JFK Assassination Records – 2025 Documents Releaseを読み解いていくと面白い事に気づくお話、その1
JFK Assassination Records – 2025 Documents Release
膨大な量のPDFデータが公開されていて、ひとつPDFに1ページの手記もあれば、シークレットを射線で消されて公開になったCIAの機密情報ファイルなどなど・・
『事実は小説よりも奇である』がまさに明らかになっている
順番に1ページ目から見て行くと、『木を隠すなら森』
正直、どうでもいいCIA職員の不真面目な動向観察レポート(どのように弱みを握って命令に従わせるか?)など、見た所でへー・・ふーん・・という情報もあるが・・
今回はその中でも個人的にクリティカルヒット!(≧▽≦)というPDFを抜粋して紹介しよう
104-10023-10087.pdf 201システム
https://www.archives.gov/files/research/jfk/releases/2025/0318/104-10023-10087.pdf
この中身を公開させたというのが、とてつもない事だと感じます
CIAの中でシークレット情報を管理する為のシステムについての説明です
この文書はCIAの**「201 SYSTEM」に関する内部文書であり、1974年11月15日付のDOHB 70-1-1(CHAPTER III, ANNEX B)**の一部です。
「201 SYSTEM」とは?
「201 SYSTEM」は、CIAの**作戦部門(Operations Directorate)**において、特定の個人に関する情報を整理・管理するための記録システムです。
CIAが関心を持つ人物を特定し、その情報を詳細に収集・記録する。
201ファイル(201 Dossier)は、対象者の個人情報、現在の状況、将来の見通しなどを含む。
特に、「CI調査(Counterintelligence Investigation)」、スパイ候補者、特定の団体メンバー、その他の監視対象者に適用される。
収集したデータを分類し、関連情報を迅速に検索できるようにする。
201番号(201 Number)
各対象者に一意の番号(例: 201-1234567)を割り当てる。
CIA内部での情報管理のための識別用。
考察
「201 SYSTEM」は、CIAが監視対象者の情報を体系的に記録・管理するための極めて重要なシステムである。
通常、スパイ、敵対勢力の人物、政治的影響力のある個人、その他の潜在的脅威とされる対象が記録される。
このシステムの存在は、CIAが関心を持つ人物について詳細なデータを長期的に保存していた証拠であり、冷戦時代のスパイ活動や監視戦略の一環と考えられる。
また、検索機能が強化されていることから、対象者の追跡や情報の迅速な活用が目的とされている。
この文書は、CIAがどのように監視対象者のデータを収集・分類し、管理していたのかを示す機密文書として非常に重要な意味を持ちます。
この文書は、CIAの**「201ファイル」に関連する記録であり、対象者「WILLIAM PENDLETON CROIX」**に関する情報を管理するための内部リストの一部であると考えられます。
内容のポイント
「201ファイル」対象者の基本情報
WILLIAM PENDLETON CROIXは1926年生まれのドイツ国籍の薬剤師で、CIAが監視対象として登録した人物の一人と考えられる。
彼の情報は、少なくとも1953年の時点で記録されており、1970年時点でも更新されていることが分かる。
監視対象とされた理由
彼が国際的な化学者・薬剤師の会議に参加していたことに着目されている。
この会議では、化学・製薬分野の専門家が集まり、技術情報が交換された可能性があるため、科学技術情報の拡散や、国際的な機密情報のやり取りが懸念されていた可能性がある。
考察
この文書は、CIAが科学技術分野の専門家を監視対象にしていた可能性を示唆している。特に冷戦時代においては、化学・薬学の技術が兵器開発やスパイ活動に関与するリスクがあったため、特定の学者や技術者が監視対象とされた可能性がある。
また、この文書が「201 SYSTEM」に基づいた記録の一部であることから、CIAが特定の個人に関する長期的な監視データをどのように管理していたかを知る上で重要な文書の一つと考えられる。
文書の主要ポイント
1. OIコード(Operational Interest Code)の定義
OIコードとは?
201ファイルに記録された個人と、情報機関や運用上の関心がある組織との関連を示す二文字のコード。
情報機関やセキュリティサービスへの所属、エージェントの役割、または疑わしい活動に関する記録を分類するために使用される。
OIコードの種類
一般OIコード(Attachment 4)
特定の諜報機関や特定組織に割り当てられたOIコード
OIコードの割り当て方法
「201ファイル・アクション・リクエスト(Form 831)」を使用し、Box 13に入力することでOIコードを割り当てる
後から追加する場合は「Form 831の修正(Amendment)」で可能
201ファイル・マシンリスト(201 Machine Lists)
機械化された201インデックスをもとに、特定の個人の名前や識別情報を基にリストを生成。
特定の組織や活動に関連する人物を検索・特定するために利用。
どのような人物に201ファイルが作成されるか?
