ページレイアウトによって検索エンジンからペナルティを受ける・・。その言葉だけ一人歩きしてテンプレート選びや配置に戸惑っている人も多いけれど、主観をGoogleに持っていって過去の歴史を見直しつつ、今はそれが引っかかるのかよ！？という部分に注目していこう

ページレイアウト分析アルゴリズムとは？

ページの情報構造を分析して、広告が過剰に貼られたページや
主たるコンテンツの発見が困難なウェブページの順位を下げる検索アルゴリズム

つまり、簡単にまとめると
何この広告？このサイト何！？o(ﾟДﾟ = ﾟДﾟ)o ｷｮﾛｷｮﾛ

主たるコンテンツの発見が困難なページとはどんなものか？

ファーストビューに広告が配置されている

ファーストビューというのは、WEBページを開いた瞬間に
スクロールしないで画面上に見える範囲という意味

この時、画面上部、あるいは、中央、ならびにサイドバー、全てにおいて
広告比率が高い場合「どんな問題」があるか？

ユーザーに対してコンテンツの一部として騙しリンクとして機能

多くの人が広告として配置するGoogleアドセンスは記事連動型広告
特定の広告を選択して表示させる事はできないけど
「サイト内の情報にマッチした広告」が表示されます
そのため、サイト内のコンテンツの一部として
「騙しリンク」のように掲載する人もいます

メニューのように見せる：リンクユニット
サイトヘッダーバナー風に見せる：レクタングル
記事頭のアイキャッチ風に：レクタングル
しかし、これらは基本的に禁止というか
「これは広告だよ！」とスポンサードリンクを記載しておけば
問題はなかったため、それは、それは
大量のアドセンスサイトが増産されていったのだが・・

仕組みの変化　リマーケティング広告の表示、関連広告の減少

リマーケティング広告とは？

リマーケティング広告とは、ページにアクセスするユーザーが
以前に見たページ情報、検索情報、商品情報などを分析して
自動的に再度、ユーザーの興味がある情報を見せる広告表示スタイル

さて、ここから、私の楽しい楽しい「憶測」の時間です
(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…信じるなよ？

憶測論を聞きたい人は↓open

従来のアドセンスユーザーが残した負の遺産の一斉掃除？

昔、Googleアドセンスといえば、記事連動型なので
サイト内に書かれた情報にマッチした関連広告が表示されていた
つまり、専門サイトを作って、関連広告を絞りたいサイトオーナーにしても
専門情報サイトを見つけて、そこで広告宣伝したい企業にしても
それはそれは、お互いに「win-winな関係性」でした
しかし、時代は変わり、ネットの法は規制され
企業も広告を出すのがだいぶ減り・・関連広告も減ってきて
マッチした広告が表示されないから
サイトオーナーも「専門サイトを作るメリット」がなくなっていく・・
しかし、月日は流れ、今はヴァイラル・クチコミ時代
ソーシャルメディアの発達で、企業の信頼より人の噂が先行しているトレンド時代
リアルタイムの情報がどんどん更新されていく
しかし！残念なことに、そういった話題性が「人名」などをさす場合
どんなに需要があっても、企業も個人もPPC広告は打てない・・
つまり、アドセンスに表示する広告もなくて
ほぼ自社の宣伝（公式）になってしまう問題が発生
そこで、活躍するのが「リマーケティング広告」というシステム
検索キーワードで広告が該当しないのならば
検索ユーザーの情報を分析して訪れたページの広告枠で
ユーザーの履歴から商品広告を表示しようという仕組み
※現在は楽天が多くでる
ここで、検索エンジンにとっても、ユーザーにとっても
お互いに「win-winな関係」ができあがるのだが・・
そのwin-winの輪に入れないのが
昔大量に作られた「アドセンス狙いの専門サイト群」
例えば、今は薬事法の改正で広告出稿ができなくなった
医療専門関連の情報サイトを例にすると
ユーザーの検索キーワードと広告企業の狙いワードとサイトオーナーの記事内容
これらがマッチしてた場合は、例え、ファーストビューに広告枠があったとしても
それらは全て、「関連した医療関係の広告」がでて、問題はなかったはず
しかし、現在の仕組み＝リマーケティング広告表示にあわせると
ユーザーの検索キーワード　と　サイトオーナーの記事はマッチしても
表示される広告枠の中身がマッチしない（関連広告がない）
すると、その専門サイトの中身がどれだけ素晴らしかったとしても・・
ファーストビューに表示されるのはサイトの中身と関係のない広告になる
もし、自分が「調べたいキーワード」で
こんなサイトに訪れたらどうする？

