ラジコンドローンのFPVゴーグル操作デビューに「ARRIS(アリス) Eachine VR-007」を購入してみたら、なんと5.8G伝送カメラを搭載したすべてのドローンでまったく違った体感を得られました!その感動とゴーグルの機能や使い方について詳しくレビュー
ARRIS(アリス) Eachine VR-007買っちゃった!
前からドローンをパイロット視点で操作できるFPVゴーグル欲しいな~欲しいな~と思っていたのだけれど、値段がねぇ(;´・ω・)それなりの高機能ドローン買えるやん!ってくらいのお値段なので、どんなものかわからない初めての段階でそこまでのお金は出せないや・・といつもブレーキをかけてきましたが、このたび、お安くなっていたのでFPV操作入門機という事でARRIS(アリス) Eachine VR-007を買いました!
- 説明書(機能概要)
- 延長ストラップ2本(青/黄色)
- アンテナ/バッテリー 1600mAh(※800mAh×2が付くかはランダム)
電源スイッチはなく、バッテリーを接続すると画面が砂嵐(映像が来ていない)で表示されます。右側面にある3つのボタン(+/選択/-)で画面設定を行う事ができます。日本語にしてしまえば困る事はありません
設定項目:明るさ/コントラスト/彩度/色合い/言語/比率(4:3/16:9)
5.8G伝送カメラ搭載ドローンならどれでも対応します
2.4GhzWIFIではなく、5.8G伝送のFPVカメラが付いているドローンならどれでもゴーグル側に映像が来ます。上部のチューニングボタンを長押しする事で自動的に電波が来ているCHに合わせてくれるので難しい設定いらずですぐに連動可能
これはWltoys Q333AのFPV映像をゴーグルが拾った状態です。搭載カメラは2MP HD720pだけあって、映し出される映像もかなり鮮明です。空撮動画を見てもらえればわかるけれど、かなり綺麗でびっくりします
こちらはMJX X906Tに搭載されたカメラの映像。コントローラーにも最初から画面が付いてますが、実際に操作する時は、このカメラを見る余裕はありません(笑)ちょっと反射してるので撮り直し
ちょっと遠目に見てるからぼやけて見えますけど、ゴーグルとして装着した目の前の映像に問題はありません。自分が小型ドローンのコクピットにのって巨大モニターを見ている感じ。2MP 480pですがFPV飛行だとちょっとおもしろいw
これはGTeng T901Fの搭載カメラの映像。これも2MP 720pなのですが、こちらは他2機とは明らかに映像の質が違うのわかります。日中に外の場合は綺麗な映像で大丈夫ですが、夜間室内飛行はFPVは無理
FPVゴーグル映像はドローン側のカメラ性能によって左右される
3機の5.8G伝送カメラを搭載したドローンで比べてみてわかりましたが、同じFPVゴーグルでこうも体感が違うのか!?と驚きました。またこのFPVゴーグルは様々なデータ(高度/傾き/バッテリー残量等)を表示させる事ができますが、送信側(ドローン側)から送られてこなければ表示されません。
今回接続したトイクワッド(おもちゃ)は映像以外を伝送しない仕組みになっています。これが空撮用やレース用のドローンであれば、映像だけでなく、より多くの情報が表示されるようです
Eachine VR-007は眼鏡をつけたままでもかぶれます(一応)
小型の眼鏡なら行けますが、フレームが大き目のものはおそらくだめ。裸眼(視力0.1)でも十分見えます
初期不良。ボタン陥没の修理について
はじめてCHをチューニングしようとした時に気づきましたが・・どうやら雑に取り付けられていたようでボタンが取れてました。このままでもドライバーなどの器具を使えば押せなくはないのですが、手っ取り早く4つのねじを取ってぱかっと開けてください
機構は単純で、アンテナを締める金具が内側から緩んでるだけなので、締め直しつつ、とれたボタンキャップをかぶせて元に戻せばOK。これはボタンが押しにくいというだけで機能に問題がある訳ではないのでそういう製品が届いても冷静に対処しましょう。初期不良部分を分解修理した事で、内部の機構(モニター基盤/コネクタ/湾曲一枚レンズ)がよくわかりました(側はそのまま、内部パーツだけ買い替えてもいい感じ)
まとめ:FPVゴーグルでの操作ってどんな感じ?
FPVゴーグルをつけて、パイロット視点で操作するというのは、同じ操作のドローンでも、目視操作とはまったく違う体感を得られる事がよくわかりました。(目視&FPVモニターを見るのとも違う)
わかりやすい例でいえば、セダンと軽トラの違い
おもしろい実例なのですが、私の所有しているX906Tは水平飛行がとても早い反面、旋回動作が遅く、左右にぶれる事もあるため、縦長の室内での飛行では旋回せず、そのまま行ったりきたりという単純なホバリング&前進後退操作しかできなかったのですが・・
FPVゴーグル目線=自分の目から見ると、ここで旋回動作入れば距離余裕じゃん!
とあっさり旋回できちゃいました!(゚∀゚)スゲー慣れてきたら、目視では死角で見えなかった、ロフトベッドの上をすい~っと飛びつつ、高度を下げて、ロフトの下~からの加湿器をすり抜けて~のあ、自分が見えた(゚Д゚;)
操作している自分をドローンカメラから見ると・・「魂なき亡骸」を見ているようで複雑(笑)
目測で見るスピードと、実際にドローンのカメラから感じる体感速度って物凄くずれてるんです!この感覚の調整っていうのが意外と難しくて楽しいです。自分という存在を忘れマシンと一体化
ドローンFPVが初めての人向けで楽しめる安価なゴーグルとして
ARRIS(アリス) Eachine VR-007はおすすめです
次は躊躇なくもっとハイスペック(映像録画/アンテナ増強/高解像度/2画面)なドローン用FPVゴーグル買おうと思います(それに見合うFPV操作の実力とマシンを手に入れてから)
追記:こちらを購入しました
FPVゴーグルのために5.8G伝送カメラ付きドローンを選ぶポイント
空撮やレース用の本格的なドローンじゃなくても5.8G伝送カメラがついているラジコンならどんなものでも使えますが、カメラが最初から搭載されている機体を選ぶのであれば、画素数が2MPのものをおすすめ!ちなみに、上記に紹介したMJX X906Tは条件を満たしています
正直、このX906TにしてもGTeng 901Fにしても・・ミニドローンで遊ぶならH36の手軽さには勝てず、収納されていたのですが・・5.8G FPVゴーグルを手に入れた事で形成逆転!FPVはゴーグルで楽しさ倍増!
自分で組み立てるDIYの分だけ、かなりお値段がお安くなっているにも関わらず、16:9の広角レンズを搭載した5.8Gカメラ付きで、操作性もかなり繊細に自由度が高いミニドローン「DM002」もおすすめ!
手軽に室内で遊べるミニドローンもまとめてレビューしてます
たぬきちさん こんばんは
さゆこです
ゴーグルなんてあるんですねぇ。
こういうのって、酔ったりしないんですか?
あと、先日はゼルダの邪魔しちゃってスミマセンでした
さゆこさん 毎度(≧▽≦)
慣れないうちは酔うというより、違和感ですね
自分がハエのような目線の低さになるので(;^ω^)
魂・・!?俺の体があそこに!!?(゚Д゚;)という幽体離脱感覚ww
ゼルダはマイペースにちまちまやってるから大丈夫です(笑)
今もほとんどやれてませんから(;^ω^)