我が家では生まれてこの方、家族の誰一人も花粉症にかかって苦しんだ姿を見た事がない。年々増えていく花粉の量を目にしても、花粉症って何?というメンタルが逆に怖くなってきたのでここらで納得いく理由を探したいと思う
医者が答える花粉症になりにくい人の例に当てはまらない
花粉症で苦しむ人からすれば、羨ましいと思われるかもしれないが、話を最後まで聞けば羨ましいか?と思える内容を語っていこうと思う
花粉症にならない体質と検索して、なぜ花粉症にならないのか?という自分及び家族の体質について調べた所
以下のようなQA形式の回答があったので、そのA(ならない原因)について突っ込んでいこうと思う
A:花粉症にさらされた量が少ない ×
子どもの頃から暇があれば近所の草むら、土いじりや森など自然に触れまくった健康優良児なので、清潔に保たれた室内で過ごした子供に比べて、明らかに野風や花粉やらにさらされた量は圧倒的に多い・・にも関わらずその当時から現在に至るまで一度たりとも花粉症にはなっていない
A:遺伝的な体質によるもの △
父も母も花粉症になった事がないという事から体質的な遺伝というざっくりした答えはまぁ思えるけど、それ原因解明できてない都市伝説レベル。じゃ、体質的にどんな要素が遺伝すれば、その遺伝子を持っていれば?花粉症にならないDNAがあるのか?って話
そんなものがはっきりしてるのであれば今の世の中、こんなに花粉に悩まされている人はいないと思う
A:食生活の違い・3食しっかり食べる ×
食の欧米化とか、不規則な生活だとか・・一生懸命、悪くなる言い訳を探してるように聞こえるが、子供の頃から大人に至るまで、食生活のバランスや食べるものも大きく変わっているし、自分たちの代だけじゃなく、親の代も含めれば相当な変化だが・・それは我が家に限った事ではなく世間一般みんな同じ
父と母はずっと規則正しい時間で食生活も健康に意識しながら過ごしてるから、花粉症になりにくい人というカテゴリーにははいるが・・私は仕事の朝晩逆転したり、食生活も不規則で食べたり食べなかったり、一人暮らしの頃は不健康の極みで栄養失調一歩手前までなった事があるが・・その時ですら、花粉症のような症状が出た事は一度もないのでまったく見当違い
この3つのQAに関しては、不規則・不健康・不潔・・書いてて(;´・ω・)うわーって思うくらい、家族は別として、私自身の生活態度を振りかえれば、花粉症になるべくしてなる理由をすべて実行しているにも関わらず花粉症にかからないのだから、医者が回答してる内容は、それっぽい解釈のいい加減な話
謎は深まるばかりである・・そう考えた時に、怖い情報を見つけたんだ・・
花粉症と寄生虫の関係
そもそも花粉症とは、体内に花粉が入ってくる事で、免疫細胞が過剰に反応してしまい、エマージェンシーに敵とみなし、ヒステリックなアレルギー反応を起こす事で、口から咳・くしゃみや鼻から鼻水・目から涙などあらゆる涙腺経路から、異物を体外へと押し出そうという過剰防衛状態なのである
しかし、花粉症にならない人は、同じように花粉を吸いこむ環境にいても、免疫細胞が花粉に対して過剰に反応しないだけなのであるのだが・・その理由は、過去に寄生虫などが体内に入り、花粉以上のアレルギー抗体が出来上がっているため、花粉程度ではどうって事ない(笑)
という耐性ができているという点
寄生虫が体内に!?(゚Д゚;)いやー・・っていう話しじゃなくて、過去は当たり前の話だった訳ですね。だって新鮮な海の幸やら山の幸を食べて生きていたんですからね。
昔は自然と共に暮らす不衛生な環境だった。畑の肥やしも動物のフンを肥料に無農薬栽培してたから、寄生虫(回虫)が自然に入る。漁業で釣れた魚も新鮮なまま生でさばいたり、焼いても半焼けで食ったかもしれない。さらにいえばギョウチュウ検査なんかもないから当然、6~7割近い国民が寄生虫と共に生活をしていた
我が家も一時期、父の仕事の関係で田舎暮らしになった事があったんですが、田舎コミュニティは自家製野菜だったり、自然に山に自生してる山菜だったり、海で取れたてのウニやら生魚やらと・・都会暮らしの人が高級食材とし、高いお金を払わなければいけないようなものをほぼ無料で食ってた訳ですが・・
当然の話、そら自然界のモノを口にするのだから、その過程で魚の体内や野菜の内部についている細菌や寄生虫(回虫)だって一緒に口にする訳です。最初はそら異物として体も過剰反応するかもしれませんが、耐性・免疫というものがつき、いずれは抗体が出来上がります。