CIAの監視対象となる人物(敵対的な行動を取る可能性がある人物)
カウンターインテリジェンス(防諜)活動に関する情報が報告された人物
CIA作戦本部が関心を持つ作戦上の人物
一時的な運用承認や作戦承認が必要な人物
201ファイルが作成されない人物
CIA職員
CIAのスタッフ・エージェント
一般的な職員
考察
この文書から、CIAがどのようにして特定の個人を監視し、内部データベース(201 SYSTEM)を活用して組織的に情報を管理していたかが分かります。
特に「OIコード」による分類は、対象者の所属や行動履歴を効率的に追跡するための重要な手段であり、特定の国家や組織と関係のある人物をリストアップするために使用されたと考えられます。
また、201ファイルがCIAの職員やスタッフエージェントには作成されないことから、あくまでも監視対象者に関するデータベースであることが分かります。
「201 Personality File Action Request(Form 831)」を提出する
このフォームは、新しい201ファイルの作成だけでなく、既存ファイルの変更にも使用される
201ファイルの「マスター記録」や「201リスト」の管理にも関与
暗号名の割り当てもForm 831で実施
特定の暗号名を201ファイルの対象者に割り当てるために利用される
考察
この文書は、CIAがどのように個人を監視対象としてリストアップし、記録を管理していたかを明らかにしています。
対象者には、外国の諜報機関の訓練生、外交官、インデックス検索で関連情報が多い人物、諜報機関の内部記録に記載された人物などが含まれる。
暗号名の割り当てやファイル作成のプロセスが厳密に管理されていたことがわかる。
特に、外交官([MHFIXTURE])や諜報機関に関連する人物が監視の主要対象であることが明示されている。
201ファイルの維持管理
201ファイルには、時系列順に整理された記録が含まれる
中央記録システム(Central Records System)に組み込まれた書類と、未登録の書類が含まれる
記録には新聞記事、雑誌記事、財務情報、その他の行政文書も含まれる
この文書の内容は、CIAの201ファイル(個人監視ファイル)の整理・削除(パージ)と維持管理の手順についての詳細な指示を示しています。
a. パージ(削除)の手順
201ファイルを整理する(パージする)責任はデスクオフィサーにあります。パージの目的は、作戦上有益な資料のみを保持し、不要なものを削除することです。この作業はRecords Officer(記録担当官)の監督の下で行われます。
パージの対象となる文書
重複資料(Exact copyの文書)
名前追跡フォーム(Form 362)
すべての抜粋スリップ
すべての文書制限通知(Form 1884)
配布された諜報情報
オリジナルの生データが201ファイル内に含まれている場合、配布版の情報は不要
ルーティングスリップ、記録シート、発送カバーノート
ただし、調整やコメントが含まれている場合は保持
他の文書と内容が重複している記録コピー
Records Officerの許可があれば破棄可能
最高機密文書(Top Secret Documents)
201ファイルには保持不可
保持する場合は機密レベルを格下げ(Downgrade)する
格下げできない場合は、デスクTSファイルに保管するか、Top Secret Control Officerに送る
考察
CIAの201ファイルには膨大な個人情報が保存されていた
機密レベルに応じた厳格な管理が行われていた
対象者に関する情報が不必要になった場合は削除するが、重要な情報は保持
Top Secret文書の扱いが特に慎重で、適切な管理が義務付けられていた
この手順は、CIAの諜報活動や監視プログラムの運用方法を示す貴重な文書です。
はい、この中で引っかかるのはこれ
201ファイルが作成されない人物
CIA職員
CIAのスタッフ・エージェント
一般的な職員
仮にスパイがCIA、並びに一般的な事務に入っていれば、自分および仲間のエージェントを『監視リストからパージ』する事はとても簡単ですよね
しかも『重要度を下げる事で破棄も可能』となると・・『都合の悪い事は消したい放題』と言えます
一件、情報管理がデータベース化されて管理しやすくなるように見えて、実は『アナログな抜け穴(監視されない人)』が作りやすいと感じました
さて、実はこの「201 Personality File Action Request(Form 831)」というのが、JFKファイルに登場する疑わしきソ連のスパイの監視記録などにもたびたびスタンプされてました
このスパイの監視記録はとても興味深く、オズワルドとソ連の繋がりは、妻に至り、妻のソ連の出国記録に至り、同様の外国人夫婦の出国ケースに至るまで綿密に調査されたました
・・というのをいちいち追っていくと、期待していたような、『宇宙人』やら『未確認生命体』やらという情報はまだ見つかってない・・けど
その宇宙人関与説なども含め、『陰謀論の拡散の抑止』、あるいは『一部プロパガンダとして利用してよい』と指示した記録などもあり
やはり事実は小説よりも奇
で、今回、なぜ、JFK暗殺に関する犯人やその周りの動向についてを取り上げるのではなく、『201システムを面白い』と思ったか?
