これから冷蔵庫を買う!あるいは冷蔵庫を買い換えなければいけないという人へのアドバイス。今と昔の冷蔵庫事情の変化、冷蔵庫の設計構想が変わった、棚上デッドスペースの活用と設計の思惑、冷機の循環を利用した省エネ設計、素材は強化ガラスか磁石タイプか?、冷蔵庫の設計の進化には理由がある、 我が家でピックアップしたおすすめ冷蔵庫等々
大型の冷蔵庫って一度買えば15年から20年持つ生活家電です
家族用なら、子供が大人になるまでの大切なものですね
TOSHIBA GRシリーズの古い型の我が家の冷蔵庫
庫内灯が消えたので、球切れかな?と思って調べてみると
球切れではない・・ではなんだ?開け閉めのセンサーが馬鹿になった?
と考えて、ネットで型番のマニュアルを探しても・・見つからないΣ(゚Д゚)ガーン
思い切ってサポートセンターに電話して聞いてみると
型が古すぎるため、マニュアルがないとのこと
開閉センサーの異常の場合、利用者が任意で直せるものではなく
技術スタッフの訪問が必要といわれ・・
でも、ネットで調べると、訪問だけで費用が発生し
直すとなると、パーツ交換費用が高い・・との事で諦め
1998年に買った冷蔵庫だから、実に15年もったし
冷蔵庫を買い換えよう!という選択に至る( ゚∀゚ )ノレッツ家電屋
今と昔の冷蔵庫事情の変化
冷蔵庫の設計構想が変わった
店で最初は自分で色々みて回ってたんだけど
やっぱり詳しい店員の話って実におもしろいw
今の冷蔵庫って冷凍庫が一番下じゃなく中段についてるよね?
あれってなぜなんだろう?
野菜室とかが中段のほうがわざわざかがむ必要もないし
腰を曲げにくい高齢者には取りやすいのでは?と聞くと
昨今の家庭事情では調理をする人よりも
冷凍食品をチンして食べる人が圧倒的に多く
中段のスペースに冷凍庫があったほうが使い勝手がいい
という需要にあわせての設計変更があったのだとか
また5段扉タイプの場合、中段に二個冷凍と製氷スペースがある
これにも理由があるらしく、製氷の今までのタイプだと
冷蔵庫内の給水タンクに水を入れておき
一番下の冷凍庫にて氷にしていたけども
その距離が非常に遠くなるため、無駄を省くという狙いがひとつ
昨今の冷凍庫を多用するという家庭事情を踏まえて
製氷ボックスも中段に、さらにはその冷やす能力を相互に利用し
その隣には急速冷凍ボックスが設置されてるのが今の一般的な設計らしい
色んな冷蔵庫を一通り見て周ってもみんなそのタイプ
なんで冷凍庫が中段に設置されるようになったのかよくわかった
この店員・・やりおるわ・・ゴク と思いながら
さらに気になった所を色々聞いていく
「なんか冷蔵庫の上の棚ってスペースせまくないっすか?」
というと、これにも実は設計構想が絡んでいるという
棚上デッドスペースの活用と設計の思惑
冷蔵庫って旧タイプでも大きいものだと高さ170cm以上あり
現在の冷蔵庫だと180cm以上もざらです
男性目線から見れば、たいした問題ではないけれど・・
実際に冷蔵庫を頻繁に利用する女性にとっては問題
結局の所、棚の置くまで手が届かずにうまく活用できない・・
そこに目をつけた設計がデッドスペースの活用です
冷蔵庫ってゴウンゴウンと夜中に音が結構しますよね?
その理由って地響きのように地面から音が洩れていた事が原因
冷蔵庫内には冷凍ガスを循環させるためのコンプレッサーがあり
そのコンプレッサーが下にあって駆動音が地響きの原因でした
このコンプレッサーを冷蔵庫上部のあまり利用頻度が少ない
デッドスペースにいれてしまおう!というのが
現在のトップユニット型冷蔵庫
従来のタイプはコンプレッサーが下に設置されていたため
振動が騒音になるだけじゃなく、冷凍庫のスペースもとってました
しかし、このコンプレッサーを冷蔵庫の上部に設置する事によって
コンプレッサーの振動が地面に伝わる事なく騒音を抑えてくれます
と、同時に、一番下の現在のタイプで言えば
野菜スペースを広く取れるという利点も生まれる訳ですね
これはなるほど( ゚∀゚ )ノと思いました
・・ただ、そのぶん、冷蔵庫自体の高さが高くなった訳で
女性には相変わらず手が届きにくいんですけどね(笑)
冷機の循環を利用した省エネ設計
私が利用してた旧タイプの冷蔵庫の話をすると
やり手の店員さんはこう答えてくれました
従来の冷蔵庫は冷却機が二個搭載されていて
冷蔵庫と冷凍庫のふたつを冷やすという仕様だったんですが
冷却機がひとつのタイプもあります(^^ゞ ニヤリ
え?ほならひとつ冷えへんやないかい!Σ(゚Д゚) と思ったら
そこにもまた、凄い設計思想があった訳ですね
冷蔵庫って霜がつくのはご存知ですか?
