最近、部屋のwifiの調子が悪いんだけど、これって回線のせい?いやいや、5年も使ってれば普通に考えて、無線LANの親機がもう寿命でしょう。という事で、新しい無線LANwifiルーターに買い換えるにあたって・・専門用語を理解して探してみようと思う
無線LANwifiルーターの専門用語を知ってますか?
昔、知ったかの友達にwifiルーターを選んでもらうときのこと
ジービーエヌできりゃ十分っしょ(」°ロ°)」 Σ(゚Д゚;)
何を言っているのかわからないが、PCに詳しい彼が言うのだからそうなんだろう
だよね!ジービーエヌッっしょ!くらいな気持ちで当時は選んだ
あれから5年・・今はとっくにその辺は意味を理解しているけれどね(笑)
今のwifiルーターをなんだかんだで5年使ったという事は次もまた長く使うだろう
インターネット回線も10M、100M、1000Mと回線速度を上げていく中
wifiの転送速度の上限が昔のままじゃパワー不足だし
セキュリティの面でもファームウェアのバージョンアップが不安要素
いざ、自分で買い替えるにあたってもうちょっと真剣に
無線用語を知っていこうと思ったので備忘録をまとめました
wi-fiのac/n/a/g/bの意味
簡単に言えば無線LANの親機、子機でやりとりできる電波の規格の違い
それぞれアルファベットは回線速度や周波数の違いがあるので覚えておこう
aの特徴
速度は54Mbpsで周波数は5GHz。生活家電などと周波数が違うため、電波干渉に強い半面、5GHz帯で受信できるものが限られる・・昔の話で今は5GHz対応はたくさんある
bの特徴
速度は11Mbpsで周波数は2.4GHz。公共の無線LAN等で用いられている。・・基本的な世の中の基準を最低限満たす共通規格で、こんなものは日本人に日本語話せますよね?レベル
gの特徴
速度は54Mbpsで周波数は2.4GHz。一般的な生活家電やスマホ、小型ゲーム機等と周波数が一緒のため、かなり電波干渉を受ける。そのため理論値は54Mbpsとはいえ・・実測は期待できない
nの特徴
速度は600Mbpsで周波数は2.4GHz/5GHzのデュアルチャンネル対応。回線速度も速く、また2.4GHz帯で電波干渉した場合、5GHzに切り替える事で周りの影響を受けない状態で快適な接続を可能とする・・反面、対応する無線子機にもそれなりのスペックが要求される・・が今の高速データ通信時代は基本nまでは対応している
acの特徴
速度は1300Mbpsで周波数は5GHz。近年登場した1000Mbpsの高速データ通信にも耐えられる次世代機器用の規格。当然、ac対応の機器は限られてくるので表記チェック見逃すな!
ac/n/a/g/bは互換性
ど~れ~に~し~よ~お~か~な~ ヘ(゚∀゚ヘ) Σ(゚Д゚;)
ではなくて、この表記はその無線LAN親機が、これらの規格の電波発信できますよ!という意味であり、逆に言えば、自分の持ってる子機(パソコン・スマホ・ゲーム機等)側で、それを受信できるか?を照らし合わせて確認する必要があります
例えば、PS4の初期型と後期型では
新型ハードのスペックが一緒な訳はないm9( ゚Д゚) ドーン! Σ(゚Д゚;)タシカニ
何かしら中のパーツが変更、改良されて最新のものになっているので
基本見た目や用途は同じでも潜在能力は大きく変わってくるという訳だ
電化製品の場合は長年物を大切に・・してても駄目なんだね
定期的な買い替えが必要になるのはそういう所もポイントのひとつ
ちなみに、5年前の私の無線wi-fiルーターは・・a/g/b
え、・・nすらもなかったぁぁあっぁぁ(#`Д´)ノノ┻┻
有線回線は超高速なのに、無線はwi-fiルーターのせいでクソだった件(笑)
エアステーション?あ、AOSSの事か(アオスって読んでた)
無線の商品名の表記にエアーステーションという聞きなれない言葉があった
エアーステーション?空中給油でもするのか?(_´Д`) Σ(゚Д゚;)
正式名称AirStation One-Touch Secure System
頭文字をとって通称「AOSS」
他にも「らくらく無線スタート機能」などメーカーによって呼び方は様々あるけど
基本はWi-Fi Allianceが定めた無線LANの設定規格
WPS (Wi-Fi Protected Setup)という仕組みです
名前は知らないけれど、利用した経験がある人は多いと思う
無線LANに子機を認識させるためには、パスワードの入力が必要だけど
その場で簡易的に子機の接続許可するのがWPSという仕組み
みんなで集まってモンハンやった時に初めて使った機能(笑)
・・ただ、そうやって聞くと・・え!?セキュリティ大丈夫なの!?
