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消費税の軽減税率について調べていたら・・たばこ税?

消費税の軽減税率制度に対応した経理・申告ガイドのパンフレットを見て消費税の内訳を理解した事で気になった地方交付税の中の・・についてのお話

軽減税率

軽減税率って知ってます?(一般向け)

2019/10/1から消費税が8%から10%に引き上げになりますけど、一部商品に関しては、変わらずに8%をキープしますのでご安心ください!

というのが 軽減税率 です(ざっくりいえば)

所で何が現状維持(8%)の消費税に含まれるかはご存知ですか?

消費税8%対象は飲食料品と・・新聞?

消費税と呼んで字のごとく、日々日常的に消費しなければ生きていけない、生活に関わる飲食料品。これらを買う事で、国に少しずつ貯金のように国民の財産が貯蓄されて政治予算に利用されるのが消費税です

もちろん、ここが消費増税で%が上がれば上がるほど生活への負担が大きくなり国民から反感を買ってしまうため、なんとかして国民の支持を得るために、食料品はそのまま8%で結構です!という妥協案はわかる・・が!

新聞?・・なんで新聞が8%を維持するのか?(;´・ω・)

ここで気になったので新聞に関する内容をガイドから抜粋

新聞とは、一定の題号を用い、政治、経済、社会、文化等に関する一般社会的事実を掲載する週2回以上発行されるもので定期購読契約に基づくもの

なるほど、国は新聞というメディアから情報を買う事に関しては税率を下げますと言ってる訳ですが・・これは、ネットメディア・メルマガなどの定期情報発信コンテンツも条件を満たせば軽減税率が適用するんでしょうかね?

それとも、政治、経済、社会、文化を発信していても、【一般社会的事実】という線引きについては、何をもって事実として判定するのか?第三者機関のお墨付きが必要なのか、軽減税率適用条件のような国によるお墨付きが必要なのか

なぜ、新聞というネット時代にオワコンの【無くても生活に困らない新聞】【絶対に必要なものである食品】と同等に軽減税率の対象とするのか?

国って昭和で止まってるの?・・大多数の平成庶民の生活を知らないのかな?

とても疑問が残る軽減税率対象なんだけど、新聞メディアが騒ぎ立てない でお察しです(忖度※ジャーナリズムが機能してませんが、伝えない自由かな)

軽減税率で大変なのは経理や店員やシステムエンジニア

10月以降の軽減税率適用後の帳簿や請求書の記載例を見たけど、まぁ、しちめんどくさい項目が一個増えた感じ

例えば、帳簿への従来の記載事項に加え、軽減税率対象品目である旨を書く とある
例えば、請求書の場合、税率の異なるごとの税込金額の記載 も必要

※の注釈には3万円未満の少額な取引や自動販売機からの購入など、請求書がなかった場合、現行通りでOKとか結構ゆるゆる

また、仕入先がそういった軽減税率の記載に対応してなかった場合
取引に関する事実に基づいて、自分で追記しなさい っていうね・・

会社の経理の人は今まで以上に、経費のレシートに対して鬼になるでしょう(笑)
(# ゚Д゚)ワケテコイヨ? Σ(・ω・ノ;)ノ!ダセナイ

そういえば、コンビニのイートインスペースが撤去され始めてるらしいです(笑)
食料品を買うのは8% でも、その場で食べるなら10%

外食は軽減税率には含まれないため、コンビニやスーパーの飲食スペースは、飲食禁止の休憩スペースとする事で、この全商品を8%と計算してまとめる模様。それでもみんな買ったものはすぐ食べると思うしね(結局ぐだぐだになると思う)

単純に増税で10%だけでも嫌なのに、軽減税率とか訳のわからねー事をするもんだから、みんなてんやわんやで振り回されている訳ですね

また、ややこしいのが(旧税率)8%(軽減税率)8%の区分経理を分ける必要がある最初ですね。細かい内訳の%が変わるので税収的には計算が必要になります※後述

一度仕組みが安定してしまえば、後は数字を変えるだけのシステムを作ればいいのだけれど、そう簡単にいかないのでシステムエンジニアもどう対応していいものやら・・しばらくは現場作業泣かせですね(;´∀`)

