好奇心

直感・閃き・気になる事探究を楽しむ

ガチ初心者の釣りデビュー戦から学んだ備忘録

真剣にやらなければわからない。上手い人がいないとわからない。そんな目新しい事だらけの釣りデビューで得た気づき

釣りに挑む心構えを変えた

もともと人生、友人に誘われて釣りに行った事は何度かあるが、ロッドや餌など、釣りに行こうぜ!という友人の言うままに買いそろえ、後は適当に投げておけば釣れるんじゃね?という釣りという行為を楽しんでるような感じだった

だから釣れても釣れなくても、何が釣れたとかも一切気にした事がなかった

しかし今回、何気なく友人に誘われた「新しい趣味として釣りをやってみないか?」という一言に、魂の導き(好奇心)が『釣り』にとてつもない食いつきを見せた(釣りだけに)

そこで、今回はちゃんと狙いの魚にあわせて自分でタックルや仕掛け一式をそろえ、リールも自分でやり方を調べて巻いた(失敗して苦悩もした)

釣り リール巻 しっぱい 釣り リール巻 成功

サルカンや仕掛けの結び方や、撒きえやサビキかごのしゃくり、狙った棚(階層)に固定するために、リールのロッド比からひと巻何センチかとか計算し、とにかく道具や知識に不備がないように備えて、いざ現場へ乗り込んでみたけれど・・実践してわかった『やってみなければわからなかった事』を備忘録としてまとめる

初心者はわからない水汲みバケツの使い道

釣り座に着いたら、まずは冷海水を作るために、海水を組むのにロープ付の折り畳みバケツが必要という所までは動画で勉強していた

現場で長年のガチ釣り人は、サバを釣り上げたら即鮮度を下げないために血抜きで絞めるのに、もうひとつバケツを用意していた

また、仕掛けをたらした後に放置する際に、堤防の車輪止めにロッドを置いたら、手元のグリップ部分に、水汲みバケツの持ち手をひっかけて、テコの原理を使って竿を固定するという使い方もしていた

常に根元には水くみバケツの重さ約2~3kgはかかってるため、よほどの引きでもない限りは竿が持っていかれる事もなく、また、強めのアタリがあると、バケツの水がバチャバチャなるので、完全に手放しで放置できるというメリットがある

ちなみに爆笑した会話

私「とりあえず、釣れたのは一旦このバケツに・・」
友「それじゃ、そのうち死ぬよ?」

私「じゃ、冷海水に入れればいいのか」
友「それ、即死だぞw」

優しさとは難しい・・(“´_ゝ`) (゚Д゚;)

小物は針が大きいと食わない

当初、友人に「5号のサビキ買ってこい」と言われたので、5号を付けてみるも、友人2人はどんどんサバやアジが釣れるのに、私には一向にアタリもなかった

初心者だから?(魚がわかる訳がない)
棚が違うのか?(これはあるかもしれない)

友人が「お前それ針何号使ってる?」というので「5号だよ?」というと

そりゃ釣れねーよ┐(´∀`)┌ここは4号だ Σ(゚Д゚)お前がー!

準備してきた5号から4号に付け替えたら、びっくりするくらいかかり始めた(2匹同時に等)

魚にとって、針の大きさというのは重要なので、仕掛けサイズには小さいものから大きいものまで幅広くそろえる事が必要だという事もわかった・・と同時にその釣り座付近での、釣れてる釣り人の情報は大事

ロッドのしなりと長さ 硬いと小魚がくいついてもはじかれる

がつん!とアタリが強い後にシーン・・これが何度も続いてたので、友人と竿交換してみた。重さは軽く、長く、しゃくってみた時のロッドのしなりの柔らかさがまるで違う・・

一方で、私が用意したロッドを使った友人は・・

硬っ!短っ!(# ゚Д゚)ノこりゃ釣れねーよΣ(゚Д゚)

確かに最初に自分のロッドを持ってから、友人のロッドを持ち比べて明らかに違う事は実感できた。そして、短い理由は・・単に節がひとつ伸びきっていなかったのと・・糸がひとつガイドを通っていなかったという失敗(笑)

