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初心者向けの天体望遠鏡を買って使ってみた感想

初めて天体望遠鏡を買って、実際に使ってみたので、どういう感じで利用するのかも含めて使い方等を説明

初心者向け天体望遠鏡を買ってみた

天体望遠鏡 初心者向け
セット内容

  1. 天体望遠鏡(焦点距離400mm・口径70mm)
  2. ファインダースコープ5×24
  3. バローレンズ(増倍鏡)
  4. 三脚
  5. 接眼レンズ×3 6/10/25mm
  6. ムーンフィルタ4種 赤/青/黄/緑
  7. Bluetoothシャッター
  8. スマホホルダー
  9. キャリーバッグ

天体望遠鏡の組み立ては意外と簡単だった

たまにレビューで中華製とか英語の説明だけで、組み立てがわからないというのがあったけれど、私が購入したタイプは説明書に日本語がついてた・・けど、組み立て方法は詳しく書いてないという事実(;´∀`)
天体望遠鏡 日本語
でも、天体望遠鏡の基礎知識を先に勉強してたので、だいたい完成図を見ながらやればわかるので簡単でした。知識がない方はまずはこちらの記事でお勉強を(^^ゞ

天体望遠鏡に興味が出たので基礎知識を調べてみた


まず、三脚をしっかりと固定します。次に天体望遠鏡側にファインダースコープと天頂鏡を固定して、三脚とドッキングします。あとは天頂鏡の先端に接眼レンズをとりつければセットアップは完了です

ファインダースコープで対象に狙いをつける

天体望遠鏡 練習
望遠鏡の側面に取り付けたファインダースコープには十字のマークがついています。この十字の中心を見たい天体にあわせると、メインの望遠鏡の中心がちょうどそこに向くようになっているので実はファインダースコープはとても重要です
ファインダースコ―プ
私のセットは5×24mmだったので、倍率が高ければ高いほど明確に中心にあわせやすいと感じました

ピントを調整するフォーカスホイール

フォーカスホイールというのは望遠鏡の後ろの部分についてるダイヤルでピント調整に使います。接眼レンズを変えると倍率が変わるため、フォーカスホイールでの調整が必要になります
このピント調整で被写体となる天体がくっきりはっきりと明確さが変わってくるので重要です

スマホホルダーは被写体にピントをあわせてからつける

自分で覗く変わりに映っている星をスマホの画面で見たい場合はスマホホルダーを利用します。これは接眼レンズに固定する形になるため、接眼レンズだけを取り外して、スマホを固定してから、接眼レンズを望遠鏡に固定するのが一番確実です

Bluetoothシャッターリモコンは地味に重要

スマホを固定してみてわかった事は、画面をタッチといったちょっとした振動もせっかくあわせたピントの狂いに繋がる事。天体の写真を撮影するにしても、動画を撮影するにしても、無線でボタン操作できるかどうかは結構重要
そういう意味では、リモコンシャッターボタンがついてるのは利に叶ってるな~と実感

ぶっちゃけ月を見た感想と感動

天体望遠鏡 実践
ネットなどの動画でこれが月です!と見せられる映像とは違い、今自分がいる場所から、自分の目で、いつも見ている月の姿と、まったく違う真実の姿を見るというのはある意味衝撃でした
そのくらいはっきりと変わった理想・想像と現実の差を映像に残したかったけれど・・あいにく天候に恵まれない日々が続いてるので、撮影できたらここに載せますね(/・ω・)/

Sky Explore SE-AT100N RD 全自動天体望遠鏡レビュー


さて、そんな星を見るという新体験を経験した後に感じた、これから私と同じように天体観測を始めてみようかな?と思った人へアドバイス

安い架台は絶対に安定しない

架台とは天体望遠鏡を固定する三脚の事。コスパもよく軽量で持ち運びやすい初心者向けの架台は、その軽さゆえに安定感が低く、ちょっとした力でも動いてしまう
そのため、安定して使うためには、足をあまり長くしないで、短く地面に安定するように使うとズレが生じにくいと思います。ただそうなるとファインダースコープが覗きにくいという問題もでてきますけどね(;・∀・)

