7/7は七夕だけど織姫と彦星は?歌や行事?風習の真意は?地球上から宇宙の天の川という大スペクタルな星にまつわる風習の謎にせまる考察
七夕(たなばた・しちゆう)とは?
一般常識の七夕
- 笹の短冊に願い事の札をつけて飾る
- 天の川の織姫と彦星が年に一度だけ出会えるロマンチックな日
幼稚園、小学生の義務教育時代に初めて体験する七夕というイベント
子供の頃は大人たちが教えるままに、願い事が叶うから書いて笹につけて星を見ていた
これ・・・なんやねん?(;゚Д゚)ノ (゚Д゚;)イキナリナンスカ!?
今まで思考停止状態だったけど、冷静に考えるととても不思議というか・・
全国民が知らされる必要があるイベントとは思えないのに
どうしてこれが全国に広がって根付いているんだろう?
以前、桃の節句のひな祭りの起源を調べた事があったけど、あれも最初は貴族の娘たちの紙人形遊びが発端で、それが江戸時代に雛人形として城下町の一般の家族にも風習として広がったのが背景にあるのがわかった
年に一度見れるストロベリームーンという満月も、別にピンクだからストローベリームーンではなく、アメリカでちょうどイチゴの収穫時期に現れる満月だからという季節の目安だった
月見の十五夜では月のうさぎという表現、月の黒い部分がウサギが餅をついてるように見える!・・と子供の頃に思い込まされて、なぜか月を見ながらピラミッド型にくみあげた饅頭を食べる儀式
残念ながら月はそんな満月のウサギなんかいる環境ではないというのを、私は自分の肉眼ではっきりと理解したので、この洗脳は解けている
そうやって、様々な事実確認をもとに七夕の歴史を紐解いていくとおもしろい?というか・・やはり不可解な【常識の外側にある考察力】が必要になってくる
7/7の七夕は旧暦 実際今年は8/7日
まず、最大のミスリード、初回から即刻目覚めてもらおうと思う
七夕とは旧暦の7/7であり、2019年は8/7日との事 (゚Д゚;)衝撃の事実
つまり、7/7に空を見上げ、笹に短冊に書いた願いを掲げるという行為は
・・なんだかよくわからないけどみんなやってるからやるという
思考停止の馬鹿の極みと言える(笑)
同年12月2日(天保暦)の翌日をグレゴリオ暦に基づき明治6年(1873年)1月1日とした
またしても明治だ・・
私は5月に自然信仰の神社を訪れた際にある人と出会った
見た目は革ジャンにグラサンのアウトローだけど、ひと懐っこい愛犬パグと一緒の怪しい老人
「若いのにこういう何もない所に興味があるのかい?」
そこで立ち話の際に教えてくれたのが、足元に門跡があるだろう?
昔はここに神殿があった跡だよと、教えてくれた
目の前には明治時代に神殿を移動したという旨を伝える石碑があった
「祟(たたり)」と「崇(あがめうやまう)」はあまりにも似ていて間違う
冠を逆さにするだけでまるっきり逆の意味になるのがどこか怖い(そのうち考察してみよう)
本来の神社参拝の経路でもなく、脇道にぽつんと広がった空間
なぜか気になったからふらっと入った雑木林
偶然にも昔はそこに神殿があったというのは、今ならまるで呼ばれたような気もする
使い道のないはずの石碑の写真が今こうして歴史を伝えるために必要だったのだ
明治の歴史改ざんの根は深い(あらゆる方面)
石碑が物語るのは、現代社会のルール、教育、常識に限らず
神社仏閣など宗教にまつわる歴史も明治に改ざんされたというまぎれもない事実である
その改ざんされる前の日本は、太陰太陽暦という暦であり、その旧暦の7/7の風習だけが、今でも根強く全国に残っているという【事実をどう捉えるか?】という事だ
織姫と彦星のロマンチック話が年に一度のタイミングの問題ならば、暦が変わった時点で7/7ではなく正確な日付に変更しなければ完全なすれ違いである
その訂正が行われないという事は・・行事事態に儀式的な意味はないという事が言える。もしくは、明治時代において、それを重要とは考えないでただイベントだけ引き継いだか・・あるいは、意図的に間違った日付に行うようにわざと訂正しないか
その辺については、これから別の角度から七夕というイベントを考察していくとわかってくる
牛郎織女:中国発祥の物語
天の川をまたいだ織姫と彦星の一般的に伝わる中国の伝承話を調べてみよう
牛郎織女:中国発祥の物語
あらすじ
簡単にざっくり言えば、超働き者の娘と超牛の世話する男が結婚した結果、ラブラブになって旦那が牛の世話をしなくなって牛が病気になったので、天帝が二人を引き離したら、今度は二人とも悲しみで牛の世話をしない状態が悪化し、牛の餓死が増加、天帝が「しょうがねーから、一日だけな!」という面会日を決めたのが七夕(二人が納得してるか不明)
ぜんぜんロマンチックじゃない強制別居物語!! (;゚Д゚)
というか、強制別居を命じられる天帝ってだれだよ?