最初のラインのガイド通しの問題を解消すると、リールの回転負荷はめちゃくちゃ楽になったけど、でもロッドのしなりについては硬いのはよくわかった

ロッドが硬いと魚が餌を食いたくて食い付いてきても、その瞬間にばねのような反動ではじかれてしまうらしい。だから硬いロッドは小魚狙いには適していない。小魚を狙うならしなりと長さが重要

友人が使っていたのは5mで柔らかく軽い
私が使っていたのは2.7~3.mで重めで硬い

65アイテム+ケースセット品という事で買ってみたが、これは完全に小魚狙いの装備ではない場違いなロッドという事はわかった

魚グリップとグローブは良い奴を

魚に直接触れたくないから100均で買った魚グリップで握ろうとするも、つるつる滑ってつかめない。掴めないから力が入り、よけいに魚を苦しめる事になり、リリース対象の小魚に申し訳ないので

結局、100均で買った指先2本だけ穴が開いてる布の軍手(滑り止め付き)で握るも、その布が仕掛けに引っかかってとれなくなり、布ごとはさみで切る始末に・・

ひっかかるたびに仕掛けに謎の布(手袋の一部)がついていくのは魚も困惑だろう(笑)

友人が持っていたフィッシュグリップ(あえて言い換える)は魚を圧迫しないようになっていて、滑らずに針を外すのに集中できるモノだった

魚の気持ちになってみれば、逃がすなら逃がすで苦しめないでくれという命の瀬戸際なのだから、ここはケチってはいけないと実感。グローブも針が食い込むような布ではなく、刺さらない強度のタイプがいいし、別に指ださなくてもいいかも?

夜釣りは蛍光の光るアレコレ

ポイントで合流したのが20時くらい、周りの人たちは浮きや仕掛けに蛍光の光る道具を付けていた。友人の装備もそれをつける事によって、海面から数mまでの深さを狙うのにちょうどよい目安になっていた

ただこの蛍光にするのは、魚にとってではなく釣り人にとっての視認性という意味で、浮きの沈みなどを目視する意味でも夜間は有効なんだろう

強いヘッドライトと海面を照らす光は重要!

頭にかぶるタイプのヘッドライトを持っていたが、電池が弱いのか光が弱いのか、あまり役にたたなかったが、友人が持っていたライトはとてつもない強烈な光で、足元から手元まで広範囲にしっかりと見えた

暗闇での仕掛けの準備、特に絡まった時の対応など・・光がないと本当に何もできない。堤防釣りだと、他の人がギリギリまで海側に車で来ているのが理解できた

車のヘッドライトで海面を照らす事で、魚の有無や光に集まる習性を利用して、そこを狙うなど、とにかく日常生活では使いにくいほど強い光が夜釣りには有効だという事がわかった

サビキは釣れるが絡まると地獄・・

サビキの仕掛け、餌なしでも簡単に釣れたのはびっくりだが、問題は釣り上げた後の手元の操作がおぼつかない事

巻き上げすぎると、竿を立てた状態にした時、下カゴが座った状態でキャッチできないだけじゃなく、竿を後に下げるか、ふたたび糸を出すしかないのだけど、その操作に慣れてないと糸が絡まったりする・・

また、手元に上手く下カゴやオモリを掴めるように来たとしても、仕掛けハリの部分を地面に降ろしてしまうと・・寄れた仕掛け同士が絡まったり、地面に落ちてる物(昨日の例だと、乾燥した海藻?バケツのロープなど)をひっかけてしまい、それを外すために竿を寝かすとまた他が絡む・・

ロッドの長さが3mでてんやわんやなのだから、これが今後4m~5mのロッドを使うとなると、感覚を慣れてないと、海に投げ入れているよりも、陸で絡まりをとっている時間のほうが長くなりそうだ(笑)

ただ、2~3匹がいっきにヒットする感覚を覚えてしまうと、確かにサビキは初心者でも釣れて、釣れる楽しみを与えてくれる意味では・・やっぱりこの絡まる苦行も含めてサビキから始める(忍耐力を鍛える)のがいいのかもしれない(若い頃の私ならもうそこで止めてる)

サビキは使い捨てで考える(自分不器用ですから・・)

最初に5号から4号のサビキに変えた際に、付けて間もない(一匹も釣ってない)5号の仕掛けを外したのだから、まだ使えると思い、ネットで使用済みの釣り針をまとめるテクニックとして紹介されていた、100均などで売ってるマグネットバーに釣り針をくっつけて置いたのだけど・・