間違いなくサイトが表示された瞬間に
「ん？(　ﾟдﾟ)なんじゃこの広告？」
となり、ページの滞在時間は短くなり、直帰率も跳ね上がる
たとえ、キーワードに対するSEOが最適化されていたとしても
ユーザーが開いた瞬間に離脱するようなサイトを
検索結果の上位に出しっぱなしでいいものだろうか？
※Google検索結果への信頼性という意味で
そういう意味で考えると、ページ滞在時間や直帰率というのは
やはり、検索結果の上位表示期間にも影響は大きいかも
※人気度？信頼度みたいなものがあるのかもね・・
参考記事：アクセス数とPV数よりページ滞在時間が重要
つまり、まとめるとこういう事になる
企業広告が豊富で法整備もゆるかった時代に
アドセンス目当てで作られた大量の専門サイトが
仕組みの変化で内容と広告がマッチしなくなっているにも関わらず
サイトオーナーが変更もしない状態で完全放置
たぶん、昔は今ほどWEBマスターツールに登録が推奨されてなかったから
Googleからサイトオーナーに注意なり、警告なり送ることができない
しかし、サイトの内容およびSEOが最適化されているので
上位化されてしまう・・が、ファーストビューのマッチしない広告のせいで
なんだこのサイトは！(# ﾟДﾟ)ﾑｷｰ
とユーザーが即離脱を繰り返し、直帰率が高く、ほとんど見られない・・
こうなると、「Google使えねぇな！(# ﾟДﾟ)」
と検索結果に対してクレームが来てしまう・・
という事態になるのを未然に防ぐために
有益なサイトなんだけど・・残念だけど・・今回はね(人∀・)ｺﾞﾒﾝ
と、いっせいに「圏外飛ばし」、あるいは
「人目につかない下位」に落とした・・というのが
ページレイアウト分析アルゴリズムでペナルティ対象になるサイト
だと私は推測しますm9（・∀・）ﾋﾞｼｯ!!　
※あくまで推測ですので事実ではありません
だって、いくら天下のGoogleさんといえ
他社の広告だからダメ！ってのは絶対にありえない
たぶん、むしろGoogleアドセンスだから
自社への信用を失わないためにやってる措置だと思うけどね

トップページ上部設置のスライドバナー広告はペナルティ対象か？

普通に考えて・・「それは広告ですか？」というのは
ロボットはおろか、人間で調査してもわかりにくいと思います
ただの画像をスライドしてるだけかもしれないし
そのリンクが外部ではなく、内部のコンテンツへのリンクかもしれない
だからありえないｍ9っ｀Д´) ﾋﾞｼｯ!!
な～んて、思ってたんですけどね～・・

ページレイアウトアルゴリズムが発動したのは2月10日～らしいですが
実際、同時期にスライドバナー系サイトの順位が落ちてます
サイトの中身や質に問題があった訳ではないのは
このサイトが長い間ずっと上位にいたという事が証明してます

さて、この結果を「どう分析するか？」

単純に広告バナーが問題なのか？

広告でペナルティは、上記（憶測論）にも書いたように
他社の広告である可能性や、広告か画像か判断できない点
今回の私のサイトは

自作画像をスライドさせていた

リンクもただのテキストによる内部リンクだった

にも関わらず「ペナルティ」を受けた点から・・
「アフィリ広告（商用目的）だから」という問題ではないようだ

技術的なプログラムでの問題なのか？

スライドバナー形式の技術は基本的にJQERYやスクリプトで動作させているので
これが原因となると、「このペナルティでの被害」であれば
もっと「世界規模」で騒がれるはず
よって、これも問題ではないと思う

表示速度への影響なのか？

これはなんとも言えない問題で難しい・・
例えば、ヘッダーのスライドという位置で使った場合
まず、サイトを開いた瞬間に一番最初に読み込まれるプログラムになる

そうなると、そのスライドバナーが読み込み完了するまで
それ以下の部位（記事・サイドバー・フッター）が読み込まれない
もし、この現象で多くのユーザーに対して
500エラー（サーバー側のエラー）等が頻繁に出ている
あるいは表示されるまでの時間が異常に長く直帰が多くなっている
この場合は、もしかしたら・・という可能性もなくはない
・・仮説を立てた上で実際に調べてみた結果
「半分当たり」だったかも？

