セルフィートイドローンもここまできたか!おもちゃのドローン技術も日々進化を越えた革命中!JJRC H59 FERRYのレビュー
JJRCシリーズのセルフィートイドローン FERRY
過去、JJRCのトイドローンは色々と飛ばしてきたけれど
たった1年弱でここまで進化するおもちゃってのも珍しいですね
ただのおもちゃから、飛ばせて遊べて気軽な空撮までできるカメラ機材に発展したというのを
技術的な観点からお伝えしましょう( ̄ー ̄)ニヤリ
GPSを必要としないオプティカルフローという技術登場(2018年度)
ほんの一年前まではトイドローンでGPSがついている機種というのは限られたものでしが
2018年はついてても不思議はない・・というくらい当たり前に普及
しかし、GPSは掴んでる衛生を失った時に不安定になるという点から
室内で飛ばして遊んだり、小型機にはあんまり向かなかったのですが・・
2018年の中盤あたりから登場したオプティカルフローという技術
これは空間を記録し、それにズレが生じたら修正するというセンサー技術です
要はホバリング地点で記録した映像をもとに傾きによって位置が変わったと検知し
動いてしまった分を自動的に元に戻すというコントロールをしてくれます
もっと精度が良いと風などの影響を検知した段階で流される前に対処してくれるんですが、今回飛ばしたJJRC H59 FERRYはなかなか優秀なオプティカルフロー機能を搭載してる感じでした
アクティブトラックを必要としないカメラ認識追尾
アクティブトラックとは、ドローンが特定の対象をカメラ認識して追尾撮影するという自動姿勢制御技術です。はっきり言って以前はこれができるドローンはそれなりの価格帯の高性能なものだけでしたが
アクティブトラックでの追尾飛行とまで行かないにしても、カメラで人の顔認識センサーを使い、カメラが顔を捉えている限り、その顔の方向へと自動的に旋回してファインダーに収める技術
これがJJRC H59 FERRYには搭載されてました
おまけにそのカメラに関して言えば、実際に撮影した写真のプロパティを見ると、焦点距離、デジタルズーム、露光、シャッタースピード等、かなりカメラ機能にも力が入ってる事がわかります
実は、顔認識+カメラに向かってVサインをする事で自動的にピント調整をした後にシャッターを切る
というフリーハンド操作にも対応してるので、完全に自分用、記念撮影用機材と化したドローンです
びゅんびゅん飛ばして遊ぶものではないですね(笑)
操作性抜群のシングルハンドという試み
従来のトイドローンの操作は、2つのやり方にはっきりと分かれてました
- 左右レバー画面+各種機能タッチアイコン式
- ジャイロセンサーによる画面傾きでのコントロール
しかし、実はこのどちらも自撮り撮影をするという意味での操作性あまり良いとは言えませんでしたが
今回、JJRC H59 FERRYの専用アプリで知ったシングルハンドモードは目からウロコでした
上昇下降、左右旋回は画面上のレバーを上下左右に操作する事で対応
この操作ではドローンはその場を動きません(オプティカルフローで待機ホバリングのまま)
その状態から被写体(自分)から見て、前後左右にスマホを傾けるというジャイロ操作で
カメラマンとなるドローンの撮影位置を微調整できるんです!
これは本当に凄い考えられてるな~と実感しました
今まで見た事がない8枚羽による安定姿勢制御
通常のミニドローンは4枚羽が主流です。これは羽の枚数が増えるほど飛行が安定します。逆に3枚羽、2枚羽と減らす事で、より浮力や揚力を細かくコントロールできるのでレーシングに多いです
しかし、このJJRC H59 FERRYって奴は・・まさかの8枚羽(゚Д゚;)なんじゃそりゃ!
今まで経験した事がなかったんですが、実際に飛ばしてみてわかったのは、8枚羽はより細かく浮力を調整できるのでオプティカルフローセンサーと相性が良い!
例えるなら、車のアクセルコントロールの開度が今まで5段階だったのが、8枚羽により10段階まで細かく出力をコントロールできるようになったと考えればわかりやすいです
まとめ:気軽にトイドローンを遊べる時代が来てる
昨年までのトイドローンはラジコンの域を出ず、操作のうまい人、下手な人が顕著に別れ、ラジコンドローンの楽しさを実感できないまま、遠ざけてしまった人も多かったけれど
ここまでお手軽な自動制御サポートと直感的な操作を可能にする新操作法が出てくると、トイドローンはひとつのわくわくガジェットとして興味の対象にいいと思います(*´▽`*)
>>JJRC H59 FERRY WiFi FPV RC Drone
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いや、ほんと・・一年前はえぐい操作性のもの出してたんですよJJRCってメーカーは(笑)
その中でもこれはかなりの実験機体だったのでは?と思うのがJJRC H47のジョイコングリップ
この時感じた、画面と操作性を一体化させる方向性=スマホアプリのシングルハンド操作になり、飛行性能の安定、および自撮り目的での被写体にピントを合わせるという作業を、後から出てきたオプティカルフローで対応、より手ぶれならぬ風ブレへ確実に対応する意味で8枚羽で風を細かく区切って姿勢制御で写真撮影も安定・・
JJRCの進化は止まらない!( ̄ー ̄)ニヤリ
他にも過去のJJRCシリーズの奇抜で楽しいおもちゃの操作感を知りたい人はこちらへ
>>ドローンマニアックス JJRC Hシリーズドローンレビュー済一覧
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