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Googleがコンテンツ評価に事実と信頼性を導入?

動きが活発なGoogleさん!ついにいろんな準備が整ったか!?モバイルユーザービリティ対応に続く、SEOに影響するコンテンツの事実と信頼性についてイラスト解説付きで考察してみた

Googleから新たな順位付けのSEOの指標が発表されたらしい

情報発信者として検索してるユーザーに対し、有益な情報(役立つ情報等)を提供するユーザービリティ=コンテンツの質と考えていたけれど、それ+αとして「事実」という判断要素が生まれるらしいね
これによって内容があいまいな情報との差別化をするらしいが・・

「事実」とは何を基準に決めるのか?

事実って・・人の数だけあるよね
例えば、同じ商品を買った人のレビュー情報があったとして
Google コンテンツ 事実
Aさん:動かない。不良品だ!おすすめしない!
Bさん:凄くいい!問題ない!これは便利!
これって「どっちも事実」だったら
その商品に関する情報として検索エンジンはどう判断するのだろう?
そこはナレッジグラフやナレッジバレットというデータベースがあるらしい

※動画下にある翻訳ボタンを押せば字幕がでるよ
ナレッジグラフやナレッジバレットというWEB上から収集した
データベースを元にGoogleの基準で判断するらしい
歴史上の偉人や本を書いてる著者のほか作品等
結びつけるのには凄く正確な気もするが・・
例えば、歴史が間違っていた!
という新説浮上についてはどうするのか(笑)←ひねくれもの
新しく増えていく不確定な情報に対しては
事実は「WEB上の多数決」で作られるのか?
仮にAさんと同じように問題ない!という人が100人いたとして
Bさんと同じ不具合を訴える人が200人いたとしたら
たまたま初期不良が多かった商品の場合
Bさん側の言ってる事が事実となるのだろうか?
そう極端にならないためのもうひとつの指標がある

情報元の信頼性での判断

Google コンテンツ 事実
よく突拍子もないうわさを耳にすると
ほんとかよ?それ誰が言ったの?って思う時がある
そのくらい言いだしっぺの信頼性
日常生活でもひとつの判断要素になっている
WEB上での情報元の信頼性の判断はおそらくオーサーランクだと思う
オーサーランクとはその情報を発信する著者自体についてる評価
オーサーランク
例えば、同じ商品であっても
どこの馬の骨がいってるかわからない技術的な文句より
その分野のエンジニアの発言のほうが信用できるみたいなもの
Google オーサー 信頼性
何を言ったか?もコンテンツの質として大事だけど
誰が言ったか?という部分も大事な判断要素
という事はだ・・
Aさん側が10000人いようと、Bさん側が100人しかいなくても・・
その商品を扱ってる企業自体が
公式に「申し訳ありません」と認める = Bさん側がWEB上での事実
Google 事実 ナレッジベース
事実に対して信頼性という天秤は
「情報発信者ひとつ」でどうとでも転ぶという事か?
正確な情報事実を順位付けの判断にするならこういう事になるよね
おそらく情報発信元の信頼性のほうが強いと思うが
どこで「数」「信頼性を超える」かパワーバランスはわからないね
WEBへの影響力 パワーバランス
現存する全世界の企業がこれを取り入れたら
かなり企業色が強い検索結果になりそうな気がする
※逆にユーザの生の声とかが打ち消されそう
もし、あなたが公式の企業ページや顧客のサイト運営をやっているのなら
このGoogleの変化の波に乗らない理由はないね

schema.orgをはじめデータ構造を構築する必要がある

WEBマスターツールにはデータの構造化という確認要素があるように
検索エンジンにはテキストを正しく読み取るための仕組みがある
これはかなり企業側に配慮された情報発信の仕組みになっているけれど
一般のブロガーにおいても意識して活用することはできる
例えば某小説を読んでこんなレビューを書いたとする

やっぱり○○さんの小説はおもしろい!
近作の××も期待どおりの良作!
この内容で500円だからお得すぎる!

人が読めばなんとなく意味は読み取れるけれど
これを正確に検索エンジンに伝えるには以下の形式にします

<div itemscope itemtype="https://schema.org/Book">
やっぱり<span itemprop="author">○○さん</span>の小説はおもしろい!
近作の<span itemprop=";name">××</span>も期待どおりの良作!
<p itemscope="itemscope" itemtype="https://schema.org/Offer">
<meta itemprop="priceCurrency" content="JPN" />
この内容で <span itemprop="price">500</span>円だからお得すぎる!
</p>
</div>

  • このセクションブロックは本について(カテゴリ)
  • 著者タイトルについて(詳細な内容)
  • 価格通貨単位について(価格)

短い文章であっても、そこに書かれた内容がどういう意味か
正確に検索エンジンに伝える事ができます
これらのタグがコンテンツ評価に対してプラスになるかどうかはわかりませんが
少なくとも、正確に情報を伝える点ではマイナスにはならないでしょうね
・・ただ、見てわかるとおり・・
タグ書くのめんどくさいわ!
という人のために開発されていたツールがこれ
時代がやっと追いついた(笑)

schema.org設定エディタについてはこちら

コンテンツが作れないけど著者としての信頼性をあげるには?