と思うだろうけどむしろWPSを利用したほうが安心という面について
WPSを利用したほうが安心な3つのポイント
- 親機(無線LANルーター本体)の手動操作が必要(ボタン長押し)
- 近距離1m以内でしか通信できない(認識時)
- 子機の認識は1分以内しか受け付けない
したがって、外部から不正アクセスどうこうではない
だからわざわざみんなの3DSを無線LANN親機の元へ運び
3台の3DSの接続をAOSSで許可したのは今は昔の良き思い出(笑)
一度、親機がこの子機(友人の3DS)は通信OKだよ!と認識すると
次回からは、接続作業をしなくても親機の電波を受信してネットに繋げる
それがWPSというシステムなので、むしろないと困るレベル
カメラアプリで子機を簡単認識!QRsetup
QRsetupはその名のとおりQRコードを読み取るカメラアプリで認識させることで
めんどくさい設定などもなく、親機と子機のwi-fi接続を行うという仕組み
今の時代、基本的にスマートフォン・タブレット・小型ゲーム機など
どれをとってもカメラが搭載されているので、もはや当たり前なのかもしれない
電波強度を表す「ノーマル」と「ハイパワー」の違い
商品名の表記にハイパワー!と書かれている
これはアンテナ性能に関してのハイパワーらしいです
電波を発信する強さと考えましょう
わかりやすい例え・・いや、わかりにくいかなー・・
ドラゴンボールでご飯が今は亡きゴクウの力を借りて
2人分のハイパワーなカメハメ波でセルを吹き飛ばしてしまう・・みたいな(笑)
要は電波の出力が弱いと、より強い電波の影響を受けてしまう
※ゴハン一人ではセルのかめはめ波に押し負ける
ただ、それすらも凌駕する圧倒的電波出力であれば壁も床も貫通して電波が届く
※ゴクウの力を+した親子かめはめ波でセルのかめはめ波を打ち消してしまう
ハイパワーという表記があればそういうイメージで考えてください ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャΣ(゚Д゚;)適当
ただ、デメリットがあって、ネット接続はハイパワーで安定する反面
別の同周波数で接続する機器が電波干渉を受ける事があるので注意
中二病とロボ世代をくすぐる言葉「ビームフォーミング」
某世代が大好きな「ファンネル!」的な怪しい魅力を放つビームフォーミングという言葉
これは電波を特定の方向に集中的に照射させることで通信品質を上げる技術
基本的に無線の電波は全方向へ発信されるけれど
ビームフォーミングに対応した子機であれば一手に受信し通信向上効果が期待できる
・・今使ってる無線LANルーターはビームフォーミングだったのかな
頭に2本のアンテナみたいなのあったけれど・・もしかしてあれか?
なんかいろんな方向に向ければ、アンテナ感度よくなるかな?って・・
阿波踊りの手の向きみたいにしてたんですけどー! Σ(゚Д゚;)ガーン
根本的にビームフォーミングの使い方が間違ってたって事か
2本とも同じ方向、電波がほしい方向へ向ければいいってことなのかな?
もし、そうだとしたら・・ハイパワーでビームフォーミングの利点をぜんぜん生かせてなかった(笑)ビームフォーミングEX・・この言葉が次世代に必要らしいな(`・ω・́)ゝ要チェックや
866+300Mbpsとかの表記ってどういう事?
