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日本仕様のMAVIC mini 買わない理由を奪われたドローン

ドローンに興味があった・・けど、国内の法律や人の目、操縦のリスクなどを考えて避けていた人たちにとって、買わない理由をことごとく回避した高性能なミニドローンが登場。買う気は一切なかったのに買っちゃったよ(笑)

MAVIC MINIというドローンの凄さ5選

  1. GPS/ピジョンポジションニングセンサー搭載の安定性
  2. 技適対応・200g未満のトイ扱いとして日本の法律問題を回避
  3. 高性能ドローンと同等の3軸ジンバルカメラ搭載
  4. 室内でも遊べるトイドローンという汎用性
  5. 高性能なのに圧倒的な低価格!

箇条書きで書きだせばこんな感じだけど、少し詳しく解説すると

自動制御のドローンにおいて基本的なのは衛星を介したGPSにより空間座標を掴み、その場所に安定するように自動ホバリングする機能だけど、GPSは確実に安定して衛星を掴めている訳ではなく、リアルタイムに減ったり増えたりのリスクはあります

仮にGPSで掴んでる衛星の数が極端に減った場合、自動制御飛行から、ただのホバリング飛行モードへと変わり、高度は維持してても横風で流されて場所がずれていくという問題が発生するのだけれど

ピジョンポジショニングセンサーが機体の底面についていれば、GPSがOFFの状態で、今現在の機体の傾斜角度と動く前の水平状態の誤差を検知して、姿勢制御と位置調整を自動的に行ってくれるため、無操作にさえすれば、ドローンは動かずにその場に待機するという

緊急時や予期せぬ突風などの安全性を大幅に回避できる機能があるため、初心者でも安心と言える要素

次に技適(技術適合審査)や200g未満(ドローン改正航空法)にこだわるのは、ドローンアンチ、ドローンへのヘイトの先入観を持つ人が、何かと目の敵に「法律違反!」と言ってくる要素のひとつでしたが、その一番めんどくさい2点をメーカー側が対応してくれたので、飛ばす人は飛行禁止区域や他人の私有地、目視30m以内の人や物の確認等、当たりまえのルールを気にするだけで良いので気持ちが楽です

mavicmini

そして、この200g未満という厳しい重量制限があるにも関わらず、搭載されているドローンのカメラは3軸ジンバルで、はっきりいってOsmoPocketがそのまま搭載されているようなものですが・・それよりもはるかに軽い訳ですね

要チェック!撮影機材革命!超軽量小型のOsmo Pocket

一体どんな構造してんだよ!?(゚Д゚;) と思ってしまうほど技術力の高さに脱帽です

そして、200g未満という軽さ+上下左右をしっかりと囲む360°プロペラガードがあるため、室内や狭い空間でも、本体やプロペラ、周りの壁などに傷つける心配もなく飛ばせる訳で

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おもちゃ感覚の遊びもそうだけど、空撮に行く前のテスト飛行も室内でできるので便利です

最後に、これだけの機能を搭載したドローンがなんとコントローラーセットで54800円
税込み約6万円で買えちゃうというこの破格っぷりはやばいです

わかりやすい例を言えば、OsmoPocketというジンバルカメラ単体で45000円くらい
さらにDJIのコントローラーがだいたい単体で買えば約1万円弱・・

という事は、ドローンの制御システムの価格いくらだよ!(;゚Д゚) って話

昔DJI sparkを購入した時は、フライモアコンボセットで約10万でしたからね(それより性能が良い)

ちょっと他のメーカーじゃこの安さはマネできないし、何よりも世界向けには249g(※海外は250g未満が航空法適応外)で販売しているのに対し、わざわざ日本の199g(200g未満)に対応するように肉抜きによる軽量化やバッテリーの変更を行っているので

これはもう、日本人でドローンに興味があったけれど・・

  1. 価格が高すぎるから手がでなかった人
  2. 技適違反や飛行禁止、法律違反になるから手がでなかった人
  3. 重い飛行物体を飛ばすのがなんとなく怖かった人

こういった人たちがMAVIC MINIというドローンを買わない理由はなくなりました(笑)

そして、すでに小型のドローンを持っていたけれど、年期も入ってきたし、メンテしないといつ予期せぬ墜落するかわからんな~(-_-;)でもドローンまた続けるかな~と、引退しようか買い替えしようかを考えていた人にとっても