そして、一番の被害者は牛(笑)
催涙雨という年に一度の日が雨の場合の後付け説
そんな強制別居な上にたった一日の面会日ですら、天の川の水位が上がって氾濫してるから渡れないという謎設定で二人が合えないから七夕の日に雨が降る事を催涙雨というらしい
いや、それ単純に七夕に天気悪くて星が見えないよ?という子供を騙すために、物語肯定ベースででっちあげたそれっぽい言い訳にしか感じないよ?
そう思わせるのが宇宙へと目を向けていけばわかる
こと座(ベガ)とわし座(アルタイル)という目線
織姫はこと座、ベガと呼ばれる星、彦星はわし座、アルタイルという星
このベガとアルタイルについて西洋の星座の物語を紐解いていこう
ベガ・オルフェウスの琴
ギリシャ神話では、オルフェウス(オルペウス)が持っていた竪琴がモデル
太陽神と女神の子として生まれ、芸術の守護神より琴を贈られた吟遊詩人
詳しくは調べていくとなかなかおもしろですね(ぜひ読む事をおすすめ)
私が気になったのは、奥さん毒蛇に噛まれて死ぬ→生き返らせるために冥界にいく。冥界の王と交渉し、妻復活・・ただし地上に戻るまでは、決して顔を見ないことという話の下りから・・あれれ?この話は・・
日本神話のイザナギ・イザナミと似てない?
と思って検索したらすでに同じように気づいてる人が記事として考察してました( ̄ー ̄)繋げましょう
>>オルフェウスとイザナキ~日本神話とギリシャ神話の共通点~
という事は?少なくともベガという星は織姫という人物像とは繋がりはないが、日本神話のイザナミとギリシャ神話のエウリディケと共通であると考えられる
アルタイル ガニメドをさらった大鷲の正体
男でも惚れてしまうほどの美しい風貌の男ガニメドをわが物としようとして、ゼウスが鷲に姿を変えて、オリュンポスへとさらっていった。逃げられないガニメドは神々の小間使いにされたそうな。アルタイルはアラビア語で、飛ぶ鷲、古い記帳だとハゲワシと呼ばれる
また、人に火という知恵を与えた罰として、プロメテウスの炎をついばむ鷲とも言われているそうで・・この鷲の姿が星座になっているらしい
ちなみに、さらわれたガニメドはみずがめ座との事(物語にあわせると)
※実はガニメドじゃないもっと古いシュメール文明の話も出てきて収集がつかないので割愛
ただ、この美しい容姿の男、鷹というワード、全てを持っていたのにすべてを奪われた憎しみと悲しみによる悪魔墜ちの姿を想像すると・・ベルセルクのグリフィスはガニメドの物語から生まれたキャラクターかも?
あれほど、理不尽で残酷で天国から地獄を味わった人間はいないと思うしね・・
って・・彦星の要素どこいったぁぁ!(;゚Д゚) 本筋忘れるほど関係ねぇえぇぇえ
夏の大三角形と呼ばれる二等辺三角形
わし座(アルタイル)、こと座(ベガ)、白鳥座(デネブ)
この三つの星を繋ぐと二等辺三角形になるとの事
※追記:実際に7/7に撮れた夏の大三角形の星座情報を追記しときます(興味があればどうぞ)
ふーん(;・∀・)で、☆を3つ点で繋ぐ意味はなんですか?