意外と盲点だった消費税8%の内訳

知ってる人は知ってるだろうけど、私のように無知な人はこういうのをきっかけに理解しましょう。消費税8%、100円のものが108円で購入した場合、その8円の内訳はこうなります

消費税率:6.3%=6.3円
地方消費税率:1.7%=1.7円

これが10月以降はこういう内訳になります
飲食料品以外を購入すると消費税10% 110円の内訳

消費税率:7.8%=7.8円
地方消費税率:2.2%=2.2円

これはわかりやすいですが、軽減税率対象の飲食料品を購入した場合は
今まで通り8% 108円は変わらないのですが、若干内訳が変わります

消費税率:6.24%=6.24円
地方消費税率:1.76%=:1.76円

国税から地方税へ0.6%分ける内訳になっているって初めて知りました(;゚Д゚)地方優遇?

消費税は国の予算にもなると同時に、住んでいる地域の予算ともなる訳で、同じ8%でも軽減税率後はその配分が国から地域に分け与えられる・・ように見えて

実は増税される10%のほうの配分の伸び率はこうなります

6.3%→7.8%=1.5%増
1.7%→2.2%=0.5%増

うーん、数字のマジック(;・∀・)そこは割合1:1にしろよ

まとめ:消費税は避ける事はできないが理解しよう

消費税というものをざっくり理解するとこんな感じ

消費税10%(国7.8%/地方2.2%)100円→110円 100万→110万 1000万→1100万
軽減税率8%(国6.24%/地方1.76%)飲食料品・新聞(なぜ?)

普通の人はこの内訳を知った所で払うだけなので基本的に何も変わりません

「増税2%で駆け込み需要が期待できる!」って経済の専門家はいうけれど・・その2%で動くのはよほど高価な買い物ですよね?(家とか車)

バブル期じゃねーんだから・・

動かせるお金がない人が多いってわかってない(;´・ω・)

それと地域予算にまわる消費税って【地域の住民による暮らしを良くするための住民貯金】みたいなものだから国が%的に取りすぎだと思う

比率をもっと調整すれば、地方が国に頼らずとも自治できるかな・・って考えた時・・地方ってどういう形で国から支援を受けてるんだ?と思って調べてみたら・・驚愕の事実

軽減税率について調べにきた人はここで終わり( ̄ー ̄)ニヤリ (゚Д゚;)この先に何が!?

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COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. こんにちは。
    この様な数字のマジック知りませんでした。
    庶民はいつのまにか知らないうちに、増税されて厳しくなる一方ですし、、、
    その増税分は私達が将来生活していくのに、不安にならないように使ってほしいものです。

    • 松千代さん 毎度(≧▽≦)

      税金は一旦回収後に、色々な使い道の内訳がでますが
      【特別会計】っていうブラックボックスの名目がある以上、不安要素は消えないですね

      明朗会計?なにそれ?(゚∀゚)アヒャって感じで、税に関しては国民は意図的に教えられてません
      学校では教えられないからといっても興味を持って調べれば、公開されてるんですよ

      ちゃんと読めば・・はぁ?(;゚Д゚)ってなる事をスルーしてる人が多すぎます
      言われた事、与えられた事さえ自分がやっておけば問題ないという思考停止状態

      いつの間にか無関心が人を殺すという恐ろしい国になってます(そら世界でも自殺率高い訳だ)

      ちゃんとみんな身近な変化、政治によって変わる生活の原因
      いじめがなぜ起きるか?の根本はみんな他人を許せるほど心に余裕がないんですよ

      競争化社会という概念が強制的に弱者と強者、勝ちと負けという二元性に落とし込み
      勝てば官軍(光)、負ければ賊軍(闇)という構図の元、何もかもが動いてきてる

      歴史改変がまさにそれ(この辺はまた深堀しますけど)

      まず目の前の政治に興味を持てばこの国のかじ取りが向かわせてる方向がどこなのか
      みんな、前向かないと、遊んでるうちに氷山にぶつかってタイタニック!(レッド吉田風)

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