好奇心

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歯周病菌(ジンジバリス)が体内に悪玉菌が増える原因だった!?

試してガッテンをちら見したら最後まで目が離せなかった「歯周病と悪玉菌と病気の話」ざっくりまとめるのでしっかり対策をしないと・・大きな病気の呼び水になってしまう。ここでまとめる内容は、ためしてガッテンで放送された内容の要約と自分自身の経験を踏まえてどう対策していけばいいかの考察です

口の中の王国「口内フローラ」

口内
人の口の中は雑菌だらけ・・と言われるくらい様々な細菌がいるというのを知っている人も多いと思うけれど、全てが悪い影響を与える訳ではなく、善玉菌(体を守る良い菌)と悪玉菌(体を傷つける悪い菌)の割合が9:1で共存しているのは知らない人も多いと思います
この善玉菌と悪玉菌の9:1のバランスが崩れると大きな病気に発展していくそうで、その悪玉菌側の切り込み隊長が虫歯や歯周病菌のジンジバリス菌。当然これらが増えると、虫歯になって、歯茎が炎症して・・という目に見える症状になって、歯医者に行けばなんとかなるだろう・・と考える人もいるかもしれないけど・・
それじゃ・・「手遅れになるかもしれない」というのが今回のポイント

歯周病と体内の悪玉菌!?どんな繋がり?

大きな病気の、脳こうそく、大動脈瘤、関節リウマチ、がん、など、一見、何のかかわりもない病気の発生ポイントで本来、口の中にしかいない歯周病菌のジンジバリス菌が見つかっているそうです。一体なぜ!?というのが聞いてぞっとする話でした(゚Д゚;)

ジンジバリス菌は穴を掘る

歯と歯の間の歯茎に隙間ができる空間を歯周病ポケットと言いますが・・この空間はどうやって作られたのかというと、実はジンジバリス菌が歯茎を削って穴を掘った結果らしいんです
歯周病ポケット ジンジバリス菌 穴を掘る
物理的に土木工事みたいな事を口の中でされている訳です。虫歯菌で考えると、硬い歯をどんどん削るのと同じですね。こっちは生身の歯茎という歯肉を削ってるという恐怖ですが・・(゚Д゚;)生々しい
で、恐怖はこれで終わらない・・
歯茎をずっと掘り進んでいくと、最終的に血管にぶち当たり、その血管を傷つけて、破裂させ、そこから血流にのって体内に入っていく・・そして全身を駆け巡るという訳です。これは血管が傷つくだけじゃなく、歯茎が弱って歯磨きして血が出る状態になったその傷口からも侵入されるとの事・・
ジンジバリス菌 血管へ侵入 歯周病
だから全身くまなくあらゆる場所に循環してジンジバリス菌が運ばれる訳ですが・・さらなる恐怖はここ
ジンジバリス菌の「穴を掘る」という特性です
血流で流される場所が脳であれ、関節や心臓付近であれ・・たどり着いた場所でジンジバリス菌が行う行動は「穴を掘る」という至極単純だけど、TPOをわきまえろ!といいたいくらい場違いな暴挙にでる訳ですね
ジンジバリス菌 穴を掘る
仮にこれが血栓ができていて血行が悪く、血流の流れが停滞気味の人の場合を想像すると
ジンジバリス菌が血管内でも穴を掘ってもおかしくない訳です
おそろしい話です・・絶対に体内に侵入させてはいけない悪玉菌
ふと自分で思ったのが、昨年の若年検診にて、太っている=中性脂肪の値が高い=内臓脂肪が多い=血行が悪い=善玉菌より悪玉菌が多いという連鎖で考えていましたが・・もしかしたら・・
口内の奥深くですでに血管が傷ついてジンジバリス菌の侵入経路ができてしまい、定期的に血流にのって体内に入り込んでしまっていたのでは・・?!(゚Д゚;)と考えたら、今?なう?!?リアルタイムだと!?
糖質制限で15kgも痩せたからって関係ないじゃん!Σ(゚д゚lll)ガーン
だからこそ、歯磨き、歯茎の健康というものを
より一層深く考えなければいけないという事を改めて震えて感じました

対策は歯磨きと寝る前の緑茶の「カテキン」うがい

歯磨きをしない=虫歯になる=虫歯になると、冷たいものとか神経が過敏に反応して、なんか嫌・・とか、固い物が食べられなくなる・・とか、そういう物理的な意味で考えていましたが・・それを怠る事で、命にかかわる病気の引き金を引く、悪い奴ら(悪玉菌)が侵入してくる・・と考えると
これは自己防衛のためのセキュリティ対策って事になります
そこで、まず、我々がやらなければいけないのは
自警団の見回り巡回の強化です( ̄▽ ̄)(゚Д゚;)意味不明
悪玉菌 防衛
簡単に言えば、歯磨きですが、歯間ブラシなどを使って
ブラシじゃ届かない歯周病ポケットもきっちり掃除する事
路地裏は悪の巣窟ですからね?(現実でも)
このジンジバリス菌というのは、空気に触れるのを極端に嫌がるため、非常に奥深くに隠れる性質があるんだそうで・・見回りを強化してもすべてを取り除く事はできない・・そこで抑止力として口内フローラ地域一丸となった暴力団を排除するための活動を手助けしてくれるのが「カテキン」です

カテキンは善玉菌を活性化、悪玉菌増殖を抑制!

カテキン 善玉増殖 悪玉抑制
カテキンは非常に都合が良いといってもいいくらい、善玉菌に有効な要素。善玉菌の増殖を止める事なく、悪玉菌の増殖だけを抑制する=善玉菌と悪玉菌の比率は維持・コントロールされる
だから、カテキンを多く含むもの=緑茶が善玉菌と悪玉菌のバランスを保つ
ただ、普通にお茶として飲む場合、一時的に水洗いされるだけ、より効果的かつ持続的にカテキンによる悪玉菌の増殖を抑制するためには、粉末緑茶を水に溶かしてうがいをするのが一番効果的らしいです
でも、粉の緑茶でうがいって・・(;´・ω・)歯が緑ってぐろいよ?って思いますよね(笑)

緑茶の色素は歯にしみこまないので安心!

濃いめの粉末緑茶でうがいした際に歯や歯茎についてそのまま緑色に変色してしまわないか・・と不安になる事はなく、緑の色素は、歯にしみこむ事はないそうなので、寝る前の歯のコーティングに有効です
寝ている時に口内の雑菌(善玉菌も悪玉菌も)が繁殖すると言われているように
その時、悪玉菌を増やす事なく、善玉菌を増やす事ができる
たったこれだけの事で、命にかかわる病気の対策ができると考えると安いものです

飲む用/寝る前うがい用/予備で3袋ほど用意しておくといいかも
口内フローラ対策にカテキンを使う以外に、体内に侵入してしまった悪玉菌の増殖抑制のためにカテキンを摂取するのも悪くない対策かもしれませんね。お年寄りがお茶を好むというのも、実は昔からある加齢によって発生する病気の確率を下げる抑止力として自然に始まった事なのかも?
食生活の改善、運動不足解消、そういう自分の意思でなんとか対策できる事とは違い、まったく想像もしてなかった、自分の口内にある細菌によって人間は活かされつつも、殺される危険性もあるという事
歯磨きが嫌いな子供には早いうちから緑茶を好きにさせておくといいかもよ( ̄ー ̄)ニヤリ

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