好奇心

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教員免許について思う事

教員免許更新制度の必要の是非についてが話題になっているから、ついでに、そもそも『教師の資質』について『教師は30歳から』について語りたいと思う

教員免許更新制の廃止?

教員免許更新制、文科省が廃止検討 うっかり失効の原因
教員免許更新制を廃止へ 教員の負担重く、文科省が検討

教員免許に10年ごとの更新があるというは知らなかったし、講習の受講程度で更新される事すらも知らなかったし、教師達がそれの実施の是非を問題視していた事も一般人は知らないから

ぶっちゃけそれは元教師や現教師が扱う問題なのでどーでもいいけれど、ただ、ひとつ教師のライセンス更新うんぬんよりも教員の採用について言いたいことがある

教員資格は社会人生活5年以上30歳からにするべき理由

教師

大学生活を終えて資格を取ったら即教員として現場に出るという事は、社会人として社会の辛さや考え方、トラブルへの対処等、社会的な立場による責任を知らないで、いきなり一人で責任をとらされる立場からスタートする

学生気分が抜けないまま学生に教えるという軟弱な精神や、後輩に対する接し方で先輩風を拭かせる気質が学生に見抜かれるから舐められるし、反抗されたり、揚げ足取りされたりのあるまじき問題が起きる

学生と同じ目線に近すぎるから、学生に色目を使ったり、教職すべてに迷惑を起こすような性的なセクハラやパワハラ問題が起きる

なんの職種でもそうだけど、社会人で5年もやれば、上に対する気遣い下での立ち回り部下を持ち育てるための配慮やアドバイス、また部活動とは違う挨拶や礼儀、会社の一員=会社の顔として仕事=仕える事への責任、自分のミスが多くの人に及ぶという責任感が磨かれる

少なくとも

大学終わりで即教員スタートの社会を知らない教師
社会人生活5年後に教員を始める者では

心の余裕が圧倒的に違う

困難や理不尽を経験してる分、生徒に対する対応の仕方も達観した目線になる

社会的ないじめや嫌がらせは必ず社会人1年目に経験し、それを乗り越えた経験があるからこそ継続に至り、それに悩む者に対する対処やその周りへのアドバイス等、その社会に向けた心構えを準備させる事ができる

大学終わりの学生気分で教師をスタートさせ、ずっと数十年教師という学校の枠を出ないで教師以外の社会を知らない者が、これから社会に出ていく若者たちに

何を教えると言うんだ?

教えられるのは、テストに出る問題と、文部科学省や教育委員会が配布した教科書の教育カリキュラムだけ

それも自分達が習った内容と違う、政治やビジネスの思想によって新たな書き換え捏造のニューエイジ教育だから、学生に教える前に先生がまず勉強しなければいけない事になる

なんで国はこんな馬鹿げた事を子供たちに教えこもうとするのだ?
どうして今まで伝えてきた歴史が全否定されるのだ?目的はなんだ?

という、恣意的な思惑に社会人経験をしていれば気づき、そこに対する問題意識が生まれるはずなのに

学校の教師たる者がそこに向き合わない

ちゃんと向き合ってるなら・・

新たに導入されるGIGAスクール構想とは何だ?5Gを導入?5Gとはなんだ?安全なものなのか?
マスクを着用とはいえ、プールにマスクつけて入るなんて正気の沙汰じゃないだろ!

と気づくはずである

子供たちに何を教えるべきかについての内容を独自に考えようとしない
全部、上から与えられた教育方針に従い、次の世代を洗脳していくだけ

そう考えれば、社会経験のない若者(馬鹿者)意図的に若年の教師としてを増やす流れも見えてくる

若いから目の前の事(自分の生活や欲望)しか気が向かない
周り(生徒や生徒の家族、学校外での行動)気を巡らせる余裕が無い

もちろん、全ての先生がそうだとは言わないが、昨今の学生とのトラブルは若い先生がターゲットになっているのは舐められてるからとしかいいようがない

かといって、それに対して暴力や体罰で対抗するのは学生以下だ
どうやって対処するべきか?どうしてこのような状況になったのか?

冷静に分析して事を納める知恵がない

子供たち側の学生にとって、学ぶ意識があれば、吸収したい知識というのは、今やインターネットを通してどこでも誰でも学べる時代において

学校の教師は何を教えるべきか?

最も大事なのは心構えや思想、精神性、生き方について

だけど、それを語るには、それに伴う人生経験があるからこそ発言力に自信や重みが生まれる。子供たちはそういう空気を感じ取りやすい思春期だからこそ学ぶべき相手と判断したら素直に教えを吸収する

学校で学ぶのは知識だけにあらず

なぜ知識が必要か?を伝える者
なぜ体力が必要か?を体現する者
なぜ人付き合いが大事か?説く者

学校はそういう、十人十色の選択の幅を広げる出会いの場

先生とは、きる者・先導する師=導師

道がある事を伝え
その道を選んだ者を導く先を歩く者

色んな先生がいて、色んな生き様を聞ける、そんなバラエティ豊かな社会人経験豊富な先生達がいる学校は、先生達同士でも新たな学びや発見が起きて、その新たな変化を体験する生徒達にもそれは伝播していく