良いコンテンツを作りなさい!・・んな事はわかってんだよ!
でも、コンテンツ作れない人はどうすればいいんだよ!
そんな悩みを持つ人は多いと思うけれど
これはたぶん、が先か?が先か?という話です
記事を書く著者の評価をオーサーランクとは言ってますが
実際に、それは公式で発表があった訳ではありません
ただ、そういう隠れたランキング要因があるんじゃないか?
という憶測の認識が徐々に広まっているだけ
もし、仮にそれが事実であったとしても
今後もGoogleは被リンク数やキーワードのように
重要な情報として「非公開を貫く可能性」も高いです
つまり、どうやって著者の信頼性が評価されるのか?
この明確な方法や基準というのはまだわかりません
ただ、発言力を高めるには発言をしていくしかない!
それは更新頻度上げるとか、ツイッターでつぶやくとかそういう事ではなく
Googleナレッジベースに基づいた事実にそった記事とか
長く人の役にたつ「動かぬ事実」を伝える情報を発信する
コンテンツの質だよね(笑)
だから卵(信頼)が先か、鶏(コンテンツ)が先か
前にも言ったけど逆に言えば、著者ランクは
発言内容によるマイナスもありえるからそこは難しいんだよな~
・・というのも

別の意見をナレッジベースはどう判断するのか?

「既成事実」という言葉がある
既に成立した事実。事実関係を模索するまでも無く、多くに認知された事実。
当事者が認めたくなくとも認めざるを得ない事実
おそらくそれが「ナレッジベース」なんだと思う
これって「情報先だし」が圧倒的に有利
現に何年も前からのSEO対策でも感じることだけど
キーワードの元祖になると順位が安定する
おそらく順位が落ちないのはキーワードうんぬんじゃなく
その中のコンテンツでいろんな要素を抑えているからだと思うけれど
逆に言えば、これとは違う意見を出すためには
それらを否定できる信頼ある情報元の提示がなければ打ち消せない?
例えば、著者ランクが高い「○○さん(同じ意見)が言ってたけど・・」
とか引用元を提示することで、また発言の評価は変わるのだろうか
でも、それもまたひとつの狙いかもしれない

事実を判断するには数が必要

WEB上に散らばった拾いきれないさまざまな意見を
同じ意見で関連付けされれば収集もしやすい
Google ナレッジベース リンク
そもそも、誰かの記事を引用する(リンク)というのは
それを基軸とした新たな見解についての情報であったり
それが元となった理論の証明だったり
本来であれば、有益なつながりとなるはずのもの
意図的なリンクではなく、そのサイトにとって信頼できる情報元をリンクする事で
リンク先もリンク元も評価されるのかもしれない
そうやって集まった、既成事実とは違う少数派意見など
WEBに影響力のある発言を取り入れる事によって
「ナレッジベースの判断精度」も上がっていくのかもしれない
※常に新しい情報出てくるから完璧な訳はない
そういう意味で考えれば、今後は被リンクの価値が下がるのではなく
リンクの質が評価される仕様になると考えたほうがいいかも
ただ、発言者も引用元としてリンクした先もたいした影響力がない場合
それはどちらも評価はされないだけじゃなく・・
さらに下がる可能性もある(足の引っ張り合い)
もし、そうなるのであればネガティブSEO対策はどうなるんだろうね
信頼性の低い掲示板に勝手に引用されたり
キュレーション(まとめ・リンク集)にされたり
うーん、先読みしすぎて頭痛くなってきたw
結局は

  • コンテンツとして伝える内容の正確さ(事実に基づく)
  • 閲覧者へのユーザビリティ(わかりやすい構造)
  • 検索エンジンが判断しやすい形式(schema.org等)

こういう点を意識して記事を書いていけば
小手先のSEOを行うよりも確実に評価されるって事なんだろうね
・・ちなみに、イラスト使ってわかりやすく解説したが
あくまでも「個人的な考察」だから正解の保障はないぞ
ただ、私はこの考え方で実行していこうと思う
モバイルユーザビリティの重要性の考察も当たってたしね
やっぱりきた!モバイルフレンドリーがSEO順位決定に影響

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
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  1. knowledgeグラフかあ。Googleさんは次から次へといろんなことを構築していくね。この前仕事でめっちゃセキュリティガチガチの所へ行ったけど全国にあるGoogleさんの施設の一つだったよ。ガチガチの割にはフィリピンのエンジニアさんは約束の時間過ぎても現れなかったけどね(笑´∀`)ヶラヶラ

    • 前から言われてたセマンティックWEBっていう構想が
      ナレッジグラフって形として出来上がったんだろうね
      初期段階では歴史認識とか事実が確定してる情報の関連付けだろうけど
      これが検索順位の判断要素にいれるかどうかはわからんけどねw
      Googleの施設か!秘密基地みたいだなw
      そういう所で働く人ほど緊張感がないようにみえて
      凄い仕事してたりするよね(漫画のパターン)

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