っていう所が気になるんだけど、記号、△という形(ピラミッド等)が意味するもの、それを仰ぎ見上げるという事、これをどう捉えるかはわからないが、こんな考え方もある
白鳥に姿を変えた大神・ゼウス
七夕に関係するアルタイルとベガの位置に含まれるデネブ(白鳥座)
ついでだから白鳥座の神話もチェックしてみよう
美しいモノに目がないゼウスはスパルタの王・テュンダレオスの妃・レダの虜になってしまい、ずっと眺めていた。ある日、侍女を見張りに立たせ、裸で宮殿近くの泉で水浴びするレダの姿を見たゼウスは、そこに白鳥に姿を変えて近づき、それを知らないレダは白鳥を抱きしめた
その姿が星座になっているとの事
・・っておい!(# ゚Д゚)ノゼウス!変身&覗きや!
ってか、何でそのムフフな出来事があったんです日記みたいなのが星座に?
その後、レダは大きな卵をふたつ産む事になります(爬虫類すか?)
あれ?ゼウスとレダさんの描写カットされてるけど、子作りしてますね?(そこ詳しく!)
そして、その1つからカストルとポルックスという双子が生まれ、それがふたご座になっているらしいです。もうひとつの卵からは双子の姉妹が生まれ、のちにトロイ戦争の争いの火種・・(以下略)
ちなみに、この白鳥座の捉え方は他にも色々あるそうです
そりゃそうですよね、こんな変身して覗きをいい思い出みたいな星座意味不明です(笑)
ベガの話でも登場したオルフェウスの物語ベースで捉えると、ゼウスの怒りに触れてエリダヌス川に落ちた太陽神の息子パエトンを探す友人キュノクス(登場人物多くて訳がわからなくなる(´ε`;)ウーン…)
という説もあるけど、太陽神の息子はオルフェウスという解釈もあり
しかもオルフェウスは琴と一緒に川にすてられたという逸話も(´ε`;)ウーン…
星座の物語は主観と客観、どの順番で読み解くかによって
だいぶ解釈(都合が良い)が変わってくるという事がわかりますね
ちなみに、おとめ座の逸話に登場するベルセフォネは冥界の王妃なのですが、もともとは人間で地上から連れ去れた人という、あれ?そうなるとゼウス?絡んでね?wというね
繋がりを求めて読み解いていくとここではっきりしてきた事があります
織姫&彦星物語にでてくる天帝=ゼウス
ベガ・アルタイルの物語、星座の逸話すべてに影響してくるゼウスという存在は
傲慢で自分勝手、美しいモノには目が無くて欲しいモノは手に入れる
その手法は、時には誘拐のように豪快でもあり、変身して覗くという繊細さもある
そんなゼウスという人格像をベースにして、考えてみれば
七夕の登場人物は織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)がメインキャストとなっているが
その二人が不遇な環境に追い込まれてしまった原因の天帝はゼウスの可能性が高い
牛郎織女の物語に登場する天帝とは、三皇の治世を継ぎ、中国を統治した五帝の最初の帝と言われる絶対的な存在であると同時に、雷神という捉えられ方もあるらしいです。
となってきた時に、ふとゲームファイナルファンタジーの雷神、雷を司る召喚獣のゼウス(白鬚のおじいちゃん)を思い出す訳ですよ。
ほう、中国の黄帝がギリシャ神話のゼウス・・ってまたゼウスやんw
ベガやアルタイルに登場するゼウスと同じ存在と考えれば、天帝が引き裂いた織姫と彦星という構図が見えてくる
そして、雷神という表現になってくると、日本神話にも雷神というのは存在し、相対するように風神という存在もでてきます
そして、風神はイザナギとイザナミの間に生まれた神という事で・・ここでベガの物語と繋がってくるんですよ!
しかし・・日本書記では雷神もまたイザナミから生まれた存在という事で・・やっぱりね!( ̄ー ̄)ニヤリ (゚Д゚;)何が?
そのゼウスの登場の時系列のつじつまがあわねーよ?があるからこそ逆に信憑性がますんです( ̄ー ̄)ニヤリ (゚Д゚;)だから何が?
