人は欲に突き動かされる…その行き着く先は永遠の命。出来れば若いままそれを叶えたい…という強欲を逆算すれば、人の世に生まれる不老不死の霊薬という…また『金輪際の説法』か?なお話
賢者の石ではなく意志
賢者、賢いものと書いて『サピエンス』という
つまりはサピエンスの意志とは『人類史』
賢者の石とは錬金術の話で『錬成』に必要な素材
『人の命・魂』を素材に作り上げる幻の石…
というのは『鋼の錬金術師の設定』だが…過去の人類は『人身御供や生贄という儀式』をしてきた『事実』もある事から、完全な『フィクション』とは言えない
錬金の『錬』を成り立たせる意味で
錬には『鍛えると練る』の2つの意味がある
『金属を熱して冷やして鍛える』か
『薬を煎じて練る』か
錬金だと『金の為に金属』
錬成だと『錬って薬に成る』
その『鉱物資源が賢者の石・意志』ならば『賢い者=サピエンス=人類史』は
『殺し合い』と『救い』
『争い』と『癒し』
『金属』と『自然』
『西洋の金』から『東洋』へ
『金の争い』から離れて『東へ向かう者達』が『薬を練る薬師』であるとするなら、彼らが『不老不死の霊薬』を生み出す可能性は高く、そしてその『目的』はこうなる
金の争いから『傷ついた者を癒し』
金の争いから『永遠に離れて生きる』為
それが『争点』となった時…もしかして?と思った事がふたつほど
不老不死の霊薬は不老節の例の薬
基本的に『死の概念が前提』としてある時点で、これは何らかの『死や老いを恐れる宗教ベース』で生まれている
『強欲な者』ほど『今の地位や権力を維持したまま永遠の若さと強さ』を望む
これは『生きる事』
そして避けたいのが『老いる事、死ぬ事』
合わせ技で『老い長らえて死ぬ事』を避けたい
もっと言うと、病
『病気にかかった状態』で老い長らえて死ぬ
『その為だけに生き続ける事』が…いかに
『生き地獄』か?
そう考えた時、ひとつ『選択の罠』を思いつく
wanaとは『望む事』
罠は『仕掛け』
『不老不死の霊薬』を求めている者に
『不老節の例の薬』という『噂』を与える
これは…『誰かに毒味』はさせられない
なぜなら、もしそれが本当に『不老不死の霊薬』ならば、『毒味したものが永遠の若さと命を得る』のだから
それを欲して求める者は『必ず自分で最初に飲む』
この時点で『毒』でも飲まざるを得ない
『真偽』の判断が『自己の結果』でしかできない
『不老節の例の薬』が見つかったのだから…
例え『事故』が起きても『自己責任』
という『敵に適する望む物事』を与えて『争いの根幹』を止める
『不老節の例薬』で食いつかせて
『生病老死の毒薬』で仕留める
『生きながら病で苦しみ老い長らえて死ね』
という説法
これが『金輪際』という選択
釈迦金輪、大日金輪
『金輪の際』を見極められるか?
釈迦・大日/金輪の際を間違うと
この世/あの世の境目
今はの際
不老不死の霊薬は『薬』か『毒』か?
『不老節』の『例の薬』ではないのか?
『心の閃』を取るか?
『欲望への執着』の『終着』を取るか?
