ツールのバージョンアップの情報を最新で持っている理由を問われ、それをひがみに感じている方がいたので、言うは易し行うは難しのツール開発エピソードをぼやいたろかと・・
先日、非難?批判?ねたみ?ともいえる内容のメールを頂きました
※先方さんとメール対応の末、納得してもらったのでご紹介
お世話になっています Gです
今回はどうしても、気になってることがあるので
答えれる範囲でお答え頂ければと思っています。
たぬきちさんはツール開発者へ提案、要望を出し
機能をつけてもらったとよくメルマガやブログで言ってますが、
私もいくつも提案をしているにもかかわらず
返信もないです(無視されてる?)
魅力的な内容や既存のユーザーにも喜ばれる機能
だと思っていますがまったく提案が通りません。
なぜ、たぬきちさんばかり機能の要望が通るのか
納得のいく説明をお願いします。
このメッセージを頂いて、私が返信した内容に
強く思いをこめたふたつの四字熟語をご紹介します
温故知新
温故知新の意味:昔のことを良く知り、そこから新しい知識や道理を得ること
言うは易し行うは難し
言うは易し行うは難しの意味:
口で言うのは簡単で誰でもできるけれども、実際に言ったことを行うのは難しいという教え
まず、ツールへ新機能や追加機能を提案をする事自体は誰でもできます
お問い合わせフォームや要望受付フォームがある訳ですから
ツール開発者側も新しいアイデアや企画を広く募集しています
しかし、まずここで提案する前に考えなければいけないのが
温故知新です
まず、ツール開発業者が世にツールを生み出した時点で
様々なライバルツールや用途・要望を検討したのち開発しています
新機能や追加機能を要望する際はそれプラスαである事が最低条件
つまり、提案する側は多くの比較対象となるツールを理解した上で
新たに『それを搭載するメリット』を提示しなければいけない訳です
新機能や要望を提案しても返事もなく、搭載もされないという場合は
開発者がすでにそれは考えた末にはずした機能という可能性もあります
あるいは、気持ちばっかりで
具体的な伝えたい意図が伝わってない事も・・
それをわざわざ開発側から返信はしてきません
ほとんどの新機能の要望を受け付ける場所には返信を義務付けしてませんから
そして、ここからが大事です
仮に新機能提案への要望が通ったとしましょう
では、世の中に出てない先の見えない要望を機能として形にした訳です
あなたの要望で開発者さんも機能として組み込むんです
ここからが『言うは易し行うは難し』の始まりです
こんな機能をつけてもらいました(´▽`)ノテヘ
と報告する裏には、数百にも及ぶ、やりとりがあります
要望が通るという事は、伝えて終わりではありません
伝わってからのブラッシュアップの相互の意見交換が重要なんです
時には動画を作成したり、画像を加工して完成イメージを伝えたりなど
提案に対する質問のキャッチボールが行われます
これは足を運んでどっかで会って、その場で顔みてお茶飲みながら談話すれば伝わる
というレベルのものではありませんからね(-_-;)それは意味なし
大事なのは自分の中にあるイメージを正しく相手に伝える努力
実際に、開発側で自分の要望を形にした場合、要望を満たした試作機が手元に来ます
これを誰よりも早く触れる代わりに、誰よりも早く確実に
発生したエラーの報告や『ほんとの意味でのバグ探し作業』を行います
ただ、これはフィードバックするモニター側(私の視点)の苦労であって
これと同等、いや、それ以上に『開発側に負担』がのしかかります
もし、あなたがそこまでの覚悟があるのなら
提案した機能を最後まで自分が面倒を見るくらい覚悟があるのなら
追加機能の提案のメールではなく
直接その旨を開発者さんにメールしたらどうでしょう?
