好奇心

直感・閃き・気になる事探究を楽しむ

天寿をまっとうした祖母と次の世代を担う子供たち

祖母の葬儀で血脈、ルーツ、多くの親戚たちとの会話、祖母が残した遺品に込められたメッセージから多くの事を学びました。そして、私をしたってくれる次の世代が抱える悩みに向けたメッセージを・・

祖母が102歳(数えで104歳)で天寿をまっとうした

102歳、一世紀にも渡る長い人生の大往生
自分が知っているおばーちゃんの時代から始まって、見送るまでにはひ孫も生まれるほどの、長い長い歴史について、親父や叔父、叔母、そして、祖母の兄弟にあたる人たちが家系図を見ながら語りあい、今の私の年齢よりも若い頃の親戚一同の白黒写真がたくさんでてきて、人の生きた歴史は小さい頃からずっと受け継がれているんだなと実感
祖母の残した日々の手帳メモや遺品を見ながら、もっと自分のルーツについて、元気なころに聞いていれば、親戚付き合いの大切さとかもっとちゃんと理解できたんだろうなとしみじみ感じました
だから、自分のルーツとなる、生きた証人なので祖父や祖母が健在な方は大切にしてあげてください
永遠の0って映画も祖父の関係者から祖父の歴史をたどる事からできてますからね

話は変わって次の世代たちの話

葬儀
葬儀で親戚が集まると、場の空気を変えてくれるのが子供たち
住職がお経を読む中、走り回ったり、仏壇付近をうろちょろしたり、木魚を全力で振りかぶって叩いたりと、もはや笑ってはいけない葬儀になってしまうほど予想外の行動をしてくれます
担当してくれた葬儀屋さんにも小さなお子さんがいるらしく、翌日に運動会があるとの事で、あたたかな目で見守ってくれてました
今回は、子供らが勢ぞろい・・かと思いましたが、前回叔父が亡くなった時に会った親戚の子たちは、もう小学生になってて、学校があるとの事で、残念ながら会えませんでしたが・・

喪主のお仕事と葬式の時に役立つ道具


ただ、やっぱり子供というのは成長するのが早く、頭の良い子ほど大人のような深い悩みを抱えるのも早いらしく、親だからこそ反抗されてしまうという葛藤についてもお酒を飲みながら話を聞いて思った事があったので、叔父から軽くメッセージを

やる前から諦める姿勢、競争をしない選択は間違いだよ※クリックでオープン
頑張っても1位になれないし、4位、5位になるのがわかっているからやらないっていうのは
ある程度自分の事を自分でよくわかってるからできる判断だけどね
一言強く言いたいのは・・
お前は今の自分を何様だと思ってんだ?
勉強ができるやつは遊ぶ時間も削って
学校のあと、塾いったりして普段から家でも勉強いっぱいしてるんだ
だから、当然成績もいい結果になる
足が早い奴は人よりもたくさん体動かしてるから
当然、筋力も鍛えられて身体能力が高くなる
1位ってのは大抵、競争に勝つために日々努力しているやつがなる
それと競うのに1位になりたいお前は何かやっているか?
勉強に真剣に打ち込んでるか?体鍛えるために真剣にスポーツをしてるか?
たぶんやってないだろ?
なんでもある程度できるやつ
一生懸命ひとつの事をやってるやつに勝てないのはその違い
頭が良いからこそ、今の自分とそいつらを比べてしまって
競争する、頑張るだけ無駄ってやる気を失ってしまうのもわかる
だけど、なんにもできない無能じゃないだろ?
スポーツでも勉強でもある程度、なんでもやればできる奴が
本気で取り組んだらどうなると思う?
今のお前は「しょせんこの程度の奴だ」って思ってた他の奴らからすれば
ある程度できるお前これから本気で変わる事は予想してないんだよ
初めて会った時に、ルールを覚えてこてんぱんに負かしたチェスも
次の日に帰るころには、負けそうになった時・・
こいつは凄い!って思ったぞ
ひとつのアドバイス以外、何の指導もしてないのに
どういう思考回路すりゃ一日でこうも強くなるんだよwwってな
※次やったら勝てないだろう・・なぜなら俺はルールを忘れた(笑)
それが強くなっても学校での成績とは関係ないって思うかもしれないけど
チェスの上達と同じように、勉強にもコツがある
学年全員で328人中311位だったおじちゃんが
卒業の頃には、160位まで上がった勉強法だ(あんまり上がってないけどw)

