HD720Pの高画質映像を3DVRゴーグルに装着してドローン操縦してきたぜレビュー!一度でもドローンを経験した人が次のステップへ進むための練習機として最適なドローンは「MJX X600」で決まり!
初心者の一歩先へ行くドローン「MJX X600」
ラジコンドローンっておもちゃでしょ?という感覚から初めてのドローンで空を飛ぶ物を思い通りに操縦する事の難しさを知った私ですが、MJX X600でさらなるドローン操縦の奥深さを知る事に・・
ドローン初めてだよ~!という方はこちらの記事を見てね(動画もあるよ)
3DVRゴーグルモニターで空を飛ぶ気分を体感!
「MJX FPV」という専用のアプリでは、画面を3D用にサイドバイサイドビューにする事ができるため、3DVRゴーグルにとりつけて、空を飛んできました(≧▽≦)※ゴーグルのせいでサリーちゃんのパパみたいな頭にw
3DVRゴーグルをつけて操作した感想
ただドローンをウエーイ(゚∀゚)ノって遊ぶならヘッドレスモードがお手軽簡単ですが、機首(カメラが向いてる方向)を基点としたマニュアル旋回などの操作になるため、非常にパイロットの気分で操作が上達します
ドローンに自分の目がついて空を飛んでいるかのような独特な感じで
非常に爽快感があったのですが、問題点も明確になりました
自分の高度がわからない(笑)
この点に関しては、カメラ角度を手動で変更できるので、映像の中に基準線を作るため、少し上向きで機首が見えるようにしておくといいと思います。下向きや前方に向けてカメラを向けると綺麗な景色は撮れるけど
機体の傾きがまったくわからない(怖い)
FPV操作での問題・・距離感
空撮で撮り終えた録画映像ではよくある一瞬画面がノイズでフリーズする現象は・・
ゴーグルから見てる映像が停止して「2秒ほど位置がわからない」という命取り
気が付いたら墜落してました(ノД`)・゜・。びびって高度下げるから・・
でも、下げないとどうなるか・・前に悪夢を見たからね?
※今回は無くしてませんよ?w
この画面フリーズ現象の原因もおそらく高度上げすぎ、距離遠すぎだから
「電波が届かないため、おかけになった操作は現在ドローンに届いておりません」状態(笑)
より強い電波を飛ばせば、長距離+安定映像が可能になるんだろうけど
そのためには無線の免許が必要になるのも納得(;´・ω・)そーなるよね
VRゴーグルをつけて操作する時は、あんまり遠くに飛ばさない事をおすすめ
自分の周りを飛ぶだけでも不思議な感覚で十分楽しめますよw
家に帰って二度楽しめる!MJX FPVアプリの3D機能
MJXのコントローラーには電話ホルダーがついているので、無理にゴーグルかぶって飛ばさなくても普通に録画はできます。この録画した映像を「3Dで見れる」ようにしてくれるのがアプリの力
アプリで録画した動画を「3D」というボタンを押すとサイドバイサイドの2分割画面になるので、そこでゴーグルを装着!ドローンで空撮した映像を部屋で確認できるという訳ですね( ̄ー ̄)ニヤリ
3DVRゴーグルでドローンを飛ばしてた時はテンパってたけど、後で見かえしてみると、遠くの景色がきれいに映っててこりゃ得したな~という気分になります
もちろん、操縦者だけじゃなく、他の人にも同じ体験をしてもらえるというおまけ付き(笑)
3DVRゴーグルの使い道がドローンのおかげでインドアからアウトドアへ!
さて、3DVRゴーグルで飛ばしたのは単なる自己満足なので
ここからは今回操作したMJX X600というドローンについて詳しくレビュー
MJX X600というドローンについて
一般的なラジコンドローンがプロペラ4枚に対し、X600はプロペラが6枚ついています。何が違うかと言えば、ホバリングの姿勢制御の微調整だったり、クイックな方向転換など、操作性にかなり影響があります
- 予備プロペラ4枚
- プロペラガード6枚
- 設置スタンド
- USBフラッシュメモリ/ミニSDカード/ドライバー
- カメラ(HD720P)
- USB充電ケーブル
- スマートフォン固定ホルダー
- ネジ類
一般的なラジコンドローン同様、プロペラガード/スタンドの取り付け、ネジ止めなどは一緒ですが、一部混乱しそうな所だけ解説します
バッテリーケースはコネクタケーブルを抜いて、機体後ろ側に押しながらスライドさせるとロックがはずれるので、蓋がかぱっと開きます。赤黒の二本ケーブルはドローン本体と、赤青黒の3本線はHDカメラに接続
私が地味に取り付け場所に迷ったのがHDカメラから伸びているアンテナです。こちらのアンテナは設置スタンドの足部分にネジで止める場所があるので忘れずに固定してください※固定しないとぶらんぶらんして飛行の安定性に影響します
操作は一般的なラジコンドローン同様、ワンキーリターン、ヘッドレスモード、ワンアクションボタンなど、お手軽に操作を楽しむ機能が搭載されているのはもちろんですが、私はこれが初心者向けではなくある程度慣れた「中級者向けのドローン」だなと感じた理由が以下の点
初心者向けのドローンとの4つの違い
レバー操作の逆転(4モード切替)
一般的なドローンの操作はモード2(左:上昇/下降/左右旋回・右:前進/後退/左右傾き)が主流で、ほとんどのラジコンドローンはほぼモード2が基準。しかし、実はそれ以外にも左右のレバー操作が逆転するモード1/モード3というものがあります(おそらく利き手が逆の人用?)
