マキタの掃除機が劣化して吸い込みが悪くなってきたので、最新型の掃除機リサーチ&性能を徹底比較して平均値を出して、妥当な性能を持った中での最安値スティック・ハンディクリーナーのおすすめ掃除機を色々調査してみた
家電量販店の掃除機コーナーを視察してきた!
「ご自由にお試しください」という実際に動作確認可能な実演機ゾーンで小一時間ほどラインナップされた掃除機(AQUA・Electrolux・三菱・日立・シャープ)を色々動作も含めチェックしてきたのですが・・驚きの連続でした
今はスティック&ハンディクリーナーのワンセットタイプが主流
ひと昔前の家庭用掃除機と言えば、ずんぐりむっくりした連れて歩くゴミ箱
そこからコードレスでバッテリー搭載のスティッククリーナーまではわかってましたが・・
まさか、そのスティッククリーナーにハンディクリーナーを合体させるというアイデアが生まれているという
「スティック&ハンディクリーナー」があったというのに驚き (゚Д゚;)カルチャーショック(時代遅れ)
まさかの空気清浄機&掃除機の合体!?
この掃除機、充電器でかくね?(;´・ω・)
と思ったら充電器部分が空気清浄機機能になっていた三菱の製品には驚きました
掃除しながら空気中のほこりを吸い込んで綺麗にするというのは
「地面の掃除+空中の掃除」という意味でまさに画期的なアイデア(゚∀゚)アヒャ
ただ、空気清浄機持ってる人ならかけながら掃除すればいいだけだし・・
すでに持っている人にとってこの掃除機いらないって選択肢からはずれる・・
購買層を狭める残念企画(;´・ω・)ウーン
同じ用途でもメーカー別に似て非なるポイント
メーカーは違っても各社、ほぼ同じスティック&ハンディクリーナー形式(形状は違うけど)のものが並ぶ中、それぞれのメーカーによって違うのが、以下の点
- ヘッド部分の付属機能
- 強モード・標準モードでの利用時間
- バッテリー充電時間
- バッテリー残量の表示機能
- 本体の重さ
例えば、先端ヘッドの部分ではブラシの形状の違いや、センサーシステムにより、吸い込むゴミのサイズを自動的に判断する機能、ヘッドの首振り、左右の回転角度の違い、さらには電動アシストのように前方に進む自走式機能等の違い
また、掃除しながら後どのくらい使えるのか?というバッテリー残量の表示の有無によっても掃除の仕方の効率にもつながる大事な部分(モードによる利用時間の違い等)
本体の重さに関しては、持ち運びの時、高齢者が使うと考えた場合、地味に負担が大きい部分です。また、ハンディクリーナーの位置が手元にあるか、先端側にあるかで掃除をしている時の重さの負担が違いますからね
掃除できれば何でもいいや!・・と思わないで、どういったポイントが使う人の用途(自分だけでなく家族)にあうのか?最適な用途にあった掃除機を選ぶ事ができると思います
ハンディ&スティッククリーナー掃除機を選ぶポイント
個人的に重要度別に☆ランクをつけてまとめます
重要ポイント | (☆)※5段階 |
---|---|
掃除機本体の重量 | ☆☆☆☆☆ |
連続利用時間 | ☆☆☆☆☆ |
充電時間 | ☆☆☆☆ |
交換・掃除のお手軽さ ☆☆☆ | ☆☆☆ |
機能(自走自立式・センサー等) | ☆☆☆ |
集塵容量 | ☆☆☆ |
アタッチメント | ☆☆ |
音の大きさ | ☆ |
家電量販店の陳列 最新機種のデータ比較
私が訪れた家電量販店で売り出し中で、実際に操作を試せた各社メーカー(AQUA・Electrolux・三菱・シャープ・日立)製品を上記のポイントに照らし合わせたものがこちら
ポイント/製品名 | AQUA AQC-SX1D | Electrolux ZB3113AK | SHARP EC-SX520 | MITSUBISHI HC-VXF30P | HITACHI PV-BC200 |
---|---|---|---|---|---|
本体重量(kg) | 2.8 | 2.6 | 2.4 | 2.1 | 2.8 |
利用時間(強/標準/分) | 21/32 | 16/45 | 8/30 | 10/20 | 13/40 |
充電時間(分) | 270 | 240 | 80 | 70 | 240 |
集塵容量(ℓ) | 0.3 | 0.5 | 0.2 | 0.4 | 0.25 |
※付属アタッチメントや機能は各メーカーにより違うため表には記載しません
※掃除後の清掃については、すべて水洗いOKだったので省略
※音の大きさは掃除する時は基本うるさいので省略
掃除機の平均値を算出したデータ
ぶっちゃけ、高性能で高価格な最新型の掃除機とかいらないけど(価格が5万~8万とか(゚Д゚;)タケェヨ)、どうせ買うならそれなりの性能が良いものを買いたいな~という事で・・最新型掃除機の性能から平均値を算出し妥当な性能の掃除機を探す目安を作ってみました
ポイント/平均値 | 最新型と同程度の掃除機平均値 |
---|---|
本体重量(kg) | 2.54 |
利用時間(強/標準/分) | 13.6/33.4 |
充電時間(分) | 180 |
集じん容量(ℓ) | 0.33 |
このデータが最新型の平均値なので、この値よりも上回っているもの、同等の性能、+αの機能があるもの・・
できるだけ価格が安い製品を見繕ってみました
最新掃除機にも劣らず1万~2万で買える値段が安い掃除機
「お手軽さ」を求めるなら マキタ 10.8V充電式クリーナー CL100DW
平均より越えているポイント