さてここまでの流れでギリシャ神話のゼウスが異常に絡んでくる
という事がわかった所で本題に入ろうか?( ̄ー ̄)ニヤリ (゚Д゚;)えぇ
ギリシャ神話・オリュンポスの神々・堕天使たちの話
ギリシャ神話時代の系統図を見ると非常におもしろい事が見えてくる
オリュンポス十二神
この系統図を見ると、地獄の冥王ハデスとゼウスは兄弟に当たる。そして、ヘラとゼウスの兄妹間で生まれた子供が人間と神のハーフと呼ばれる英雄や女神たち。この辺わかりづらかったら聖闘士星矢でも見てみればいい(笑)
今思えば、幼少期の頃からありとあらゆるごっちゃまぜの混沌思想教育をされてきた世代なんだなと思う(アニメはおもしろかったから罪はないが)
この系図はローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦の改良を命じ、1582年10月15日から行用されている暦法=太陽暦以後の情報
日本は明治時代に太陰太陽暦から太陽暦(グレゴリオ暦)に変わった時に、神社仏閣、宗教の歴史が改ざんされたという事は最初に伝えたとおり、それまでの継承されてきた情報の転換期でもある
そのより前の時期に作られたのか、別の解釈で作られたのかわからないが・・こういう別の系図もある
どちらが正しいかどうかなんてわからないし、考察の参考にしてるだけだけど、こっちの系図では、時代背景を無視して所々にゼウスが干渉しているのがわかる(というか最初の系統では親だった世代にも表れている)
この子孫繁栄行動、時代への干渉こそが、星座神話のベースにあるあらゆる悪さにゼウスが絡んでいる歴史的な証拠なのでは?天体とは、天に刻まれた改ざん不能の歴史?解釈だけ変えようとしている?
ちなみに『エチオピア語エノク書』)の中にある「見張りの天使たちの書」には、本来地上を見守る役割を与えられていた200人の天使が、地上の女性に興味を持ち、(;゚∀゚)=3ハァハァして、天使長に堕天してもいいっすか?wと許可得て、地上にて人間を誘惑したという説もありにけりで言えば・・ゼウスもこの一人?(宗教は興味はないので参考の一つ程度)
ちなみに気を付けてね?
この手の宗教系とか、神話系の情報を探っていくと罠が待ち構えてるのでセキュリティソフトなど万全にしていってね
わからない・・本当の事はわからない けど実におもしろいから
私は肉眼では見えない星(等級6.5以上)を見られるようにカメラを購入した
このカメラに偶然出会えたのも不思議な導きや繋がりがあったから
まとめ:織姫と彦星 七夕と太陽暦
この記事をここまで読んだらさすがに常識を疑う事に目が覚めたと思う
7/7日は七夕ではない、最初に七夕という風習ができたのは旧暦であり太陽暦ではない
この日に重大な意味があるとすれば、太陽暦で行われる七夕はデタラメのパフォーマンスに過ぎない
でも、みんなが共通の常識の中で生きていくには、それが当たり前と思考停止するしかない
自分だけ否定しても、周りもそれを認めなければおそらく苦しい葛藤をするだろう
でも、七夕という日付に意味があって、物語の主軸が星ならば大事な事は探せる
織姫と彦星の定義になってる星には時代と国と宗教と神話と解釈が複雑に絡んでいる
織姫を表すこと座のベガに関するギリシャ神話は、日本神話・古事記のイザナギとイザナミの話と同じ
冥界と黄泉、妻を失った悲しみと約束を破った罪の物語までは一緒だが、オチが明確に違う事が重要だ
この古事記もそうだけど、日本には【失われた四世紀の謎】がある
もしかしたら、星座の神話の中に、その失われた歴史に関するものがあるかもしれない
そう考えると決して、七夕というタイミングは単純な風習じゃない
なんでこの日に宇宙を意識させるようになったのか?
その日に宇宙を、その星を限定で見上げて考えて気づけ!というヒントかもしれないし、夏の大三角という△の形状に祈る事でパワーを贈る儀式かもしれない。十五夜の団子なんて完全にピラミッドパワーだ。それを言えば鏡餅もそうだけどw
星座なんか普段は1mmも興味もない奴らが・・強制的に宇宙を見ろ!と促される行事が七夕と十五夜。これが何を意味するのかはわからない・・現時点ではわからないが・・
七夕ってなんで笹?なんで短冊?なんで織姫彦星?なんで天の川?
たったこれだけの疑問がここまで広がった上に、また答えが遠のいた(星だけに!)
そして、どこまでが作られた世界(概念)で、どこからが本当(史実・事実)なのか
よりいっそう好奇心が膨らむ考察であった(*´Д`)たまらんな~
こうやってばんばん点と点が繋がって線になっていく感覚を得られるから、みんながこれは常識だ!って言って目を向けないような事を探究するっていうのは楽しいんだよ
とりあえず、本当に宇宙を見上げるげきタイミングは旧暦の7/7日であり
2019年の場合8/7 らしいです 星に願いを、天の川を見上げるならその日にね
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