選挙投票を行いに行くとき一緒に受け取る事になる国民審査用紙。辞めさせたい裁判官を選ぶ!?という項目に(゚Д゚;)疑問を感じた【なぜ?】を大切にしよう
国民審査とは?
総選挙の選挙投票に行くと、投票用紙と一緒に国民審査用紙が渡される
「裁判官で不信任にしたい人に×をつけてください。」という簡易的な説明と
10人くらいの裁判官の名前がずらりと並ぶこの謎の用紙
???(;・∀・)初めて選挙に行く人はこれ何?と思う事もあるだろう
これは事前知識がなければまったくもって意味不明に感じるかもしれないが
最高裁判官を選ぶために行われる国民審査投票と呼ばれるもので
あなたから見てこの人は最高裁判官の適正がありますか?なければ、×をつけてください
というなかば強制的に国民を巻き込んだ無責任な投票手法である
実は、意味を知ると納得のいかないからくりがある
納得いかない理由:説明が足りない
この件について、ネット上では多くの人が「意味わかららん」という声に対し
一部の識者(法律に詳しい人)は「ただの勉強不足だ」と一蹴
どうやら政治家の選挙の公約のような新聞広告に、事前に裁判官リストに並ぶ人の略歴や判例など
一応情報を伝えているので、確かにこれを見落としていたとするならば勉強不足かもしれない
しかし、毎回選挙で国民審査が行われる訳でもない(10年に一度)
納得いかない理由:白紙投票は全員を信任した事になる裏からくり
国民審査?裁判官の適正がない人に×をつけてくださいって・・(;´・ω・)誰が誰だか・・
何もわからないのに、知らない人に×を付けるなんて・・という心優しき日本人は
大半が無記入の白紙投票になります(これは真理)
これはわけがわからない(なんでクビ宣告に協力を?)という感情による
はっきり言えば、無効票になるべき白紙投票という意思表示なのですが
なんと、白紙投票=あなたは全員裁判官に適正があるって事ですね!
という集計の受け取り方になるそうです
それならそれで、適正がある人に〇をつけてくださいとか
白紙の場合、全員問題なしという事になります 等説明が必要
これに対し、識者はこういう「そういう投票システムにしてるんだ」と
×以外に〇とか書いたら無効票になるぞ?
そもそも、投票用紙の集計をする場合、〇と×の両方があったら集計が取りにくい
×以外の記述があったら無効表、記述がなければ問題なし のほうが早い
という投票システム側の効率化の目線で語ってくれたので納得
おかげで、別の角度から国民審査について考えられそうだ( ̄ー ̄)ニヤリ (゚Д゚;)
納得いかない理由:過去に罷免された最高裁判官はいないらしい
さて、上記のように、よくわからないから無記入で投票した場合
書かれている全員の裁判官候補に信任が1票ずつ入るシステムになるので
仮に特定の人に×と書かれていた集計があったとしても
統計で言えば、信任票(無関心)のほうが圧倒的に多くなるため
誰一人として、不信任になる事がないという驚きのからくり!
まさにここにも統計不正の影が隠れていたのでした!(゚Д゚;)
つまり、国民審査で仮に×が多く集まった所で裁判官をクビになるなどではなく
単純に統計(マイナスの多い少ない)で最高裁判官になれるかどうかに影響するだけでした
・・がそういった説明の記載がないので、心優しい日本人の多くは
(自分の一票のせいでよくわからない裁判官の方が罷免されて職失うかも・・)と考えると
任命責任ならぬ、自分の1票がそれに影響したと思いたくない
=白紙投票=全員信任って事ですね?( ̄ー ̄)ニヤリという心理をうまくついた姑息なやり方
普通無記名の白紙だったら無効票にするよな?
納得いかない理由:最高裁判官の国民審査は10年に一度(2度目はない)
一度国民審査を受けた裁判官は10年間の任期を全するらしいのだけど
そもそも60歳以上、70歳が定年の最高裁判官にとってたった一度の審査でしかない
別に誰がどう選ばれてもいいけれど・・って開き直るしかない理由は上記にも書いてる通り
白紙投票=無関心=意思表示なし=無効票にならず全員信任という流れがあるから
×つけて投票=×が一番たまった裁判官でも罷免はない
これって国民審査をやる意味はあるのだろうか?
今後の対策なども考察してみよう↓↓
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