安くて、軽くて、法律に則って、高機能な最新型となれば、もはや買わない理由はないです(笑)

mavicmini

mavicmini

くっそ!経験者だからこそ、抗えないこの性能にぽちってしまったぜ(# ゚Д゚)クッ (゚Д゚;)ショウドウガイ
※買うならDJI正規代理店のSKYLINKJAPANがおすすめ

さて、自分で買っておいて言うのもなんですけどね、便利な物には裏がある・・とでもいいましょうか・・最後はちょっとした怖い話を・・

MAVIC miniが普及すると起きるであろう問題3選

飛行禁止区域ではない日本の地域のプライバシーの問題

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ネットリテラシーが高い日本人なら、自分が空撮した場所(記念撮影した自撮り)と映像を紐づけてSNSに公開するような人はいないと思うけど、ネットリテラシーの無い人(設定とかまったく気にしない)がそのまま使えば簡単に空撮して公開する事ができてしまう訳で

その際に映りたくないのに映ってしまう人や、映してほしくない建物(自宅等)が映ってしまう巻き込み事故が起きる可能性が高くなります

特にプライバシーにうるさい日本の場合、その映像に映り込む人や景色から、位置が特定されてストーカー問題が発生したり、肖像権問題が多発しそうな気がするけれど・・

空撮映像買取サービス SKYSTOCK -スカイストックと金のための空撮者の増加

こんなものもあるのか、と始めて知ったのが空撮映像買取サービス

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撮影した映像を自分が決めた価格で売りに出し、動画制作のクリエイターなど買い手がついた場合は販売価格の8割を手に入れる事ができる

別に需要と共有のマッチングサービスとして見れば、社会的に問題がないのだが、何の変哲もない空撮映像が売れれば金になる!となれば、迷惑なインスタ映え撮影以上に、観光地や景観がある空、お店の前とかには、動画素材販売目的でMAVIC miniを飛ばす輩が増える可能性は極めて高い

もちろん撮影した映像の出品者がその土地の許可を得て撮影したのか?肖像権の問題はないか?のチェック機能が正常に働かない場合、これもあとで法的な問題になるだろう

それについて、SKYSTOCK -スカイストックのサービス規約を読めば実にしたたかでである(笑)

販売者や購入者に全リスクがあり、運営側は仲介するだけという都合がいい内容、しかも規約内容はいつでも、通知なく変更可能って言う時点で、いつでも店畳んで逃げれる法的な逃げ道も用意してるから、売れたら販売者に8割バックという甘い客寄せパンダにひっからないようにしたほうがいい(売った後にもリスクが付いて回る)

このようなサービスはMAVIC miniの利用者が増えると、Youtube上に空撮映像が飽和して、珍しくもない状態になる頃には、買取サービスもどんどん減るだろう

国内のあらゆる情報が海外にダダ漏れ

つい数日前も皇居付近だが、駅付近でドローンを飛ばしていたという外国人のニュースがあったけれど、日本人以外でも日本仕様のドローンを持っていればどこでも空撮が可能になるという事

観光として日本に訪れる人たちが、日本仕様のMAVIC miniを持って、飛行禁止区域以外の色んな所を空撮して日本国内からシェアする可能性もあれば・・

MAVIC miniの認知度が上がれば、そこらで飛ばしてても不審に思われなくなるので、空撮した映像をWEBを通さずにmicroSDのまま国外へとやすやす持って帰る事もできる訳です

技適許可、200g未満はおもちゃというルールを回避するだけで、相当やりたいほうだいのスパイ天国になる訳ですけどね

これが中国がビジネスで仕掛けた日本国内のスパイ活動だとすれば・・

お見事!(≧▽≦)ノ (゚Д゚;)褒めるんかい!

だって、もうドローン好きとしては買わない理由を奪われたからね(性能・価格・安全性)

結局、道具(テクノロジー)は人の使いよう

空撮映像を売るっていう金目当てもでてくるだろうし、説明もリスクも考えずに墜落させて問題起こす奴も出てくるだろうし、それにあわせて今度はどんな法律が作られるのか見当もつかないけれど

それでも、自分がモラルを持って自己責任で使えばいいだけの話(((uдu*)ゥンゥン 今までと変わらん

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