まさに『今はの際を見極める』為に『不老不死の霊薬』という『説法』があるのかもね
試されてるのはそれを『飲む権力者一人』だけ
ちなみに私、妙見狸ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢの訳詞如来が書いてるこの例えは…
不老節の例訳=例えをさらに訳詞
元はどちらも『錬金術』
金属を鍛えて『侵略略奪の争い』を生む
薬を練って治療し『傷を癒す』
『癒す』為には『傷』が必要
『傷』ついたら『癒し』が必要
見事に錬金術ひとつで『マッチポンプのエネルギーの循環』が起きている
しかし、『金』から『東へ離れた』のが『薬』
『癒し』が『争い』から離れていった
『金』が世界を『侵略して蔓延』するほど『金族に属する金持ち』は『自然破壊をする者達』を囲い込む(愚弄場リズム)
必然的に『金の争い』から離れる自然の者達の居場所は追い込まれて『異端・極端=極東』になる(アニミズム)
『金の中』で生まれた者は
『金がある事が自然』であると思っている
『貴族』に生まれれば『帰属する周り』に合わせる
それがはたから見れば、『自然に調和しない光を放つ歪で醜い姿』だとしても、自分たちは『金は美しいと思って崇拝』している
…という『賢い者の金の侵略』が『サピエンス=人類史』ならばもう
立場のない者=極東の自然を大切にする者は、ここは『金剛界』であると気づく
『金』にまみれる『気持ち悪い世界』には『癒し』は無い
それが『金輪際』二度と!『ここ=金剛界』に転生はしない
という『今はの際の見極め』が完了する
それは、『死の概念が変わる事』によって起きる
私は最近、『様々な世界の夢を体験』しているが、それはもう本当に「夢なんだろうか?」と思うほど…
そして、『この現実もまた夢のひとつ』であり、向こうで目が覚めた時には、「…という夢を見たけどなんだったんだろう?( ¯꒳¯ )ᐝ」くらいな感覚にも思える
で、仮に『不老不死の霊薬が存在した』とするとこういう事
不滅の『魂』になる薬
これは何となく…感覚的に身についたというか、感じたのだけど
魂は『宿る』
それは『人』に限らず
もし『自然の生薬、野菜』に宿れば、『食べた人の体の一部』として『人が共に養う』事になる
では、なぜ魂が自然に宿るかと言えば、簡単な話で、『その地の風土(波動)が好き』だから、『ずっと続いて欲しい』から『何度でも支える礎』になる
『地元愛』という、『そこで育つ者達を見守る地脈のエネルギー』となって『先祖達』がいる
『生まれた場所』が、『魂の望む場所』
これが『繰り返してる』としたら?
『不老不死の霊薬』とは『自然の生薬』の事であり、その『自然の生薬に宿った先人達の魂』を「有難い!命を頂きます」と『食べて身につける事』で
その『意志』が『DNAに遺伝子』として刻まれ、『魂』は『密度』を増して『何度でも甦る不死』となった
『肉体=魂の器(八百万の生命)』は変わりはいくらでもいるからその『意志は老いる事はない』と言える
古来より『毒殺』という手法がある
なぜ毒を飲むか、それは(計画的に)練られた薬
元は争いを産む錬金術
賢き者の『愚かな意志(争い)』の繰り返し
サピエンス=人類史
という、『不老不死の霊薬』の『噂』は広がっても『現物』はない(誰も知らない)
それは、『飲んじゃダメな毒』だから(笑)
不老不死という『例の薬』が侵略してくる『皇帝殺し』で争いを止める
『例え話』が『最も傲慢な権力者』をただ一人の『丸裸な人間性』にして終わらせる
とてもシンプルな『金輪際見極め』の説法だよねこれw
そういえば輝夜姫の伝説では『輝夜姫』は『帝』に『不老不死の霊薬』を送ったらしいが・・
竹取物語の最後、輝夜は別れ際に不老不死の薬を渡しましたが、帝も翁もそれを飲まずに富士山で燃やして終わりました
帝は永遠に生きていたとしても、「輝夜のいない世界では意味がない」と恋物語という『浪漫』では見えない、尊い判断
自己の欲を満たさない=毒薬は飲まない
・・同じ『冥土のお土産』でも浦島太郎は欲求を満たす為に『玉手箱』明けちゃったけどね(笑)
私は身近な親族で現実を見てきました・・大切な人生の伴侶を失った後の『余生を過ごす姿』は・・例え、『生い先短い』としても『酒』に溺れたり、周りの人に『八つ当たり』したり・・
それが『永遠に続く事を想像』すれば、不老不死は周りにとっても迷惑な『精神を病んだまま生き続ける毒薬』です
例え『生きる事に飽きても死ねない生き地獄』、それでいて『精神が病んで』たら・・
間違いなくこの世を憎む暴君になる(逆恨み)
あるいは、人里離れて『仙人』にでもなって『悟りを開く仏陀』になるかも(因果応報)
事故が在ったから故事として語りに成ると書いて『故事成語』
仙人からすれば「不老不死は止めておけ」・・と言うだろう
だから、権力者が『永遠の若さと富を持続可能な不老不死(SDGs)』を求めるような存在になったら、『不老節(噂)の例の薬=毒薬』で仕留めましょう(自然淘汰)
例えこの世の富や権力を欲しいままにして、屈強なボディーガードや私設の軍隊を持っていようと・・
『その薬を飲む瞬間』は、ただの一人の『等身大の精神性の人間』であり『人身御供』です
『金輪際』を見極めて、飲むのを止めて『永遠に破棄』できるか?(自制心が試される)
ま、『風呂敷』をどれだけ竜頭蛇尾に広げた物語であっても、最後は尻すぼみの『ただ一人の人間性を試す』という、そういう『説法』だと思う
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