好奇心

直感・閃き・気になる事探究を楽しむ

質問を質問で返す事で問題と人柄がわかる

わからなければ聞けばいいという思考の人は、実は何も考えてない。質問を質問で返すと、そんな人でもちゃんと自分で考えるお話
質問を質問で返す
便利な道具があれば、それを定番として使うように
周りに頼れる人がいれば、その人に「自然に依存」してしまうもの
これについては以前、自発的な教育とは何か?
で、小さな少年とその親のやり取りの事で伝えました
この依存体質の人というのは「質問や相談の仕方」でわかります

わからないから聞く人とわからない所を聞く人の違い

どちらも「わからない」という点は同じですが
前者と後者は大きな違いがあります

わからないから聞く人の特徴

聞けば教えてくれると思っている

言えばやってくれると思っている

自分で行動を起こしていない

このタイプの人は質問や相談の際、非常に文章が長くなり
プロフィールやどんな仕事をしていて現在どのような状況か(身の回りが)・・
という「語りの部分」を非常に細かく書くけれど
一番大事な質問の部分が短く
「何が問題なのか」もわかってない丸投げ状態
人の心情というものは、伝える文章を意識した時
物凄く顕著に現れます
何度も相談内容を読み返せば、文章にこそ書かれてなくても
「自分でやるのがめんどくさいから」 という隠れた気持ちがでています
そのまま読めば自分の状況に同情して欲しいという印象だったり
忙しくて調べることができませんので・・という人任せだったり
とにかく「自分じゃできない!」という主張

わからない所を聞く人の特徴

行動を起こしている

起きた問題を解決しようとしている

わからない部分だけ知りたい

このタイプの人は「今現在起きている問題」
を解決したいため内容は凄く短いです
文章が長い場合それだけ細かく
起きた問題に対する状況を伝えてくれます
そういった文章には「問題を解決したい」
という気持ちがこもっているのがわかります
わからないから聞く人は「感情論」
わからない所があるから聞く人は「理論」
似ているようで求めてる反応は全然違います
その違いは次の行動をとる事でさらに現れます

質問を質問で返すことで何が問題か気づく

聞き上手の人の会話テクニックのひとつに
「オウム返し」という手法があります
自分の話を聞いて欲しい!という人に
ダメだしや、自分なりに考えをいうのではなく
言われた事をそのまま「疑問系」にして返す
もちろん、質問や相談を求められている以上
ただ疑問系にして送り返すのは失礼なので
答えにつながるヒントやアドバイスを混ぜながら
質問された内容を返します
すると、返答によって色んなことがわかります

大事なのは本人が問題を理解すること

わからないから聞くという人の場合
オウム返しをする事で2つの反応にわかれます

わからないと言って来た「部分」を考え始める

質問や相談を送るときの気持ちって私も凄くわかります
まず、「感情が先」にきてしまいます
感情のままに文章を書いていくと必要以上に長くなり
書き終えて、そのままメール送信!なんて事も・・
でも、「それについてどう思うか?」と改めて他人に言われる事で
自分の伝えた内容を客観的に見ることができ
自分がわからない所はどこなのか?
少し、冷静になって問題と向き合い
今度はもっと明確な内容で質問をしてくる人もいます
わからない所を聞くという理論派の人であっても同じ
質問をヒントやアドバイス付きの質問で返すことで
いつ?何を?どこで?どうやって?という
報告してきた「トレースアビリティ」を辿ることができるから
問題が起きた行動はおのずとその中にある
と冷静に受け止め、もう一度自分で考え
「自己解決」してしまう人もいます

そんな事はいいから答えを教えろ!の一点張り

オウム返しといっても、長い文章の場合
ヒントやアドバイスをつけようにも、こちらにもよく伝わっていない
まず問題を浮き彫りにするための内容も付け加えるので
返答も物凄く長い内容で返ってきます
ただ・・

回りくどいことはどーでもいい

とにかく答えさえわかればいい

という「苛立ちの感情」が所々文章に表れる人もいます
※もちろん、暴言ではなく、言葉のトゲ

オウム返しは人間性チェックもかねている

人は何の情報もなければ
他人が「考えている事」「考える事」も理解できません
質問を質問で返すことで

その「今の発言」をどう思う?