冷蔵庫の裏には必ず、水うけってありますよね
あれは霜が溶けて流れる水を受け止めるためのもの
その冷蔵庫の霜取り用フィルタについた霜を利用して冷やすのが
フロストサイクルという新しい技術
中段に設置された冷却機とファンで冷気を循環させます
その下にある野菜室は、冷凍庫の冷えた冷気を利用しつつ
一定の温度を保つという無駄のない仕組み
これを可能にするのが、冷蔵庫内の断熱材
この断熱材の進化によって、冷気が外部に洩れるのを遮断して
しっかりと、冷気を内部で循環させる事に成功
それぞれを冷却機2個で冷やしていたものを
霜の冷却効果を利用する事で1台の冷却機で可能にしたのがフロストサイクル
それが電気の省エネに繋がってる大事な要素( ゚∀゚ )ノ
とはいえ、TOSHIBAさんは冷却機2個のツイン冷却にこだわってる理由もあるので
どちらが一概にいいかは判断が難しいとの事^^; どっちやねん
また、こんな変化もありました
素材は強化ガラスか磁石タイプか?
冷蔵庫ってイメージすると、なんかくっついてる!
という印象を持つのは私だけでしょうか?(笑)
例えば、小学生がいる家とかだと
給食の献立表とか、町内会のメモとか、お父さんの会社の日程表とか
とにかく、台所をあずかる主婦のスケジュールのようなものが
磁石で所狭しと冷蔵庫にはってませんか? ※我が家の場合そうでした^^;
冷蔵庫ってみんなが必ず触るものだから、掲示板的なポジションでしたが
今は違うみたいですね
強化ガラスで傷がつきにくく、デザインも洗練されて
かっこいい家具みたいなタイプの冷蔵庫が人気のようです
例えばインテリアにこだわる家とか、キッチンまで丸見えの場合
冷蔵庫だって、インテリアの一部ですよね(^^ゞ
そういった需要に答えたのが、表面が強化ガラスタイプの冷蔵庫
衝撃に強く傷が付かないのでいつもテカテカ
ただ、磁石はくっつきませんので、いろいろ貼れません^^;
うちの母も最初、それに目をつけてかっこいい!と言ったのですが
「うち、べたべた張ってるじゃん!」と指摘すると・・
翌日、全部剥がされてましたΣ(゚Д゚) ※シミュレーションだそうです
そこまでしてそれが欲しいのか!?おっかさんΣ(゚Д゚;)
私的には使い慣れた磁石くっつくタイプもあるので
同じメーカーでもそっちにしてほしい気持ちもあるんですけどね^^;
ま、母の日のプレゼントなので本人の希望通りにしてあげなきゃね(笑)
冷蔵庫の設計の進化には理由がある
- 時代と共に移り変わる節電・節約からの省エネ
- 大家族から核家族への家族形態の事情
- 機能性よりも見た目のインテリア重視の変化
- 調理・料理よりも冷凍食品を買い込む需要
こんな風に色んな観点から設計が変わっていったんですね
ただ、TOSHIBAさんだけは実用性を重視して
今も、野菜室が真ん中です (こだわり?)
実際に利用する母に色んなメーカーの冷蔵庫のパンフレットを見せると
最初に、そこ食いついてました
「やっぱり、野菜は真ん中に置きたい」
それぞれの家庭の事情、台所を預かる人の意見が大事です
また、冷蔵庫を考える上で、気になるのは値段だと思いますが
400ℓでも500ℓでも、実はサイズと値段は比例してません
置くスペースにあわせて、10年くらい買い換えないと考えれば
多少大きめのものでも、少なくて困るよりはいいですよ(^^ゞ
ちなみにうちはHITACHIの冷蔵庫に決めそうです
おかんが強化ガラスにうっとりしてるから(笑)
あと真空チルドも決め手のひとつ(^^ゞ
でも強化ガラスだと指紋とか汚れが結構目に見えてわかるから
掃除の手間増えてるけどね・・といったら
Σ(゚Д゚;)ガーン と少し考えなおしてましたけど
まずはじっくりと各メーカーの冷蔵庫を比較検討してみるといいです
我が家でピックアップしたおすすめ冷蔵庫
理由:フロストサイクルによる省エネに期待、あと見た目がかっこよくてオシャレなインテリアな強化ガラス仕様
第二位:TOSHIBA VEGETA[ベジータ]
理由:冷蔵と冷凍を分けたツイン冷却機能、あと、昔からなじみの野菜室が中段についてるという点
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