好奇心

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大雨で水害が起きた後の二次被害に備える心構え

浸水被害、道路が冠水などの水害があった場合、気づかないままに二次被害、三次被害に発展しないように、気を付けるべき心構えについて

汚染水への接触後の消毒対策の重要性

台風19号は史上最大規模の勢力と言う割りには、各地で暴風ではなく水害被害が多かった印象を受けます。被災した地域では、ダムを緊急放流し、川が氾濫し、道路や住宅も浸水して水害に合ってしまったようです

また、暴風域ではなく通り過ぎるだけの宮城県でも駅前が浸水するなど、相当量の雨による水害が確認された訳ですが、川の氾濫やマンホールからの逆流によって本来は人の往来する生活圏とは切り離されていた汚染水、下水などが、雨に混ざっているため

単純に水が引けば日常に戻る という感覚では、気づかないまま健康面での二次被害、三次被害を引き起こす可能性があります

放射能漏れという訳でもないので公共事業で町中を汚染除去という作業をする事はないと思うので、自分でできる、自分の身近な人を守るための、最最低限の自己管理意識を覚えておきましょう

水が引いた後の具体的な生活レベルでの除菌意識

今まで外で遊んできた子供が手を洗う洗わないという意識は家庭それぞれだったかもしれません。しかし、一度水害で全ての地面が汚水にまみれてしまった場合、いつどこで病原菌に汚染されているかわかりません

地面に触れなければ大丈夫!という話ではなく、乾燥すれば、部屋のハウスダスト同様に風で舞うので口から吸い込む事にもなるかもしれません

そのため、次の事はまず子供から大人まで徹底したほうがいいと思います

外出する時はできるだけマスクと手袋着用を意識
帰宅時は手洗い・うがいを徹底・服は即除菌・滅菌
ペット外出時は、帰宅後、全身徹底除菌

家族レベルで徹底する意識を持たせたほうがいいです

また、水が引いたら確実に最初に行ったほうがいいのが徹底的に掃除して除菌する事

手指や家具、床の洗浄・消毒などには逆性石けん
食器や衣類、浴槽の除菌・消毒には家庭用塩素系漂白剤

ドラッグストアで購入できる日常品ですが、最寄りの店が営業してなかったり、購入者殺到で品切れの可能性もあるので一応リンク。大量に使用する事になるので業務用がいいかと

逆性石けん(塩化ベンザルコニウム1ケース(500ml)×20本+4本)¥6985

家庭用塩素系漂白剤(キッチンハイター・業務用)¥4018

除菌も消毒もちゃんとしたいけど、素人が掃除した所でどこかに抜けがあってずっと室内に汚染物質が残る事になるのも嫌・・、あるいは除菌や消毒したいけど仕事や生活に追われて時間がない!という人は、床下・床上浸水などの特殊清掃のプロ業者に依頼するのも確実だと思います

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エアコンの室外機の清掃も忘れてはいけないポイントです。室内、床上などの清掃が終わってエアコンをつけた時・・また室内が汚染されてしまいますからね(;^ω^)最初にやっておいたほうがいいかも?

また、建物だけじゃなく、庭や車庫など、汚水が染み込んだ所は全て行わないと、後で二次被害が起こるリスクが高くなります

人が集まる公共施設や商売を行ってるお店なんかは、再オープンまでに徹底的に除菌と清掃を行うのは間違いないですが、一般家庭レベル、住宅密集地などでは「水が引いたらそれでよし!別に変なにおいも残ってないし!」という感覚の人も多いと思います

そういう所が病原菌の感染源になってしまっていたとしても、誰も気づく事はないので、健康に影響する病気になったとしても誰にも文句は言えません

だから、自分で自分の健康を守るために勝手に対策としてやるだけの話であり、全員が全員やらなければいけない!というマスト事項ではありません。でも、そのリスクを家族や身内に伝えて自分でどういう結果になるのか?を考えてもらうのはとても重要な事だと思います

いつになったら水害後の汚水病原菌のリスクが軽減されるか?

例えば、畑や田んぼのような自然環境の場合、もともと川の水などを使っているため、様々な微生物がいますし、自然界にもともといる細菌類であれば、環境の自浄作用が働くため問題はないです
(風通しの良い環境、微生物の分解等の自然サイクル)

なので、田んぼや畑の農作物に関しては心配はないのですが・・

人工的な住宅密集地の水害となると、乾燥してもアスファルトの路面や側溝ばかりで、分解して再利用してくれる自然の微生物もいないため、ビルや建物など障害物も多く風で通路を舞い、空気感染で大規模に広がる状態になります

なので、水が引いた=環境が元に戻ったとは言えない汚染環境である事は意識したほうがいいです

一番いいのは意識した除菌・消毒活動だと思います

ボランティアでもいいし、市長や町長が率先して住民意識を高めてもいいし
影響力が高いインフルエンサーやユーチューバ―さんが先導してもいい

募金よりも具体的な支援物資として除菌や消毒関連のものを送るのも凄く役立つかもしれません
とにかく人口的に汚水細菌を除去するという作業を町ぐるみで行う事

自分たちの住んでる町や地域を綺麗にする(文字通り)意識が芽生えると思うし
今後の水害への意識や水害後の対策も次の世代へと伝わっていくと思うし

何よりも地域への愛着も生まれるかもしれない

だけど、おそらくそうはならない(人間だもの)

もっと手っ取り早いのは台風の強い風がどこかへを吹き飛ばすのを待つ
ただ、これは台風の規模や進行経路によっては・・救いの手なのか、破滅への導きなのか

あまり良い手とはいえない神頼みですね

ただ、それまでの少しの間、空気感染や直接汚染を回避するためにマスクや手袋を使う事を意識するだけ
だから、自分で自分の健康を守るために勝手に対策としてやるだけの話という訳です

やるかやらないかは・・あなたしだいの水害後の細菌対策ですm9(゚∀゚) (゚Д゚;)
水害が起きる事を想定した対策についても以前記事にまとめてますので参考までに

大雨での水害対策を真剣に考えてみる

おまけ:天然の台風の役割と人口の・・

人間という存在を無視して考えた時、自然のサイクルにおける台風の役割は
地に落ちた植物の実や種を風で運び大地へ広げ、雨水を与え自然を構築する

台風の中で生まれる雷は上空で稲妻となり電気溶解によって天然の肥料を生み出し地に注ぐ
人間にとって雨による川の氾濫は災害、しかし大地にとっては環境浄化と構築というサイクル

自然界では至極当たり前のロジックに過ぎない
ただし、それが天然の台風ならね?(意味深)

意図的にある地域に狙って、連続で、これでもか!というほど乱立する台風(去年何発きたよ?)は、さすがにインフラ破壊や土地の価値暴落へと影響してくるため・・

天然ものの台風とは思えない人も少しずつ増えてきているのではないか?(意味深)

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