好奇心

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岩手探訪録5 宮沢賢治童話村と鉱物

友人が通り道にあるから行ってみるか?と立ち寄った宮沢賢治の童話村で知った鉱物と錬金術と宇宙の繋がりを感じたGWお話第五弾

宮沢賢治童話村へ

前回の満州ニララーメンを食べ終えた後、目的地のキャンプ地への道中に、宮沢賢治の歴史史料記念館や童話村があると知って、私はそんなに宮沢賢治の事を知らなかったので( ̄▽ ̄;)ウーンと乗り気ではなかったが

『宇宙の部屋』ってのがあるらしいよ?
( ´-ω-)σΣ(゚д゚;)何ィ行くしかねぇ!!

と、『私を動かすツボ』を心得ている友人の導きで行く事になった

童話村では、宮沢賢治の作品の中に登場したイスや景色を実際に再現したオブジェなど、『作品の世界観が好き』で来ている人にはたまらない体験なんだろうな〜と

宮沢賢治

宮沢賢治

いまいちハマらないまま歩いていた時に、鉱物の断面図がたくさん写真として掲載されている部屋があった

展示

宮沢賢治の作品には、美しいと表現する代わりに「まるで〇〇のやうに」と鉱物例えシリーズが出てくるのが多いようで、鉱物の横にどの作品に登場したかの引用文が掲載されていた

鉱石

鉱石

つまり、そのシーンを書いていた宮沢賢治はその『鉱石の特徴を思い浮かべていた』という事になる

そうやって『感情移入』しながら見て回っていると、宮沢賢治は幼少の頃、『鉱物大好き少年』であった事や、大人になって『採掘の仕事』など、『鉱石と深い関わり』という『体験ベースのリアリティを求める作家』であった事に気づく

段々と宮沢賢治も『体感無くして理解なし!!』の実践派か!と共感が湧いてきた時に見つけた…

錬金術

錬金術

錬金術…だと?!

鉱物は『天然資源』だが、錬金術は『人造』である。鉱物や鉱石があまりにも好きな人が進む方向として特におかしい事は無いが

『天然』と『人造』

それは『天』と『地』ほどに『似て非なるもの』であり、その『差』を埋めるには『科学』という『人の力』が必要になる訳で

天地を繋げる人=『天地人』が生まれれば
それは天地を創造する『天地神』に等しい

『天然の鉱石』に魅入られた者が、『人工科学の錬金術』に視野を広げた…宮沢賢治は『どこまで』行ったのか?

錬金術と元素周期表 錬成と練成

興味を持ったので、今後は『作品』を読んでみる事になるだろう( ´-ω-)σ

と思った私に対して、自分で行ってみようか?と誘って起きながらなんも見るもんねーな(´∀`)とスタスタ進む友人がピタリ!!と止まってその場から離れなくなった

鉱石

玉髄…いい(´◉ω◉` )Σ(゚д゚;)

玉髄

どうやら展示されていた『玉髄』という鉱石を見た瞬間に欲しくて欲しくてたまらなくなったようで…実はこの話は後日談で『面白い展開』になるので別のお話で( ´∀`)σ

こんな感じで、童話村を出て戻ってきてみれば

私は宮沢賢治が『鉱物から錬金術』に興味を持っていた事に興味を持ち、友人は宮沢賢治が作中に引用した『玉髄(カルセドニー)という石に魅了』されていた

ただの『展示館』なのに「来てよかったな〜」と…いやむしろ来るように『導かれた』のか?(´・ω・`)とすら思った

宮沢賢治の想像力 破壊からの創造

鉱石に魅了されるのは『岩手ならでは』な気がする。岩手の旅で見てきた『巨石の数々』はおそらく『鉱石』であり、断面は時間がたって『輝きを失っている』からこそただの汚れてくすんだ『岩』に見えるが

鉱石というのは割った瞬間に、内包されていた周波数が反響するように『文様』がでる

例えるなら『割り方ひとつで広がるヒビ』のように『割れやすい所』に力が加わって崩れていく。『点穴』のような『組織の繋ぎ(ツボ)』を見つければ、力を入れなくても『崩して壊せる』のは『人間』も同じ事

そんな『自然に割る事』で『天然の周波数の文様』に魅了された少年はその『色やカタチ』から『想像』するだろう

こんな石は一体『なぜここ』にある?
こんな石は『どこか遠い所から』に違いない!

ここでは無い『何処』か?
ここならば『何故』か?

小説や物語を生み出す『動機』としては十分な『哲学的インスピレーション』を与えるだろう

物語の中の『挿絵』ではなく
『挿絵と現物』があっての物語での『例え引用』

「まるで〇〇(鉱石)のやうに」

『知ってる』からこそ『表現』して発信すると
『知らない』からこそ『興味』を持ち受信する

『冷たく固まった石』を『破壊』する

その『破壊で見えた景色』から『新たな想像』をし
そして『暖かく柔らかい童話』が『創造(再構築)』される

鉱石=宮沢賢治ワールド
『岩』を『手』にしなければ分からない

『人』に『歴史』ありだね

なんてな(*゚∀゚)アヒャヒャ Σ(゚д゚;)

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