個人単位のプライベート検索結果に最適化するSEOを意識するなら、サーチコンソールの構造化データの認識を軽視してはいけない
個人別に検索結果が違うSEO時代
今までは、ひとつのキーワードに対し表示される検索結果は同じ物・・だから、みんなランキングを競って上位化を目指していた訳だけど、今は、ナンバーワンよりオンリーワン!
情報を求めているその人に最適化した情報が表示される時代
実際に、知り合いと同時に試してみればわかりますが、同じキーワードで検索してもまったく同じ検索結果が表示されるとは限りません
つまり、人によって検索エンジンから提示される情報が違うという事です
今は、その人の普段の検索傾向や、見たり聞いたりの趣味趣向情報がアカウントと紐づいているため、その人に最適化した検索結果が導きされるセマンティックWEB時代になりました
そこで一番大事なのが、キーワードとコンテンツのマッチングの重要性・・ではなく(もちろん大事だけど)
ユーザーに情報を提供する検索エンジンに正確にコンテンツの内容を伝えるという事
サーチコンソールを見ればわかる構造化データ
Googleが重視しているのは登録したサイト全体ではなく、その中の1ページ単位
サーチコンソールの拡張というタブの中にある【構造化データ】をみればわかります
※ちなみにここに表示されるのは構造化データがある場合です
構造化データとは?
構造化データとは、人間が人間に伝えるための文章表現ではなく、ブロック単位でコンテンツを区切り、何の情報か?をまとめたデータで、情報収集にくるロボットを介して検索エンジンに伝わります
昔からあるわかりやすいデータを例にすると、RSSフィードも構造化データのひとつです
RSSは、記事タイトル・説明文、更新日時などの最新更新情報を略式的に、情報収集するロボットが認識できるようにまとめたられたデータ構造です
他にもぱんくずリストやサイトマップなど、昔からサイトオーナーに提出させる構造化データはありますが、それ以外にも検索エンジンが認識する次世代の構造化データはどんどん増えています
大事なポイントをわけて考えないといけません
構造化データ:ページの情報を表す検索エンジンに伝えるための申請書
コンテンツ:ユーザーに伝えるPR内容
単純に従来のコンテンツSEOとは分けて考えれば、構造化データは間違いなく必要だとわかります。その判断にプラス要素になるのが、様々な形式の構造化データです
レシピや商品に関する構造化と検索結果の表示
※このブログは7月前半に元のドメインから301で引っ越ししてるので、構造化のデータがまた0からやり直しになりました
【商品について】【レシピについて】など構造化マークアップは正常に認識されています。そして、検索結果の表示もやはり他の検索結果よりも目を引きやすい構造で表示されます
このページは【商品・Product】という構造化で認識されています。他にもレシピや動画などやったんですけど・・どうやら構造化エラーで正しく認識されていなかったようで修正をせなあかん・・(´Д⊂ヽ
というのも、以前は必須ではなく任意だった項目が、必須に変わったため「構造化に含まれてないぞ?ちゃんと記載しろよ?」と構造化データの条件も時代の流れで変わっていくみたいです(;´∀`)メンドクサ
でもそれに気づくためにもサーチコンソールの構造化は定期的にチェックしないとダメですね
ちなみに、これは私の検索結果ではありませんが、どうやって通信速度などの項目を明確に出してるのか、ちょっと勉強用にキャプしました。こういうサイトを見つけてソースを見ていくのが生きたSEOの勉強方法ですよ( ̄▽ ̄)
どうやって構造化を作ればいいの?
ここまでの説明で、以下の要点は伝わったと思います
Googleは構造化データを個別ページ単位で認識して、検索結果で特殊な表示をサポートしている
不特定多数の検索結果の上位ではなく、関連性の高い情報を求めてる人に最適な表示を助けてくれる
じゃ、構造化したほうがええやん!・・でも、どうやってやったらいいかわからない(;´・ω・)
そんな人向けに、見ればなんとなくわかる動画をご用意しました
Google提供のサンプルを読み込んでAMPデータの作成編
このツールでぽんぽんと作成したデータを後からコンテンツ内に設置するだけのお手軽作業です( ̄ー ̄)ニヤリ 2014年の段階で構想がうまれ、こうなる未来をみこして生まれた時代の先を読みつくしたツールです
AMPやるならSchema.org使わないと損をするだけ
AMPとは、超軽量、最速読込のモバイルサイトを出力する形式であり、Googleが推奨している方法です。
将来的にはSEOのランキング要素にも影響すると予想されますが、厳しいルールがいくつもあり、スクリプトを使えない、CSSを読み込めないなど・・既存のWEBページ構造とはまったく変わるため、簡単には移行ができないんです(※実際は)
しかし、その中で唯一使えるスクリプトがそのページが何についての情報なのかを伝える事ができて、間違いなくSEOに影響を与える【Schema.org JSON-LD】という記述です
必須ではないので、みんなスルーしがちですが、推奨されているという事は、それだけここが重要であり、あるとないでは、あったほうが明確にプラス要素になる訳です
まとめ:加点にならない事をわざわざGoogleがやる理由はない
構造化データはSEOのランキング要素に影響があるのか?(するメリットは?)
・・みたいな議論ははっきり言って的外れなんですよね┐(´д`)┌ヤレヤレ
従来のSEOが特定のキーワードの検索結果のナンバーワンを競ってランキングを決めるためであるのに対し、構造化データの認識は、より細分化、最適化されたマッチングのオンリーワンへ導くためのスタイル
私はそう考えていますが、Googleの検索結果SEOのランキング決定要素のほとんどは明かされていません
どんどん明かされてるのは、ペナルティに関する情報だけ・・(ノД`)・゜・。
どうすれば、上位に表示されるんだろう?どうすれば検索から集客できるんだろう?
そう考えた時に大事なのは、Googleが目指してる方向はどこか?求めてる事は何か?
自分がGoogleだと思って考えてみてください
こんなしちめんどくさい構造化データの認識をするデータベースを作っておいて
SEOに影響がない無駄な事やります? って事です
表向きは検索結果上での表示が変わり、検索者の目を引くだけ・・という風に言ってましたが、最近の検索結果の上位にやたらといろんな情報(カルーセル・画像・動画等)が表示されるページが目立つようになってませんか?
ナンバーワンを争うSEOは終わり
これからはオンリーワンのお客さんにダイレクトに届く情報を
それを心がけて、自分の発信する情報は誰に向けたコンテンツなのか?
これをまず明確に検索エンジンに正しく認識してもらう
そのために構造化を意識したコンテンツ作りを心がける
それに役立つ時代を先読みして生まれたツールが【Schema.Org設定エディター】( ̄ー ̄)ニヤリ
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