『要望』を言うは易し『実装』を行うは難し
という感じで要望を出してから機能として実現するまでの流れをお伝えし
批判メールを送ってくれた方には快く納得してもらいました
「ツールに要望を出しても返事がない・・」という方への注意
故スティーブジョブズが若りし頃のインタビューでチーム力を語る際、大事な事を言っていました
「真に優秀な人」は「自分が優秀」と知っているから誉める必要はない
一番大事なのは「仕事の内容」だとわかっているんだ
「周囲の人間」が真に優秀な人に与える「重要な助言」は
彼らの「出来が悪い時」にきちんと「指摘」してやることだ
「理由」を「明確」にして「説明」し、「軌道修正」を促してやるのさ
彼らの能力を疑ってはいるように思わせてはいけない
ただ、「目標に貢献できてない」とわからせる必要がある
簡単じゃないよ、それでも私はいつもダイレクトに伝えてきた
この発言から学べる事は、イケイケ最盛期の頃のジョブズであっても
チームワークで失敗をしてしまったという反省があるという事
1流の技術者が集まるからこそ、開発者は自分が優秀と認知しているし
自分が作り出した作品に問題はないと自信を持っている
そのため、それを否定するような伝え方をしてしまうと能力を疑う事になり
人としての感情論にすり替わり「俺をナメてんのか?!だったら自分でやれよ!」
という扱いになり、映画「スティーブ・ジョブズ」の中でもスティーブ孤立してましたw
つまり、要望を送る時、現状へのダメ出しや上から目線、ただの思い付きなどなど
薄っぺらい、ただ伝えればなんとかしてくれるだろう的な伝え方をしている場合
返信がなくて当然と思ったほうがいいです
何を伝えればいいのか?についてはジョブズがいうとおり
問題はないが目標を実現するためには、満足できるレベルではない!
何をもってすれば目標に至る事ができるのか?これを理路整然と
順序立てて、明確に伝わるように表現する事をすればいい訳です
それを伝えられて、現状では納得できてないユーザーがいる事
問題はないが、利用者が満足するに至っていないという事実を認める事で
自分の仕事に責任を持っている人であれば
必ず要望に対するなんらかのリアクションはあります
返信例:※実際に言われた言葉
- 言いたい事はわかるが、技術的に無理です
- 可能かどうか検討してみます
- 対応するにあたって具体的に確認したい事があります
これらの返信すらないという事は可能性は3つ
- 開発者が自分の仕事に責任を持っていない(販売者と開発者が別)
- 説明不足によりあなたの伝えたい事が伝わらない
- あなたが伝えた事は、開発前にすでに検討済で廃案にしていた可能性
開発者といっても神でもなければ、ロボットでもなく人ですから
それを実装する事によって『生まれるメリット』もしっかりとプレゼンしましょう
ツールをアフィリエイトするにあたっての注意
話はちょっと変わりますが、稼いでるアフィリエイターさんほどツール関連は扱わないそうです
なぜなら『本当の意味でのサポート』を求められるから時間効率的に割りに合わないんだとか
最近は稼ぐ系ノウハウ系の教材の中で、ツールを紹介して稼ぐ方法など薦めているものもありますが
何を質問されてもサポート対応できる技術がない限りツールアフィリはおすすめしません
あなた自身の知識不足が露呈し人間としての信頼度が地に落ちます
よくわかってない人が宣伝し、よくわかってない人が買うという負の連鎖に
プライドを持って開発してる制作会社が質の低下を警告しています
稼ぐ系ノウハウ教材だったら口八丁手八丁でのらりくらりと本質から話題をそらし
最後は「あなたの努力が足りないんです!」と言える事ができても
ツールは同じプログラムで同じ動作という再現性があります
ひとつに不具合があれば、全部に不具合がある訳で適当な対応はできません
『サポートする自分』も『修正対応する開発者』もです
アフィリエイト作業に『ツールを利用する』事は何の問題もありませんが
『ツールをアフィリエイトする』という事には責任がある
という事を忘れてはいけません
嫉妬や妬みって
たぬちゃんそれだけこの世界で人気有名人って事だよねぇ~
意見交換とか大変そうだなぁ~
豆な人じゃないと無理だよねぇ~
たぬちゃんの話はアフィリの話だけじゃなくても
SEO効果とか勉強になる話多々でありがたい
たぬちゃんの話しぶりも楽しい~って言うのも大きいよね
ともたん (´▽`)ノちーす
人気でもないし、有名人でもねーし、ただの『種族B』さ ふふ
ノウハウって意見交換っていっても正解がないから・・人それぞれ
(プログラムや技術系はちゃんと正解があるけど)
うまくいかない時って
ひがみ、ねたみも言いたくなるじゃない
人間だもの by たぬを
SEO効果は日々変わっていくから
結局は人の言葉より、自分のサイトのデータの変化とか
気にしていけば、傾向がわかってくるさ(´▽`)ノ