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抗ガン剤の量と副作用と予後の数値の変化 闘病記02

いよいよ抗がん剤治療が始まった。その後の症状や変化についての闘病記02
ガンの転移によるステージⅣ宣告に関する葛藤 闘病記01についてはこちら

ガン転移ステージⅣという言葉への葛藤 闘病記01

入院して抗がん剤の投与が始まった(約1週間の入院)

一度抗がん剤の治療を経験してる母にとってはもはや慣れたもので、ベテラン看護師のようにてきぱきと入院支度を済ませていた
当日、入院する部屋とベッドを決める際に、一人のベテラン看護師が「あら~○さん!おひさしぶり!また来たの?」と声をかけてきた

どうやら、5年前の抗がん剤の治療の時も担当した看護師さんのようで、とても明るく母も安心した顔になっていた

それから3日後に1回目の抗ガン剤の投与が行われて病院での経過観察の日々が過ぎ、予後良好なので予定よりも早く自宅に帰っても良いと医者の診断がでてもっとも帰省する人が多く、もっともインフルエンザなどが流行るであろう
年末手前の時期に、免疫力が下がり始める状態で自宅に帰ってきた

自宅では完璧に無菌を心がけるように、年末の大掃除も済ませ、空気も常にクリーンに保てるように、空気清浄機なども用意していた

プラズマクラスター7000 FU-G51 空気清浄機を買って思った事

抗ガン剤治療後にもっとも気を付けなければいけないのが、自己防衛機能である免疫力が低下するため絶対に他の病気にかかってはいけない事
ほこりひとつで咳こんで、肺炎になってしまう危険性もある。風邪をひいても免疫機能が動かないので熱がでずに気づかない事もある

本人がいかに安静に部屋で寝ていたとしても、同居する家族などが、外部から持ってきた風邪菌などに感染するだけで命取りになってしまう
抗ガン剤治療の怖い所は、白血球が減少し免疫力がなくなってしまうため、そういう事故がもっとも怖い

ゆえに家族全員で意識を統一しなければいけない・・というのをすでに5年前に一度経験してるだけに我が家のチームワークは抜群だ(笑)

ガンマーカーと好酸球と好塩基球の値に思う事

抗ガン剤治療を受けた後、一定期間ごとに体内の状況を検査する。その際に様々な数値をもとに医者が進行状態を確認するのだが、その複数表示される数値の中にいくつかの目安になるものがある
ガン(腫瘍)マーカーの値
具体的な数値はどのくらいだといいのか?という事はその数値からさらに計算が必要らしく、その辺は医者先生側でしか把握できないようになっているが・・几帳面な母は5年前に初めて抗がん剤を飲んだ時の診断結果を持っていたため、5年後の転移癌である現在の抗がん剤治療1回目の診断結果と照らしあわせてみた結果
5年前:約14→約7
5年後:約14→約7
なんだ同じか・・ん?(;´・ω・)あれ? と思ったのが
実は今回の治療は5年前よりも、抗ガン剤の投与量を減らしてるという点

先生いわく、5年前に使った抗がん剤は最も強い薬だったらしく、足先に一部麻痺の症状が現れた母の状態を考えて、今回は量を減らしたようだ

今回は免疫注射はいらないね 発言

抗ガン剤治療後、白血球の数が少なすぎると、2回目の抗がん剤投与を行えないため、途中で免疫力を上げるための注射が行われる事がある。
5年前は、初回の抗がん剤であまりにも免疫力が下がってしまったため3本も免疫注射を行ったが今回は、1本も打たずに済み、この様子なら予定どおり2回目の抗がん剤治療も行けるとの事

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