その発言によって「何を得られる」と思う?

その発言の「狙い」は何なの?

これを「客観的に」その人自身に考えてもらいます
人に真剣に相談や質問してる人ほど
「自己分析」から「自己解決」の道を見つけます
その時の一時的な感情で話している人は
自分で「相手に何を伝えたのか」すらよくわかってません
当然、伝えられた側にも「正確に伝わる事」はないです
わかりやすいのは就職などの圧迫面接
圧迫面接

この会社に入りたい → どうして入りたいの?

この仕事をしてみたい → どうしてこの仕事なの?

御社の仕事にやりがいを・・ →どこにやりがいを感じたの?

この狙いは追い込むことで人間性を見るテストです
その人が内に秘めた「本気度」がわかります
就職できればいいや~wくらいの考えだと
「予想外の質問」が来た時に答えられませんが
「何を答えるか?」ではなく「どう答えるか?」
本気でこの仕事をやりたい!という気持ちが真剣なら
その場で考えて、「自分の中にある気持ち」を表現するでしょう
質問や相談を人にする前に
こういう「オウム返しされる可能性」を考えてみましょう
そうすれば、人に伝えようとする内容
自分の中で真剣に考えた結果
「わからない所」という問題点が浮き彫りになり
聞くよりも、そこをピンポイントで調べたほうが早い!と気づき
相談する前「自己解決」してしまうかもしれません
わからない・・というのは実は考えていないだけ
考えてないだろ!と改まって他人に言われると
俺の状況を知らないくせに・・!
と反発したい気持ちもわかる(;^ω^)私もそうでした
でも、ちゃんと考え始めれば、わからない・・ではなく
「わからない所」というピンポイントの部分が見えてくる
これを「ひとつ理解」すれば、「他の部分も」わかるかも!
と思えば「わからない所を聞く」という次のステップに上がれる
数学などでも、「公式をひとつ」覚えれば
今までわからなかった「数百の問題」が解けますよね?
急がば回れ(*´∀`*)
まずは、「向き合うべき問題」を考えよう

ま、でも実際の社会ではそういう本質を見失った圧迫面接や同調圧力というものもあるので、心に従う事も大事です

心を解き放つとは環境を変える事から得る学び

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 6 )
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  1. こんばんは。
    主体的に解決しようとしているかどうか?
    が姿勢に現れている気がしますね。
    そこが問題解決の近道にもなるわけですが、
    そうだと気づかない人が多いと思います。
    そうならないように気を付けないと
    いけないですね。

    • カネヤンさん はじめまして
      そうですね、一言で言えばまさに「主体性」
      質問した内容を丸投げして自分の事として受け止めてないから
      返された答えも( ゚д゚)ポカーンとしてよくわかってないのも感じます
      逆に主体性を持って、自分の問題をわかってる方は
      1のヒントで10解決!と、良い形になってる方もいます
      自分自身でも相手に情報を伝えるときは感情優先じゃなく
      論理的に相手に伝わるように考えるのが大事ですね

  2. うむ、私のことだったな・・Orz

    • よしごろうさん ご無沙汰ですね
      いやいや、過去の私の事でもありますよw
      大事なのはそれに「気づいて受け止める事」

  3. またまた過去記事にこんにちは!
    さゆこです
    これは耳が痛いかも。
    理論的になれず感情優先、しかもすぐ脱線(>_<)イタタ…
    わからない事は自問自答しながら3日くらい悩むと大抵のことは解決するので質問自体あんまりしたことないですが、こういうコメントやメールのやり取りで、自分はそんなつもりはなくても「教えてほしいのか?」と思わせてしまう文章で送ってないかな?とか、不快にさせる言い回しはしてないかな?とかは考えちゃいます。
    もししてたら そこは教えて欲しいですw