赤枠で囲んだ部分に注目すると
「スクロールせずに見えるコンテンツの・・」
あ～(；´∀｀)　＝ファーストビューやね
つまり、この事からわかるのは・・
スライドバナーなどの技術的な要素がペナルティなのではなく
上部にあるからレイアウトペナルティになる　が半分あたりで
もうひとつは、現在の設置形式に問題があって
ページのレンダリングに遅延が発生している事が問題ならば
指示通り、直接インライン化で読み込むという修正を加えれば
もしかしたら、このペナルティは回避できるのかもしれない
・・まぁ、修正がめんどくさかったら、ペナルティを受けてるサイトの
スライドバナーブロックを根こそぎぶっこぬくのもひとつの処置だね( ﾟ∀ﾟ)ﾉ

有料販売されてるテンプレート自体に問題があるか？

ない！m9（・∀・）ﾋﾞｼｯ!!ｷｯﾊﾟﾘ
騙しリンク
隠しテキスト
noscript埋め込み
怪しいリダイレクトURL
などがない限り、テンプレートって「ただのHTML（PHP）」の雛形です

新築の量産型のモデルハウスです
そこに「何」を入れて、「どう過ごしていく」か？（コンテンツ）
そこで「どんな人たち」と関わりを持っていくのか？（リンク）
もし、ペナルティを受ける対象となりえるのだとすれば
それはその後の「自分の行動」や「人脈」が招く事なので
テンプレートに問題はない！m9（・∀・）ﾋﾞｼｯ!!ｷｯﾊﾟﾘ
少なくともこれらはそのまま使ったとしても
ペナルティになる事はないのでご安心を
Digipressテーマ（WP）実践活用レビュー
賢威テンプレート（WP・HTML）について知りたいなら
TCDテンプレート（WP）はスライドバナーとかついてるよ
カエテンクロスプラス（HTML）内部リンクSEOはばっちり

まとめ：ページレイアウト分析アルゴリズムペナルティについて

過去のアドセンスサイトの一掃※憶測論↓open

過去一世風靡した時代遅れのアドセンス専門サイトを
キーワード検索結果の上位から一掃するためにに発動・・の可能性
古きを知り、新しきを知る　※温故知新
私はこれが一番しっくりくる「合理的な考え方」の気がするなぁ（；^ω^）
掲載した記事にマッチしてなくても広告が表示される仕組みの
リマーケティング広告スタイルが今後のアドセンスと考えれば
新しい仕組みをなじませてスタンダード化させるため
「人為的に起こされた」かも・・(； ･`д･´)…ｺﾞｸﾘ…

対策として

Googleアドセンスを掲載する時は、ファーストビューではなく
記事を読み終えた下、あるいはスクロールするサイドバー中腹くらい
控えめに目を引くような感じが理想かもね
もともと、訪れたユーザーが興味があった商品を掲載する訳だし
・・となると、楽天モーションウィジェットとセットで配置したら
あかん・・潰し合いや・・(((ﾟДﾟ;)))ｶﾞﾀｶﾞﾀ

上部スライドバナー広告がペナルティになるのではなく・・

レンダリング遅延など技術的な問題が発生して
ユーザビリティを損なっているのが原因と思われる

対策として

見た目のアニメーションにこだわってペナルティ食らうよりは
最初から設置しない！
別にスライドバナーにしたって、売り上げが確実に伸びるわけでもないし
そもそも、せっかちな人は画像や広告が次にスライドするまで
( ﾟ ρ ﾟ )ﾎﾞｰって見てないですぐコンテンツ見に行くから
↑とか言ったら見もふたもないんだけどね（笑）
これもひとつのペナルティを受けないための対処法

ペナルティをテンプレートのせいにするな

テンプレートは誰でも再現可能にした雛形であり
誰が使うにしても、ベースとなるものは変わらないのが最大のポイント
HTMLやPHPというのはHTML構文宣言（W3C）等に
準拠してれば、最低限問題はない
つまり、テンプレートを適応した後に、起きる問題というのは
全て、自分が書いた情報、自分で設置したプログラム・・と
全部「自己責任の範疇」になる
今回の私がペナルティを受けた上部に設置したスライドバナーにしても
元々のテンプレートにあったものではなく、後から自分で追加したもの
つまり、テンプレートが悪い！とは
口が裂けても言えない状況(；´∀｀)ｳｰﾑ自業自得

対策として

今回のようにテンプレートに改変を加えて起きた問題は自己責任
技術を導入する前に、トラブルが起きる場合のケースもよく考えておこう
よくわからない物は人が薦めていても触らない
私は今回はおとなしくはずしてみます
それで順位が復活したら、またお知らせします( ﾟ∀ﾟ)ﾉ
備忘録2014/2/27　←　あとで検索しやすくｗ