このレバー操作の逆転をするためのロックがついています
レバーロック注意!機体とのペアリングがうまくいかない
MJX X600本体と送信機をペアリングする際に、このロックが左右上、もしくは左右下と、両方が同じ方向にロック状態になっていないと、いつまでたってもペアリングが完了しません
私は最初これに気づかずこ一時間ほど悩みました(-ω-;)ウーン
実際、現場で飛ばす際も、家では左右上に固定したはずなのに、バッグの中でずれてしまっていて、飛ばす前に冷や汗かきましたよ(゚Д゚;)こ、壊れた!?
高画質カメラの搭載&カメラ角度の調整
安物ドローンの場合、FPV伝送でリアルタイム転送できる空撮用のカメラを搭載しているといっても、実は画質が非常に悪いものがあり、とてもじゃないけど、モニターでドローンを操る事はできないレベルですが・・
MJX X600は実際に3DVRゴーグルにモニター(スマートフォン)をつけて問題なく飛ばす事ができる画質というのは冒頭の動画を見ればわかりますね※ただし距離感は重要
カメラの角度調整は手動で変更するので飛行中はできません※墜落すると角度変わるので注意(笑)
プロペラ出力の調整機能
これは送信機を見て、なんじゃこりゃ!?と声を出してしまった機能(笑)なんかのつまみがついてるけど・・これなに?と思ったらプロペラの回転出力を微調整するための機能でした
具体的に言えば、スロットルの上下で上昇下降をする訳ですが、その比率はかなり指先の微調整が必要な所。その微調整を指ではなく、プロペラの回転出力で上げ下げして高度を調整できるので、その場でのホバリングなど、安定した高度を維持する事ができます。
逆に言えば、その出力を上げる事で、ロールアクションも手動で行えます
速度制御は三段階(BEGINNER/INTERMEDIATE/ADVANCE)があり、アドバンスにすると、スティックの傾き角度が95%以上いくと、倒した方向にロールできるようになるんですが・・
スティックをクイックに倒してしまうといきなりロールして落下するという(笑)
ただの左右移動のつもりで傾けても、やべぇ!いきすぎた(゚Д゚;)と動画のとおり操舵不能(笑)
繊細なスティックさばきを覚えないと難しいですが、ボタン押してオートでかかるより、自分で狙って成功すると「技を決めた!」みたいな感じでテンション上がります( ̄▽ ̄)一回だけだけどな
スロットルの上昇/下降の%表示&微調整メモリ
ドローンの操作は非常に繊細な指使いが求められます。その際に、どのくらい上げたか、下げたか感覚でつかむのは熟練の技ですが、この送信機は画面に%表示で現在の出力状況を表示してくれます。またスロットルを上げる際も、カリカリと1メモリずつ微調整ができるので、慣れてない人でも繊細な操作が可能
カリ、カリってメモリの感触を確かめるなら根元をつまむのがコツな( ̄▽ ̄)
2C 7.4Vのリポバッテリー搭載
リポバッテリーは扱いがデリケートなバッテリーで間違った充電、管理をできない危険物です。小型やおもちゃのドローンでは1C 3.7Vのリポバッテリーが主流。実はこれが3.7×3.7=7.4Vになると、バッテリー充電の際にも電圧調整(バランス充電や放電で調整)という作業が必要になってくるため、ある程度、ドローンやリポバッテリーの扱いにも精通してる必要があります
とまぁ、こんな感じで、ただ飛ばす→自分で思い通りにコントロールしたい!
と欲が出始めてFPV操作もやりたいというドローン中級者にはなかなか良い練習機体だと思いますよ
ドローンで遊ぶなら持っておいたほうがいい必要最低周辺機器
ラジコン・おもちゃとはいえ、リポバッテリーという危険物を扱う以上、ドローンを遊ぶにあたって必要なものは以下です
交換用バッテリー
1個だと、基本的に5~6分しか飛ばせないので、楽しめないし、なかなか上達しない。そこで練習のためにも、交換用バッテリーは用意しておいたほうがいいです。バッテリーはドローンによって形状が違うため注意が必要。こちらは私がMJX X600用に購入して動作確認が取れたバッテリーです
MJX用バッテリー(3~4個のまとめ買いがおすすめ)
リポバッテリーバランスチェッカー
リポバッテリーは1C(セル)3.7Vを基準に、2C、3Cとグレードアップしていきますが、元は3.7Vのバッテリーを複数繋げてるだけなので、各バッテリーにバランスよく充電をする必要があります。これが偏って充電されていた場合、危険なので、充電電圧の状態の確認や、2C以上のリポバッテリーが均等にバランスよく充電されているかを確認、放電での調整ができるバランスチェッカーが必要です
私が用意したこちらのジーフォースのLipo Analyzerでは、電圧チェック、放電でのバランス調整、および充電容量を%表示してくれます
リポセーフティーバッグ
リポバッテリーは充電後も使用後も取り扱いに注意が必要なものです。過充電、過放電のどちらも万が一の発火の危険性があるため、保管には発火対策のリポセーフティバッグ、もしくは耐火ボックスのような管理環境を用意する必要があります。
リポバッテリーの保管には必需品との事で、私はこちらを利用してます
このドローンで終わり・・というのであれば、そんなに機器を揃える必要はありませんが、これを機に!とさらにワンランク上のドローンを目指していくなら、飛ぶためのメンテナンス環境は整えておいたほうがいいですね。実はこれでもまだおもちゃの領域を出ないという・・ドローンの世界はまだまだ奥が深いぜ(´・ω・`)
LEAVE A REPLY