それはなぜ?『201』というキーワードに引っかかったからです( ̄ー ̄)ニヤリ Σ(゚Д゚)
Event 201
実は、2020年に『Event 201』という言葉を知りました
Event 201(イベント201)は、2019年10月18日に米国で開催されたパンデミックシミュレーションの演習。
ジョンズ・ホプキンズ大学、世界経済フォーラム(WEF)、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が共催。
シミュレーション内容
**架空のコロナウイルス「CAPS」**によるパンデミックを想定。
発生源: ブラジルの豚からヒトに感染。
感染拡大: 空気感染し、最終的に世界中に拡散。
致死率: SARSやMERSより高く、数千万人規模の死亡を想定。
影響:
経済の崩壊(貿易縮小、株式市場暴落)
サプライチェーンの混乱
フェイクニュースや陰謀論の拡散
ワクチン開発の遅れ
国際協力の必要性
主要な議題
公衆衛生対応
感染拡大防止のための迅速な対応。
ワクチンや治療法の開発と配布の課題。
経済と社会への影響
世界的な貿易と経済の混乱。
企業の対応策や政府の支援策の必要性。
情報管理とフェイクニュース対策
SNSでの誤情報・陰謀論の拡散防止。
政府やメディアの役割。
民間企業との連携
製薬業界、物流、IT企業の協力。
パンデミック時のサプライチェーンの確保。
主要な結論と提言
公衆衛生機関と民間企業の協力強化
製薬会社やテクノロジー企業の役割を明確化。
ワクチン開発の迅速化
研究・開発資金の確保と、承認プロセスの短縮。
国際機関のリーダーシップ強化
WHOや国連の役割を拡大し、グローバルな対応を調整。
デマ・フェイクニュースの抑制
SNS企業と協力し、誤情報の拡散を防ぐ施策を推進。
経済的支援策の確立
パンデミック時の企業・労働者支援策の準備
陰謀論との関連
COVID-19パンデミックとの関連を疑う陰謀論が発生。
「Event 201がCOVID-19の事前計画だった」とする主張。
これに対し、主催者は**「単なる架空のシミュレーションであり、COVID-19とは無関係」**と説明。
『机上の空論の架空のシミュレーション』も『誰かが実行』すれば『現実の計画』であるだけで、「考えていたけど、やったのは私達ではない」という言い逃れするだけの話
『主犯(思想犯)』と『実行犯が違う』という捉え方でみれば、『明確な計画』であり、それを『誤魔化すために陰謀論をプロパガンダの隠れ蓑』として利用するだけの話
これが『201』という数字と関連するとしたら、CIAが『CIAの内部職員を除いて』監視対象に置く『201』もまた
「CIAが黒幕だった!」と『陰謀論』という『共通のスケープゴート』があり、それはCIAの中に入った『スパイ(実行犯)』が起こせる『実行可能なイベント』でもある
と、私は『201』という数字から『世界的な連携』を感じ取ったが・・実はこれだけではなく、トランプ大統領が機密解除した『CIAの通信に関するファイル』の中には、『各国に送り込んだCIAが連携』して『それぞれの国への情報統制をかけている』という『指示の証拠』もあった
もちろん、『TOKYO』の文字もあった訳で
今回は、『201システム=シークレットファイルシステムの作り方』と『リストから外す方法』についてのPDFをピックアップしてみました
『月』とか『宇宙』とか『宇宙人』とか・・そういう『夢のあるファイル』はどの辺にあるんだろうか・・見れば見るほど、『暗殺の計画を先に掴んで情報提供』している者の『情報を握りつぶしてる証拠』だったり
その人を『精神疾患として薬物中毒者として始末しよう』としていたり・・時代背景的に『精神病棟送りが流行った時期』でもあり・・『陰謀論や都市伝説』と言われてきた事を『事実』として裏付けるレポートが多数・・
『人間のエゴ』しか見えてこんから興味が無くなる┐(´д`)┌ヤレヤレ
とりあえず、ケネディ暗殺は『単独犯ではない(各国諜報機関は事前に把握)』という事はわかった
ファイルの時系列をみて行くとおもしろいのは、『古い時代のCIAの手書きの殴り書きのメモ』を読むと、「ちゃんと仕事してるやん・・」という一面もあり、おそらく『暗殺前後で組織の中身が変化』したのだろうと
ま、気が向いたら その②を出そうと思う
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