耳が蚊の羽音を確認し、目視でも確認したため、供物として血を捧げて見ようとノーガードしたら…色々達観したという気づき
蚊の生態について
一言で蚊と言ってもその存在の行動は雄と雌で大きく違う
雄は噛み付いて血を貪る
雄は茂みに潜み、侵入者を襲う
雄は何も生まない
雌は侵入し活動が止まるのを待つ
雌は気づかれないようにこっそり血を吸う
雌は数万匹の子供を産む
蚊柱とは1匹の雌を取り合って雄同士が争う場所
これを聞いて、え?1匹から数万匹も産んだら大変な事になるでしょ!((((;゜Д゜)))と思うなかれ!そこに自然の生態系があれば、自然に淘汰のバランスがある
幼虫の大半は水性昆虫の餌に
アメンボは鳥やカエル、バッタの餌に
成虫になれば蜘蛛などの餌に
だから生態系のバランスができている=蚊の大量発生はない
それぞれの生物にはそれぞれの自然界での役割があるからこそ、その繋がりの役割のひとつを担うのが蚊(雌)であり、逆にいえばその1匹を活かすだけで、自然生態系にとてつもない貢献を果たす事にもなる
人間は1mlの血を分けるだけ
蚊に刺されても、人間は1mlの血が減るだけ。先日、2年ぶりの献血で400ml血を提供してきたけど、その1/400程度の減少なんて大した事はない
そもそも蚊にとっても、人間を憎くて攻撃をしている訳では無い
蚊に刺されると痒いというのは、吸った血が体の中で凝固しない成分を混ぜながら吸っている際に、命の危険を感じて途中で緊急離脱をするから、凝固防止成分が体に残ってしまうのが問題
本来は刺した針から出した凝固防止成分まで回収して離れるため痒みも残らない
命の危険さえ感じなければ、蚊は自然天然の麻酔針のスペシャリストという人間にとっては無害な存在(雌に限る)
虫1匹は人間よりも尊い
人が罵倒する言葉に、この虫けらが!(# ゚Д゚)ノという自分にとっては取るに足らないものというレッテルワードがあるけれど、その虫がいなければ人は自然と繋がる要素がなくなってしまう
これは自分の家庭菜園で、近所のおばちゃんと話してて気づいた事
おばさん「あれ?スイカできてるね!え?手作業で受粉とかしたの?」
私「あ、ほんとだ!って事は蝶とか蜂で自然受粉できてるって事かな」
何気ない小さな変化をもたらしたのは、小さな虫けらと呼ばれる存在達が数世代(人間で言えば1か月くらい)にまたいで成し遂げた偉業
その世代を繋ぐ母たる1匹の命を生み育てるためには糧がいる。その糧となる存在を産むのにもまた同じように、母たる1匹を活かす必要がある
その後に数万の命を生み、その生まれた数万の命が他の数十万の命を繋ぐ糧となり、その繋がれた命の結晶たちが、この自然受粉という有難い偉業を成し遂げてくれた
その自然の大地とそこに住む虫達の共同製作したモノが自然の果実や作物という
とても尊い命の結晶
自然天然のものは全て肉体を維持するための生命の実と言えるだろう
その始まりは小さな1匹の命を殺さず活かすこと
これを仏教では、放生(ほうじょう)というらしい
放生とは捕らえられた魚介、鳥、動物などを殺生をしないで池、川、山林に放す法事であり、その起源は古くインドにおいては釈迦在世の時代から行われていた
私は無意識に釈迦に関する事を実践する事が多いから、もしかしたらお釈迦様がアドバイスくれたのかも?
現行の方生の説明には魚介、鳥、動物という限定になっている辺りが…薄っぺらいというか、虫が嫌いな人が作った都合のいい解釈に思える
私が釈迦だったら、その方生の精神の本質、目に見えない存在、虫や微生物にまで遡って実行されるべき思いやりと考える。なぜなら人は微生物と共存して活かされているから
人間と虫1匹
自然界にとってどちらが有益か?
人は人が生きるためにあらゆるものを食らう
何かを生み出すために何かを犠牲に使う
虫はそれぞれの生きて死ぬ流れが、別の役割の虫の糧となって建設的に引き継がれて言って、その創作はどんどんと大きくなり、始まりは微生物でも、人をも越える大木を育てあげるほどに皆が繋がっている
人間は自然から切り離され孤独(虫入ってるし)
だからそのサイクルに繋がるために、人間として自然に何ができるか?を見出さなくてはいけない訳で・・今のとことりえあず、蚊に血の1mlあげて殺さずに自然に戻してあげる(´・ω・)つ強く生きろよ
その方生の気持ちを持つだけでも、地球に貢献できるからねって事で、蚊に身を差し出したんだが・・
蚊がなぜか刺してくれない・・?