ファインダースコープがもっとも重要

肉眼であの星を見てみよう!と狙いをつけるためにファインダースコープで向きを調整します。ここで十字の中心に天体を捉えてがちっと架台をしっかりと固定しないと大変です(;´∀`)
接眼レンズの倍率及びフォーカスホイールでピント調整する際に、ファインダースコープの十字の中心で捉えた点を覗き込むので、そもそもファインダースコープの十字がずれてしまっていると、ピントをあわせる対象がいないので困ります
ファインダースコープで捉えた対象がフレームアウトする原因は、架台の固定がしっかりとできてないという上記の問題も関係してくる訳です

倍率が上がった時の小さな星へのピント調整が恐ろしく難しい・・

肉眼でも見えている状態をファインダースコ―プの5倍でさらにはっきりと十字の中心に固定し、その後、16倍、40倍、66倍と接眼レンズを変えても背景がしっかりと黄色の輝きが見えてますから、月の場合はとても簡単です。
問題は月よりも明らかに小さい星にピントをあわせる時です。ある程度十字の中心に捉えた後に、接眼レンズを交換しながら、フォーカスホイールでピント調整をする時に手ブレが生じます
倍率を上げれば上げるほど、この指で触ってる時のブレ幅は大きくなり、少し動かして手を離して振動が落ち着くのを待ち・・また少し調整しては落ち着くのを待つ・・の繰り返し
ピントがぴったり合うのはほんとうにコンマ何ミリというわずかな空間のため、ダイヤルをぐるぐると大雑把に回してれば偶然あうようなものはないです(;´Д`)

だからこそ一瞬の輝きが愛おしい!

適当に選んだ夜空に光る肉眼でわずか3mmくらいの星。ある程度ファインダースコープでアタリをつけて固定し、接眼レンズを持ってる最大の倍率を選択しフォーカスホイールを微調整しながらピントをあわせる作業
集中する事、20分、ついに星の輝きが
肉眼では確認できないほどはっきり見えた!(;゚Д゚)すげぇ光ってる
・・が、ほんの数分で空に雲がかかってしまって、その後姿を見る事ができなかった。たった一瞬の出来事、本当はもっと長くじっくりと見たいのに、それは叶わない・・だからこそ、もっとしっかりと狙ってじっくりみたい!という気持ちになる( ゚Д゚)ノリベンジ

まとめ:天体観測は星を探すのとピントを合わせるのが面倒

はっきり言って、自発的に星に興味を持ったからこそあの苦労に耐えられたといいたい
そのくらい・・星にピントを合わせるというのは初心者にはめんどくさい
月が入門編っていうのは理解できる・・だって狙いやすい大きさだから(笑)
ファインダースコープでしっかりと固定してしまえば後はピント調整だけ
ピントをあわせるダイヤル操作の際の発生する振動で、固定したはずの土台に狂いが生じるのは・・やはり初心者向けの安い安物だからと感じました。満足な天体観測体験をしたいなら、1万円代は避けたほうがいいという事だけ伝えておきましょう(;^ω^)
だからこそ、本当の意味で月以外の色んな星を観測したいと考えるなら次の条件が必須
架台はしっかりと安定したタイプを選ぶ
天体望遠鏡のフォーカスホイールは細かく調整できるもの
これが、上記にまとめてきた苦労をまったく気にする事なく色んな星に自動的にピントをあわせてくれる全自動式でいつでもどこでも気軽に使えるアウトドアグッズとしておすすめです(しかもタイムセールで安くなってる!通常¥54,000 →¥26,820)

・・で、これを買っちゃいましたのでまた詳しくレビューします(≧▽≦)ノ勢いって怖い

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. こんばんは。
    おお~天体望遠鏡、いいですね^^
    たぬきちさん天体観測ブログ、
    またはUFOのブログを立ち上げるかもですね。
    私も買いたくなってきました。

    • takafumiさん 毎度(≧▽≦)
      ホームページ作成しようと思ってましたけど、次から次と情報がでてくるので
      更新型のブログでもいいかもしれませんね(笑)
      凄い写真と動画撮れたのでお楽しみに( ̄ー ̄)ニヤリ

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