いざ納竿で片づけるとなった時に、当然の事ながら、仕掛けのハリは磁石にくっついていても、それ以外の道糸やらがぐちゃぐちゃになっていて、持ち上げた瞬間に寄れて絡まって・・下げるとまた絡まって・・夜間でライトでも見えにくくて・・

あぁ、見上げれば満点の星空が綺麗で(一旦現実逃避)、見下ろしたら心をへし折る状況で・・

私「仕掛けって使いまわしできるの?」
友「一回使ったらサビたりするし、基本は使い捨て」

だよね?(´ー`*)ウンウン (゚Д゚;)

本当は、5号のケイムラで一匹も釣ってないからもったいないな~て思ってたんだけど、そのもったいないを軽く凌駕するほどに、つたないライトの中で仕掛けの絡まりを直すという作業に嫌気がさしていたので

適当にぐるぐる巻きにしてゴミ袋にぽいした(゚∀゚)アヒャ (゚д゚)!

使用済みサビキの収納がうまい人、手先が器用な人は別として、サビキは使い捨て、釣り座にあわせてしかけを変えたらさようなら(判断が難しい)

オキアミとアミエビを間違えるやーつー

釣行が決まって3日前から釣具屋で色々物色した際に、コマセとして撒き餌の釣りをやってみたい!なんかサビキの動画ではみんなそうやってるから!(;゚∀゚)=3ハァハァと気持ちが高まり、3日前から冷凍の撒き餌を買って自宅の冷凍庫に保管

当日、予定の2時間前から自然解凍を初め、現場について袋を開けて、砕いて海に放った時に友人が一言

友「それ何?」
私「撒き餌!買っといたんよ」
友「いや、それ・・使えねぇ・・」
私「へ?なんで!?」

友「だってそれ・・オキアミだし」┐(´д`)┌ヤレヤレ Σ(゚Д゚)

アミエビ:体長10~30mm
オキアミ:体長30~60mm

もうコマセ(撒き餌)ればなんでもいいんだろ?くらいに思っていたから、どーれーにーしーよーうーかーなーくらいののりで、誰にも聞かないで選んだ結果、小魚狙いでは唯一選んでいけない選択をするという(店員に聞けばよかった)

とはいえ・・

私「撒き餌用のバケツあります?」
店員「あ~今、切らしてますね」

からの~

私:レジに冷凍オキアミを出す
店員「・・(一瞬の間)

もしかして、あれは・・

(え?・・え?(;゚Д゚)この人さっき、撒き餌バケツ欲しいってど素人みたいな事言ってたよな?・・オキアミでやるのか?いや、人を見た目で判断してはいけない、風貌はなんかめっちゃ釣り人っぽいし?もしかしたら予備のバケツが足りなかっただけなのかもしれん)

という思考が廻った時間だったのかかもしれない(今思えばw)

だけどこれで撒き餌を買う時に二度と間違える事はない
間違いに気づく!有り難い話、これも苦行(。-人-。)Σ(´∀`;)

釣りに詳しい人・釣ってる人に聞いたほうがいい

友人二人のうち、一人は昔からの連れ、もう一人がその連れの会社の後輩だけど、釣り歴は20年以上の大ベテランだったので色々助かりました

4号ハリや蛍光の奴を付けてくれたり、おまけに何度糸や仕掛けが絡んだのをほどいてくれた事か・・( ;∀;)有り難い、本当に有り難い

またその日の潮位・時間でのタイミングや、このポイントでは、あそこのフェリーが出る時に、魚が逃げて回ってくるなど、経験者ならではの知識データが凄くて

実際、その通りに「ほら来た!」と軽々と釣り上げる様を目にすると、すげー(;゚Д゚) の一言しかでてこない。あと、なんで、同じ条件なのに俺の竿にはアタリすらないのかわからない(;゚Д゚)解せぬ

でも冷静に考えれば、竿のしなり、柔らかさというのは当然、波の動きにも連動するのに対し、硬いロッドはやはり波に対する動きが不自然なのかもしれない

要因は色々あるけれど、やわらかい竿の友人二人は、走る青魚のサバを適度に釣っていたが、サバは私に一回もかかる事はなかったが、代わりに二人が釣ってないメバルが何匹もかかった