耳元でプーん!プーん!と飛んでる羽音が聞こえたので、距離感を探ってたら、この記事の下書きをしているスマホのライトの所に来て姿を見せた
((((;゜Д゜)))顔はやめて!ボディにして!
さぁ食え!ほら吸え!と手足を差し出して微動だにしないで息を潜めて聞き耳を立てていたのだが、一向に羽音が止まらない?
そこでよーく耳を凝らして聞いてて、はっ!Σ(´Д`;)と思いました
余談ですが私はミニドローンを数十種類も飛ばして来た経験があるため、虫の羽音とミニドローンのプロペラの音がよく似ている事を知ってます
その経験からいえば・・これは、ボディバランスが重くてスピードが出ない時の音だ! と確信
つまりもう血は頂いたので後は無事に外に去るだけという状態で飛んでるんだろうと思い、よくよく思い出すと、スマホのライトに寄ってきた時にまあまあのでかさだなと感じたのは、たっぷり血を吸って膨らんでたからなのかも?
そこで、羽音を頼りに部屋の中で所在を見つけたので、窓を開けて、空気の通り道を作ったら、そのうち羽音は聞こえなくり出ていったのだろうと思う
方生成功 Σd(・ω・*)徳を積んだぜ!
最近思うのは、虫は気持ちが通じる という事
昨年も蜘蛛に対して「ここは人の通り道だからせっかく作っても巣を張ったら壊すよ?」って伝えてたら、人が通るスペースを開けて同じ場所に巣を作るという住み分けに成功したし
今年も春先は蜂がでるんだけど「ハイハイ、敵意はありませんから横通りますよ〜」ってやってたらいちいち威嚇されなくなった
たまに1匹とか巣を離れてずっとついてくるのが、威嚇じゃなくて好奇心からくる興味なのかな?って思うと
蚊がスマホの光に近づいて姿を見せたのももしかしたら・・
蚊「血を分けて頂きありがとうございました。お手数ですが、外へ出る扉を開けてくれないでしょうか?」
って意思表示に来たのかもしれない
最初はそれに気づかずに、上半身はやめてくれよ?と手で払い除けてしまったけど、ふと もしかして?(゚д゚) と気が巡ったという事は、蚊の意思氣が私に伝わるまでにラグがあった
これ 引き寄せの法則のタイムラグ と似ている
引き寄せは想い描いたら手放して忘れないといけない。この蚊は私に懇願したけれど、伝わらずに断られたがためにその希望を手放した
蚊の寿命にとっての数分という時間は人間にとっての数年に匹敵するだろう。その数年もの間、重い体を抱えて飛びながら、我が子を産むという目的を果たすために、外へと繋がる出口を私に求めた結果
蚊が求めていた出口が時間差で引き寄せられた
なんてな?
でも直感にたけた人ほど、虫の知らせって大事にするから気づきやすい
その小さな気にも気づいてくれるだろうと気を引くのが虫の知らせだとしたら・・こいつは『無駄な殺生をしない放性の氣を巡らせている』と敵意がない事を感じ取ったから 想いが伝わるかもしれない!って姿を見せて近づいてきたのかも?
1寸の虫にも五分の魂
意味:小さく弱い者にも、それ相当の意地や根性があるのだから、どんな相手でも侮ってはならないというたとえ
小さな事も大事にする
この言葉面白いね
たかが虫、されど虫
ミミズだって、オケラだって
アメンボ(蚊の幼虫)だって
みんなみんな生きているんだ友達なんだ
気がつくと人間も自然に敵意を向けなければ自然に襲われる事も無いんだなと…
ただ敵意とは何か?
人間の感情による直接的なものではなく、化学肥料による土壌汚染や人間都合のグレートリセットといった間接的に影響を与える事で自然や虫の恨みを買う事もあるかも?(笑)
因果の鎖は人間だけにあらず
この世は全てミクロでマクロな宇宙さね
人の目線から虫を見て、虫の世界にも人間と変わらない命の育みがある事に気づき、活かすも殺すも自分の精神レベル次第
虫は気づいてサインを出している
虫に食われるものは自然の循環の一部、野菜も果物も人もね
魂の年齢が高い人なら、その命がかつての自分だったって事もおわかりでしょ?そういうのに気づいていけば、段々とこの意味もわかってくると思う
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