人間はそうやって慣れてくるものなんです=自然と共に生きる
で、この説がほんとうかどうか、当時の田舎育ちグループの何人かに聞いてみたんですがね、田舎コミュニティでは花粉症にかかった奴はいない と事で、この寄生虫が体内に入り免疫力が着いた人間は、花粉には負けない説が濃厚になりました
つまり、逆説なんです
潔癖・清潔・衛生的な環境で育つ人=自然と共生できていない
本当は杉花粉やら花花粉やらが増えても、自然にあるもの(細菌や虫含む)とうまく共生できていれば、そんなものは外で吹くそよ風みたいなもんと一緒。子供は風の子という表現があったように、元気に外で自然の植物や生物と触れ合った少年少女時代を持つ人ほど、花粉症になっていない傾向が強いようです
※若者に比べて高齢者が圧倒的に花粉症発生率が低いのもそれが関係してると思います
アンケートを取った地域が都会なのか、田舎なのかによって人の暮らしもだいぶ違いますが、戦後まもなくの高齢者(団塊世代)に至ってはどの地域にいても確実に自然と共に生きた期間があると考えれば納得のデータです。その次の世代、医療・衛生面が発達して近代化した世代から、細菌の家にエアコンやら空気清浄機があるのが当たり前くらいに思ってる世代にかけて花粉症にかかってる率が高いのがわかります
外に出て遊ぶというのは、単に体を動かすだけでなく、家の中にはない、自然界を飛んでいるあらゆる細菌との共生や免疫力を高める大事なファクターかもしれません。例え都会であってもスギ花粉やら飛んでくるレベルで自然の力は空気中にある訳なので、速い段階でそれに慣れて、抗体を作るのが正解なのかもしれない
手っ取り早い花粉症対策に虫(回虫)を喰おう!・・とは言わないので、ホメオパシーとかしてみたらどうでしょう?ホメオパシーは毒には毒を持って制すという考え方で薬のように科学反応を体内に発生させるのではなく、自己治癒力を増幅させて自然治癒をサポートするという変わった視点を持ってますので、興味を持ったらこちらの記事をどうぞ
なぜ花粉が増加するのに国有林は杉?という悩みについて
花粉症に悩む人の多くが、花粉の原因となる国有林の杉をなぜ増やすのだ!という怒りを持っているかもしれませんが、時代背景と現在の状況を紐解いていくと、なるべくしてなったんだ・・という悲しい現実を理解する事になります
わかりやすくダイジェストでまとめます
- 戦後の日本復興に材木が大量に使われたため木材が足りなくなった
- 国有林である杉を使いたい国民に対しそれを拒否した国
- 4回の協議を経て、住居用の材木として供給を承認
- 材木として切り倒した分の杉の苗を植えた
- 当時、大量の切り出しに対し、大量に植える準備ができたのが杉だけだった
- 家の建築ブームが終了し、材木の需要がストップする
- 切りだされなくなった杉及び植えた杉が長い年月を持って成長
- 年々杉花粉が増加するのは、杉がどんどん生育していくから
過去に需要が高まり、増加をしたものの不要となった・・
その後も使われる事がないけど、自然に育った=花粉大量発生
- 花粉症に悩む国民:杉を減らせばいいやん!(# ゚Д゚)
- 建築業界:国有林減らすほど建材需要ないやん?(;´・ω・)家買わへんやろ
- 国:無料で国有林を破壊しろと?(;´・ω・)予算組んで作ってるのに?
という様々な業界の意見に対し、杉サイドの目線で見たら
・・(;´・ω・)なんか、俺が杉で花粉だしてすまん・・って感じだよね
実は国有林の扱いってすごくめんどくさいんですよね。昔、防風林の杉が倒れてきて人や建物が巻き込まれるというレアな場面に遭遇した事があるんですが、その際も勝手に杉の除去をしてはならず、環境庁だかに連絡を入れて、担当の者が現地で確認をとってから・・という、きれっぱしの残骸ひとつでも取り扱い注意案件なんですよね
だから、この花粉症の問題は、おそらく来年も「今年は昨年に比べてさらに・・〇〇倍に!」という状況になっていくでしょうね(-_-;)
最後に、花粉症にかからない人でも注意が必要なのが、新型花粉です
- 花粉+PM2.5が結合したもの
- 花粉+光化学スモッグが結合したもの
- 花粉+放射性物質が結合したもの
怖いのは自然界に存在しなかったもの・・人為的に作られた化学物質と結合した自然界の花粉は、もはや人間が抵抗できる抗体など存在しない危険物質・・┐(´д`)┌ヤレヤレ、これ飛んで来たらどーにもならんけどね
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