うーむ、同じポイントで狙う棚の違いなのか、それとも魚側の警戒の違いなのか・・実におもしろい( ̄ー ̄) Σ(゚Д゚)

まとめ:考えて釣りをすると楽しい理由がわかった

とりあえずおさらいとして、ざっくり箇条書き

水汲みバケツの使い道は色々あるので複数あってもいい
小物は針が大きいと食わないため、仕掛けの号数は豊富に
ただしサビキは使い捨てと考えて付け替えの見極め重要
ロッドの長さ・しなりは重要(硬いと小魚をはじき、小さなアタリがわからない)
魚グリップとグローブはケチるな(機能性と安全性)
夜釣り対策道具必須(強い光・投光器等)
エサを間違えるな(オキアミは大きく、アミエビは小さい)
釣り場の上手い人に師事を仰ぐ(できれば人アタリがいい人)
釣り会話のために釣り専門用語は覚えておけ(迷惑になる)

釣り人の楽しみ方というのは色々あるかもしれないけど、タックル(魚にあわせた装備)を考えるという楽しみ方は理解できた

リールの型番、ラインの強さ・種類・ロッドの選択

今回の経験から、サバやアジを狙うなら、長くしなりの良いロッドでリールやラインは重要ではなく、サビキを4~5号で回遊時間にあわせて海面から浅めに垂らしておけば餌なしでも食いつく

ただし走る青魚は放置してると近くでサビキをしている人の仕掛けを絡んでお祭りする事もあるため、遊ばせないで早めに上げる

今回はタナゴがめちゃくちゃ釣れた。堤防釣りで岸際に落とすように底ついて後に約1m巻くと、おもしろいようにかかったが・・サイズが小さいのは、もしかしたら産まれてからまだそんなに立っていない(4~7月産卵)稚魚だったのかもしれない

小さいから岸際&底に隠れすんでいる所に撒き餌のアミエビが来ればそら食いつくわなw

で、ヒットした感覚の振動というのもロッドによって違うと実感

硬いロッドは弱い小魚のアタリはバイン!ガンっ!みたいな単発で、食ったのかどうかのその後の状況がわかりくいが、柔らかくしなるロッドだと、ぐぐうぅ!食いついてから引いてる感覚までロッドの先端から手元まではっきりとその命の振動が伝わってくる

あぁ、そうかこれが良いロッドか!と思ってたら、それ、3000円の安いロッドだよと言われ、良し悪しは値段じゃないのか~と奥の深さを実感した(笑)

サビキ専用のタックル
ルアー専用のタックル

なるほどなぁ(((uдu*)ゥンゥン 今ならわかる・・わかるけど、まだできるとは思わないから、これから一つ一つ確かめながら楽しんでいこう

初回の釣りデビューだったけど サバ5、タナゴ9、メバル3 が釣れた(もちろん全部裁いて食った)

釣果 サバ

釣果 メバル

釣果 タナゴ

釣果 唐揚げ

昔は偶然勝手に釣れたって感じだったのが、今回は、底から何センチにいる・・としっかりと狙って釣るという経験を得たので、歓びは半端なかったです(笑)

そして終了したその時間、まさかの・・333と9

333

景色は幻想的であら素敵(゚∀゚)

夜明け

何やらエンジェルナンバーの世界では夜中に「333」を見たら、スピリチュアルで霊的な力が高まっていることの暗示だそうで、直感が研ぎ澄まされて、物事の本質を見極める力が強くなってるらしく

そのおかげか、家に帰ってから各魚の生態系の考察もうなり、『外道』という釣り用語の本質にまできづいた・・というのはまた別の話でまとめたいと思います

自分から真剣に踏み出してみないと気づかない世界がまだまだ広い(´ー`*)ウンウン 学びはどこにでもあるなぁ

その「釣りを新しい趣味にしてみたらどうだ?」ときっかけをくれた友人に感謝。そして、その友人が紹介してくれた釣りの大ベテランにマジ感謝!

ワンピースで言えば、ルフィ―が旅立ちを決意するきっかけになったシャンクスと出会ったようなもの(笑)

シャンクス

出逢いってのはほんと有り難いもんですね 導きに感謝(。-人-。)

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