これは新しい転送速度規格のacに関する表記で
上記の場合、866Mbps(ac)、300Mbps(n)を意味してます
単純にac接続(理論値1300Mbps・5GHz)が可能な環境であれば
最速866Mbpsはいけますぜ!・・ただし
n接続(理論値300Mbps・2.4GHz/5GHz)で繋がったら
・・まぁ、MAXでも300Mbpsが上限になりますけどっていう意味だと思う
悲報:ac対応子機はマジで意外と少なかった!
acに対応しているPCや機器はほぼ最新機種に限られていて
旧PCやwi-fi機能を最大限に使いたい携帯ゲーム機も対応してない現実・・
- Wiiu・PSVITA・PS4:b/g/n
- 3DS/new3DS:b/g
ちなみに11acに対応している格安ノートブック(3~5万円台)は
なんと東芝dynabook一台のみ!レア物やで!Σ(゚Д゚;)
ただ、標準で対応していない場合であっても
ac対応の無線LAN子機をUSBで外部取り付けで搭載できます
ヘ(゚∀゚ヘ)ウヘヘ Σ(゚Д゚;)レア感消えた!
しかし!ここでひとつ注意しなければいけないのが
パソコンのUSBポートの規格!m9( ゚Д゚) ドーン!Σ(゚Д゚;)
USBポートが3.0かどうかが重要な鍵!
USB3.0という規格が登場した時に覚えたのは
USB3.0にUSB2.0を繋ぐ、あるいはその逆も同じで
別の規格に接続しても効果は得られないという事
USB2.0インターフェースの最大速度が480Mbpsで
n接続の300Mbpsの転送を快適にできるレベルですが
acの1300Mbpsという転送速度は受信しきれないため
強制的に480Mbpsでの接続になってしまいますΣ(゚Д゚;)ガーン
しかし!USB3.0の転送速度はなんと5120Mbps!
acの1300Mbpsも余裕のよっちゃん一年生 ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
USBポートが3.0に対応してないとac対応の無線LAN子機を外付けしたとしても
acの恩恵はまったく得られずn(300Mbps)接続になるという話です
あれ・・?不思議だな・・acにぜんぜん魅力を感じなくなってきたぞ?
無線LAN親機(Wi-Fiルーター)を選ぶポイントまとめ
- ac/n/a/g/bは電波規格の互換性
- AOSS等、WPS技術はセキュリティを維持しながら簡単に子機を親機に接続できるシステム
- QRsetupはQRコードをカメラで読み取って子機を接続するシステム
- ハイパワーは電波の強度!電波干渉に強いが、周りに与える影響も考える
- ビームフォーミングは特定の方向に電波を集中させる仕組み
- 866+300Mbpsは11ac~11nの速度ふり幅
ac対応を検討するならここポイント!
- 子機が11acに対応しているか要確認!(携帯ゲーム機は全滅)
- 無線LAN子機を後付けするならUSB3.0ポート(2.0だとac接続にならない)
- 室内で快適に繋ぐならビームフォーミングEX(携帯の最新機種なら要検討)
- 未来に期待しよう!これからのac対応(数年後にはスタンダード?)
ちなみに、ac対応のPCを購入したので無線LANルーターはこれにしました
私がBUFFALOではなくNECを選んだ7つの決め手!