わからない所を見つける事が勉強が楽しくなるコツ

勉強が嫌いなやつは問題をわからないという
どこがわからないか?と聞かれれば
わからない所がわからないって答えるのが鉄板パターン
これは大人の世界だってそうだ
こうなると、教えるほうもどこを教えたらいいかわからない
勉強きらい
結局、教科書のその辺の範囲をしっかり見直しなさいと突き放され
わかってる部分も含め全部、1からやらされるはめになり
めんどくさくなってもっと勉強が嫌いになる
そうならないために、問題が解けなくて困った時は
どこでわからなくなったかを探す事
答えを出そうとするんじゃなく
わからなくなったポイントを見つける事
勉強法
ポイントを絞れば、教えるほうもピンポイントでアドバイスできるし
行き詰った部分を理解すれば、類似問題もすらすら解けて勉強が楽しくなる
そして、勉強のモチベーションを上げる方法は
解けるようになった問題の類似問題を数多くこなす事
数を多くやるとなると、めんどくさいと感じるかもしれないけど
問題を解ける実力がついていれば、何の問題もない
スラスラ解けて俺すげーwと正解する楽しさでテンションもあがるし
気が付けば、絶対にその問題のパターンは間違わないという復習にもなる
歴史・・は小学校じゃまだないだろうけれど、メモリーツリーという覚え方がいい
ツリー
歴史上の人物がいつ、どこで、何をしたから、こういう歴史に残る事件や出来事が起きた
それを大きな木と枝で関連する情報を絵やメモでノートにまとめる
これは作っておくとテスト直前の見直しでも相当役に立つぞ(笑)
歴史上の大きな改革にしても、戦争にしても
年代を暗記するのではなくルーツを辿って出来事の背景を理解する事
必ず物事には原因結果があると覚えておこう
もっと真剣に勉強すれば学年100位台も夢じゃなかったけど
部活に打ち込むと体力的に持たずに授業中寝る事が多かったからね(笑)
スポーツだって同じでコツがある
スポーツの上達のコツは上手な人(プロ)の動きをマネする事
最初に形から入ってもただのモノマネだからうまくはいかない
それは忠実に再現するための筋力体力技術もないから
何の競技でも基本的なフォーム(構え)というものがある
これは次の動作に移るために最適な形
そして、次にフットワーク(足運び)
素早く移動するための最適な移動法
その後にテクニック(技術)を身に着ける
まずはフットワークやフォームを長時間維持するために必要な体力を身に着けるから
どんなスポーツでも最初は走り込みや筋トレなどの基礎練習が必要になる
これがつらく苦しくて逃げ出す奴もいる
・・けどここで

  • 試合で折れない心(メンタル)と体力(フィジカル)が培われる
  • その体力があるからこそ、技術(テクニック)を実践できるようになる

その頃には最初にできなかったプロの動きに似た動きは再現できるようになる
スポーツに心・技・体が求められるのはそういう事
だから上達のコツといっても、すぐに結果がでる訳じゃないけどねw
できる事はできる できない事はできない
これは大人の世界の損得勘定で割り切った考え方であって
子供の成長は未知数
これから何をやる事どう成長するのか誰も予想できない
今はできない事のほうが多いのが当たり前!別に恥ずかしい事じゃない
それをひとつずつできる事に変えて増やしていくんだ
今の自分の実力をはっきりわかってるなら
これからの自分を伸ばすためにどうすればいいか?
最初お前はチェスが弱かった
でも1日でチェスが強くなった
それはなぜか?
自分よりも強い相手に勝つためにルールを理解し
どうすればいいかを自分で考えて努力した事で
昨日のお前の限界を超えたんだよ
だから、やる前からどうせ勝てないからって自分の限界を決めて
諦める姿勢、競争をしない選択は間違いだよ
強者に負けて学ぶ事は悔しさだけじゃなかっただろ?
やってみないとわからないもんさ

次の世代では一番上のお兄ちゃんになるから下の妹や弟たちのためにも
ここは気持ちをポジティブに切り替えて頑張ってもらいたいというメッセージ
いずれは妹や弟たちが同じ壁にぶつかった時
兄としてアドバイスしてやってくれ(笑)

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top