そうやって学校を変えた教師!という情報が他の学校にも噂が広まるようになったら、別の学校へのヘッドハンティングなど教職という社会においても、様々な転職ルートの生き方が生まれる可能性もある

とまぁ、こんな理由から、以下をまとめる

大学で教員免許取得24
社会実務経験(職種問わず・転職ok)累計5年経過後
最速29歳に教員採用試験

採用試験はテストではなく面談

「あなたは社会実務経験5年を経て教師となるにあたって、どんな教師を目指しますか?あなたはこれから社会に巣立っていく生徒を育成する者として、あなたの経験から何を伝え、どういう力を与えたいと望みますか?」

本気で教師を目指す気があるのなら、簡単に答えられる質問

社会経験5年の中で、社会にこういう変化があればいい、そういう変化を生みだせる人材を育てて送り込めばいいという考えの元に、カリキュラムを自分なりに考える教師

社会経験5年の中で、社会の理不尽さを身に染みて、こんな辛さはあじ合わせたくないという想いから、耐えるための方法や心構えとそれを必要としない社会を構築できる人材を育てる教師

社会経験5年の中で、理不尽な暴力に耐える事、抗う場面があったからこそ、逆境に負けない強い精神力と体力を備えた若者を育てたいという教師

それぞれ、24歳にとった教員資格から5年の月日がたっても、まだ指導者を目指す!という意志が強い者はこのくらいの自分ならこういう教師になれる!(# ゚Д゚)ノという体現できる目標を掲げるリーダーシップを発揮できるだろう

逆に24歳の時はなんとなく教員資格を取ったけど、社会に出て5年働く中で、上にいじめられ、下を育てる立場になった時、下になめられ・・という指導する事の難しさを経験すれば・・

右も左もわからねぇクソガキどもの面倒を見るのは嫌だね!┐(´д`)┌ヤレヤレ となって教師の道を選ばないだろう

ある意味、これが自然淘汰
5年の月日が指導者の資質を問う採用テストのようなもの

また、同時に採用試験を担当する試験管となる教員も、社会人経験を経て先生になったという同じ道を辿り、強い意志と体現する責任を持って現役で取り組んでいる人なのだから、偽物を振るい落とせる本質を見抜く圧迫面接は余裕だろう

質問を質問で返す事で問題と人柄がわかる

そうすれば教師になるべき資質を持った人材だけが教師となり、必然的に教師は生徒がこれからぶつかるであろう困難や不安・トラブルに立ち向かうべき社会経験を備えているため、親身になって相談に乗る事ができる

採用試験の面談を合格した29歳から30歳までの一年間を専攻希望する科目の現在のカリキュラムに沿って講習を受ける期間として、30歳になって初めて教壇に立つ

学生とは一回り年齢が違うから、同じ目線になる事はない
一段高い俯瞰の目で、こいつらはまだ何も知らない雛

私がしっかりと育てる!(# ゚Д゚)ノ (゚д゚)ピー(゚д゚)ピー(゚д゚)ピー

って、感じで

学校の教師は30歳から を提言する

そもそも、俺、将来は教師になりたい!!っていう夢は別にいいんだけど、それが本気なら社会人として教師以外の社会を知ってからでも教師になりたいという思いは消えないだろう

その5年の歳月を教師になったら生かす経験として実体験をするほどに、生徒に自信を持って伝えられる事が増えていき、話題性も豊富になって心にも余裕ができて、より先生としての人間性の魅力が磨かれ、生徒にも1目置かれる存在になるだろう

今思えば、人間性に良くも悪くも魅力があった先生というのは、大学終わりでまっすぐ先生になったのではなく、社会人経験やスポーツや武道等、学校生活以外での経験から得た生き字引のアドバイスに説得力があった

教師とは何か?
教師の資質とは何か?
教師の役割とは何か?

試験受けてライセンス取ったから教師になるというインストラクター的な職種という選択では無い

教え子とは、その瞬間の自分(態度・発言・行動)を反映した成果となって社会に出ていく。言うなればこれからの社会を創り担う者達を育てる人材ファームの責任者が教師

社会を経験していない学生上がりの教師に 教師たる資格と自覚 があるのか?

という疑問はずっと前から持ってたというだけの話でした(゚∀゚)アヒャ (゚д゚)!
まぁ、ドラマの伝説の教師とかGTOみたいな、型破り過ぎるのは問題だけど(笑)

教員免許更新制の廃止?
論点はそこじゃないと思うけどね┐(´д`)┌ヤレヤレ

世の中を良くする改革って、やっぱり導師の精神性・人間性だと思うし、それを学んだ者がそれを活かして伝言ゲームのように伝えていく

だから、腐ったみかんだお前らは! っていうおめーが腐ったみかんなんだよ!

っていうただ惰性で講習受けたら教師ライセンス更新してるんじゃダメだと思う

ま、文部科学省が腐ったみかん製造機じゃ、それに従う教師はみんな被害者だけど、それを指をくわえて上からの命令だからと現状を変えないならやっぱり腐ったみかんだと思うけど

人間って30歳を目途に物凄く精神性が変わるんよね(落ち着く)
だから下を育てる導師=教師となるなら30歳がいいと思う

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