5GHz帯と2.4GHz帯両方の電波を同時に利用できるデュアルコアCPU搭載
従来のシングルコアの場合、複数同時接続した際に、5GHz?2.4GHz?と、どちらかのチャンネルに統一しようとしたため、処理の順番待ちが発生。また、1部が2.4GHzで接続されると、他のポートも強制的に2.4GHzと低速で接続されてしまう事に・・。しかし、そこをデュアルコアCPUにする事で、2.4GHzも5GHzも同時に処理で、複数接続してもそれぞれの最適環境で接続されるようになる
快適オートチャンネルセレクト!電波干渉が少ないチャンネルを自動切替え
ひとくちに5GHzといっても、チャンネルはひとつではない。5.2GHz、5.3GHz、5.6GHzと複数のチャンネルが存在している。例えば、5GHzのWiiUのゲームパッドが5.2GHzを利用していた場合、同じ回線で繋ぐと、当然電波の干渉が発生してしまうが、これを5.3GHz帯にすると干渉は起きない。こういった判断を自動で選択してくれるオートチャンネルセレクト機能を搭載。これは上記のデュアルコアCPUも大きく影響するので、機能としての相乗効果が期待できる
世界最小クラスμ(マイクロ)SRアンテナでノイズを遮断!電波の放射効率をアップ(NEC独自技術)
単純に・・いや、個人的に独自の技術という響きが好きなのもあるが、アンテナへのノイズをブロックして受信感度を向上させるという仕組み自体が、音声録音時に、雑音になるノイズをキャンセルしてクリアな音声で録音できる・・みたいなニュアンスで、それって凄いんじゃないの?と共感した個人的な理由が強い。μSRアンテナは日本独自の技術として特許を出願中らしいので、国産ルーターとして期待もこめて
2つのセキュリティが同時に使えるマルチSSID機能とSSID内分離(セパレータ)機能
モバイルルーターを利用した事がある人ならapn設定などでSSIDについて知ったと思うけれど、ルーターへのアクセス経路というのは、誰にでも公開していいものではない。そこで、ルーターにアクセスする権限を持つユーザーと、それ以外でインターネットにアクセスする権利だけを与えるユーザーなどを完全に分ける制限機能があるのは重要だと思う
4ポート有線LANもギガ対応(1000Mbps)
もともとの目的が無線で電波を飛ばす事なので、正直無線LANルーターにLANケーブルをさして、そこから有線にするという発想がなかった。しかし、11acは1Gbpsの高速通信に対応、11nは300Mbpsと、こちらも100Mbps以上の速度での通信を可能とするとなると、無線親機→無線子機をwifi接続して、途中からLANケーブルで有線接続するのもひとつの手。親機と子機、それぞれac対応無線LANルーターを導入予定
ルーターのファームウェアは自動メンテナンスでバージョンアップ
まだ事件が起きてから1年もたっていないが、家庭用ルーターに関する事件があったのを覚えているだろうか?ルーターのファームウェアが古いものに深刻な脆弱性が見つかり、そこから侵入されて、管理者権限を奪うための攻撃(Misfortune Cookie(不運なcookie)をされる注意勧告が出た事を・・。その際に、au光の公式ルーターは大丈夫なのか?を調べてみた所、Atermのルーターはファームウェアが自動更新されるという事を知りました。今回選んだNECもAterm製で、調べてみると、やはりファームウェアは更新があれば自動的にメンテナンスでバージョンアップされるという事を確認
上記の事を踏まえてもう一度、NEC Aterm WG1200HSを見てみる?
今までバッファローのルーターを使ってきて、特に大きな不具合もなかったから
今回もまたバッファローでいいかな~くらいに考えてたら
NECは・・回線安定するよ~(」°ロ°)」Σ(゚Д゚;)マジスカ!?
結局、最後の決めては友人の経験からの鶴の一声
昔も今も、成長してないね(`・ω・́)ゝテヘ
現時点でac対応のスマートフォンやタブレット機器は増えてきているけれど
それにあわせて電波を発信する無線LANルーターも買い替え必須
家の無線LANルーターが11n(300Mbps)までしか対応してないのに・・
これからは11acっしょ!(」°ロ°)」パネェ (゚Д゚;)エ?
・・とかいいながら対応してない機器を買わないように
(`・ω・́)ゝただの痛い奴っす
iPhone6から11ac対応だ!・・と浮かれる影で
モバイルルーターも11ac対応を選ばないと意味ないよ
こんにちは
ノートパソコンの記事を拝見させていただいて、
時々お邪魔させていただいております。
Windows10のアップデートはまだしないほうがよさそうですね。
ルーターも勉強になりました。
応援ぽち
じゅんじゅんさん いらっしゃい
ルーターは正直私もいろいろ知らなかった事がわかって
適当に選んではいけないんだな~と注意勧告の意味で備忘録にまとめてみました
これほどまでに社会に迎合されないWindows10
一体誰が望んでいるのやらね・・