- 重さ0.88kg ※-1.66kg
- 集塵容量0.6 ※+0.27ℓ
- 充電時間 50分 ※-130分
ハンディクリーナー部分が手元にあっても重さは非常に軽く、持ち運びも楽々。我が家でも愛用のマキタです(笑)、昔努めてた会社の工場でも常備してたくらい、可もなく不可もなく、充電時間も50分さっと短めで、お手軽に使えるサブ掃除機として重宝します。
その分、強/標準といったモードはなく、連続利用時間は12分。短命というか、1~2年でバッテリーが弱るため、買い替えかバッテリー交換する必要があります。(買い替えより安い)メイン掃除機というより、事務所などにひとつ置いておくとさっと使えるという感じですね
「パワーと時間」を求めるならニルフィスク(Nilfisk)/ Handy 2-in-1
平均より越えているポイント
- 利用時間 強20/標準40分 ※+6.4/+6.6分
- 重さ2.5kg ※-0.04kg
- 集塵容量0.5 ※+0.17ℓ
25.2Vのリチウムイオン電池を搭載し、従来の充電式クリーナと一線を引いた2倍の吸引力(ハンディ状態でもそれを維持)、どこでも立てる自立式。90度(床に水平)の首振りに160度までの左右回転が可能
先端ノズルにはLEDライトが搭載され、奥が見えない暗い所もばっちりゴミを視認で掃除し忘れを防ぎます。パワーブラシスタイルで細かいゴミも掻きだせる仕様。充電時間も5時間と早めな上に連続利用時間が最新型モデルの平均を大きく上回っているのも魅力のひとつ
Anker HomeVac Duo
平均より越えているポイント
- 利用時間 強24/標準60分 ※+10.4/+26.6分
- 重さ2.5kg ※-0.04kg
- 集塵容量0.5 ※+0.17ℓ
吸引力が強モードでも24分間使える2000mAhの大容量バッテリーを搭載(充電は約4時間のスピード充電)バッテリー残量もインジケーターがありひとめでわかります。ヘッドは首振り可能でLEDライトが点灯しベッドの下や棚の奥もしっかりとゴミを視認。ヘッドにはほこりの大きさ別にセンサーで検知するサイクロンシステムを採用。この辺は電気機器に強いAnkerならではの技術
HEPAフィルタによりダニやアレルギー物質を取り除く機能によりベッドのシーツの掃除などにも使える。紙パックなしでダスト容器、フィルタ、ブラシはすべて水洗いOK
掃除の途中でも自立式で手を離せ、収納時は折り畳みでコンパクト
Ankerは18か月保証とアフターサポートもしっかりしてます
標準・・ではなく※エコモードでは60分という記載が気になる所(;´・ω・)
おそらく標準ならもっと短いかも?とはいえバッテリー容量を考えると30~40分と平均性能より上
追記:こちらの製品を買いましたので、詳しくはこちらのレビューを(≧▽≦)
ツカモトエイム ecomo サイクロン式2in1スティッククリーナー AIM-SC21(CG)
平均より越えているポイント
- 重さ2.5kg ※-0.04kg
- 集塵容量0.5 ※+0.17ℓ
紙パックフィルタ不要のサイクロン式で、水洗い可能。先端のブラシが回転してゴミを掻きだすパワーブラシタイプ。連続利用時間は20分と最新型の平均値より下がるものの、バッテリーインジケーターで残量をお知らせしてくれる。先端ノズルは首振り、左右回転するため、狭い所までしっかりと届きます。自立式なので、掃除の途中でその場に立てる事も可能。スタンド充電時は折り畳みでコンパクトに場所を取らないスタイル
掃除機の徹底比較情報まとめ
掃除機ってどれがいいか?って悩んだ時、以下の人は多いと思います
最安値で探す → すぐ壊れたり、保証が利かない安物買いの銭失い
口コミ・おすすめ掃除機で探す → よくCMが流れている吸引力が凄い(実際は利用時間が短い)
そうじゃなくて、しっかりと自分の環境にあったものを吟味すれば
世の中にはおもしろ便利な掃除機が色々あるんだな~と実感しました
首振りでベッドやテレビの下に掃除機のヘッドが入ったけれど
奥のごみがとれたかどうか見えない(;´・ω・)トレタカナ?
そんな性能とは別の「使って気づく問題」に対しどうすればいいか?
そうだ!ヘッドにLEDライトをつけて照らせば見える!(企業A)
そうだ!ヘッドの先端にバンパーをつけてゴミを囲い込んでしっかり吸引しよう!(企業B)
ユーザー目線での「求められる+αの機能」って意外と重要です
ただ、同じ問題に対して取り組みが方が違うというのが実におもしろい( ̄ー ̄)ニヤリ
- コストを下げてパワーを活かすためにあえてケーブル接続にするか
- コードレスという利点に特化しつつバッテリーの持ち(利用時間)を優先するか
- またはバッテリーの消費量が多くなるデメリットを取ってパワー(吸引力)を取るか
各社の企業努力とその目指す方向性とかわかっておもしろいです
目の点く所に掃除機があると自然に掃除をする法則
部屋が汚れる、掃除の習慣が身につかない理由は「すぐ近くに掃除機がないから」
一人暮らしの時も掃除機はクローゼットの中や洗面所に置くなど、基本プライベート空間に掃除機を置かないというのが、実は「掃除をなかなかしない」というのにも自然につながったと思います
だから手元に置いておいてさっと!使える、それがスティック&ハンディクリーナーの利点
最新型を上回る性能を持つ掃除機一覧をもう一度見たい方ははこちら
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