    • さゆこさん 毎度(≧▽≦)
      たぶん、送ってから悩むって事は感情でちゃってると思います
      ※送る前に3回くらい見直しをしていればそこに気づいて修正できてると思います
      教えてほしいのか? と不快に感じるかどうかは受け取り手の問題もあります
      第3者に判断する権利をゆだねた時点で、そこはもう主導権は向こうにあります
      人柄とか普段の対応スタイルとか、仕事めっちゃ徹夜した後
      これから寝る~というタイミングにぶつかったとか、所説色々ありますが
      それによってもまた対応は変わってくるので、相手もまた一時の感情で受け取る可能性もあり
      あんまりリアクションを気にしても意味はありません、理不尽な返信をしてくる人もいますし
      その後、失礼な対応をして申し訳ありません・・とすぐに冷静になって詫びる人もいますしね(笑)
      というか、聞くならとことんどストレートに聞く!
      「○○がこうで、△△をしてみたけれど、××な□□がとなってしまいましたが
      考えられる理由として■■と思うのですが、他に何か原因って考えられますか?」
      あってれば、お、おう(ほぼ自分でできとるやん)・・
      的外れなら、それ以外にこんなケースもありますよ(アドバイス)
      相手がぶしつけなメールに不快に思ったとしても問題解決の糸口が欲しい
      と理路整然と情報を用意して真剣に相談すれば、アドバイスや助け船は貰えると思います
      逆に何の役立つ情報もなく、おんぶにだっこの他力本願で自分の状況や感情を相手に丸投げした上で
      答えを聞くまで帰りま10する・・これについて自分がされる立場にあったら?どう思う?
      って自問自答すれば「1000%えげつない奴」って気づくと思います
      そこに気づいてもやっぱり相談や質問する目的は問題解決のヒントやアドバイスが欲しい事
      となると、どう話を切り出し、どう相手に明確に伝え、どれだけ真剣な思いなのかを
      時間を取らせず、単純明快に、感情を含みすぎず、手ごろな長さの文章で伝えるか
      自分がそのメールを受け取る立場になった事を、ある程度想定して
      このくらいのビジネスメールだったら対応の許容範囲だなという事を自問自答すれば
      教えてほしいのか?と相手が察するの期待してにおわせるのではなく
      教えてほしいんです!が相手に明確に伝わると思います
      ちなみに圧迫面接っていうのは、そういう事前に準備してきた理論武装を
      一瞬でひっぺがして、心を丸裸にし、逃げ場を奪って追い込むストレステスト
      「さぁ!ここから真の覚醒をしてみせよ!」という
      追い込まれたサイヤ人がスーパーサイヤ人になる素質があるかどうかをテストするのと同じ
      で、将来有望なサイヤ人を見つけて滅ぼすのがフリーザです(笑)
      そして、一番最後に・・・
      トゥルルルル~♪トゥルルルル~♪トゥルルルルトットゥ~トゥルルルル~♪ジャジャーン・・(世にも奇妙な物語BGMで)
      「もししてたら、そこは教えて欲しい」← これが
      「教えてほしいのか?」と思わせてしまう感情文章です
      ※受け取り側が答えなくてもいいのに、答えて欲しいという感情
      理論武装をコメント前半に並べて頂いていますが
      目的は、「私失礼じゃありませんか?」を聞いて安心したい
      というのがこのメッセージの本質と察しました
      ※仮に自分でこの文章を書いたとして仮定
      それを踏まえた上での回答がこちら
      韻踏んでますね(笑)
      感情優先!すぐに脱線!(σ’ω’)σ俺もYO!! 
      親しき仲にも礼儀あり、だけど楽しさもなきゃやってられないナリ ←無理矢理韻を踏む
      って感じでメールのやりとりでも楽しんでるので不快な要素はありませんのでご安心ください
      不快に感じてれば、メールも返信しないし、コメントも非公開だと思います(笑)

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