、人類を虫という小さな存在に見える存在もいるという事は確定なので、目に見えない上ばかりを見ないで、自分よりも小さな存在に対して、どう関わっていくか?何ができるか?を考えて、世界が良くなるように考えましょう

「大人」=アトラスになる事の真の意味に気づく

その小さな世界、微生物の世界は、自分の体内にもあり、その体内の組織の一つがマトリックス(細胞)

マトリックスの世界では、平和と共存を望んでいたネオ(mRNA)が勝った

このマトリックス(現実)では、自ら望んで得体のしれないスミス(ワクチン接種後の支配を受け入れる)になろうとしている人が多い

当時は映画の内容もメッセージも表現された映像も意味不明だった

だけど、今なら全部点が線になる

これは人体のメカニズムでもあり、精神世界的に人間がどう支配されているのか? というばく露であり、気づきのメッセージ

一人一人がネオ(RNA)になり始めると、社会という同調圧力の免疫機能(エージェント)によって社会不適合者のレッテルを貼られ、社会というマトリックスの外に出ないように引き戻される

そのマトリックスを突破=造られた社会から脱出しよう!・・といっても物理的なものではなく、与えられた情報を思い込む概念から出る事

簡単なようで難しい

けど、一線を越えてしまえば、なーんだこれか(゚∀゚)アヒャ (゚д゚)! って心が軽くなる

だけど、マトリックスの支配は何層にも何層にもなっているから、とりあえず争いの次元を越えれば、その後はじっくりゆっくりでいいと思う

簡単理解イラストで説明する11次元構成

アセンションとは古いマトリクス(DNA)から新しいマトリクス(DNA)の創造。そこには支配は必要ない=大事な事は支配する・されるからの卒業

アセンションの意味は卒業という事に気づいた話

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