やはり問題提起を投げかけるCAPCOMの意志は最新作のモンハンワイルズのストーリーに仕込まれていた洞察(ネタばれ含む)
注意(ネタばれ含む)ので下位未クリアの方は絶対に見ないで!
さて、モンスターハンターワイルズをプレイしている人の中には
「ストーリーなんていらねぇよ!」という声もありますが・・
CAPCOMはまるで『予言者』のように『現代風刺』、および『未来予測への対策』を含めて、結構『意味深なメッセージ』をストーリーや追加コンテンツで投入してきます
過去作はみんなそれでした(詳しくは記事を読んでね?)
そういう、『時事的な問題』や『未来に起きる事への懸念と対策』も込めた、ゲームとして遊んでいる若者の時はわからないが、その人達が『視野の広い大人』になった時に、意味がわかるような『次の世代にインプリンティング(すりこみ)』するように
そういう『形象の継承』をしているからこそ、今作のストーリーにも『絶対何かあるぞ?』と、ワクワクしていた私の期待を裏切らなかった!(≧▽≦)
以下、ストーリーの下位(ちょっとしたエンディング)が流れる所まで、クリアしていない人は読まないでください
ま、ゲームはやる気はないから、洞察を読みたいという方は、モンスターハンターワイルズのストーリーが何を伝えたかったのか?
現実的な相似象で読み解いていきましょう
ストーリーの洞察中身
ベータテストの頃から何度も戦ってきたアルシュベルド(白き孤影)
実はこいつが『看板モンスター』である理由
また一人で砂漠を彷徨っていた『少年ナタ』が、なぜこの『白き孤影に執着』するのか
結論から言ってしまえば
ナタは守人という古代の科学やテクノロジー・書物や文献を護るために外界との繋がりを断って隠れ住んだ、『古代テクノロジーを守護する一族の末裔』
そこで人工的に『遺伝子操作で造られた護獣のガーディアン』の一匹だったアルシュベルドが暴走し里を攻撃した
里の者はナタを外の世界へ苦し、ナタは放浪の旅の末、砂漠まで到達した所をギルドに発見されて保護された
こういう時系列
ポイントはここ
『古代テクノロジーを保管』した『隠れた一族』
『環境モンスターのDNAを操作』して自分達を護る『人工モンスターのガーディアン』を所有
ガーディアンは科学的な『培養ポッド』に入って育成(もう現代の守人は管理する知恵がない)
セクレトやアンジャナフ等もいたから『古代モンスターのDNAデータから復元』している可能性(過去モンスターが出る伏線?)
里は龍灯という『フリーエネルギー』を護ってきた
ガーディアンは龍灯のエネルギーをチャージする事で『傷が治る』
龍灯にジン・ダハドというガーディアンが取りつき『エネルギーを吸収した事で環境が不安定』になった
アルシュベルドは元来、ガーディアンとして、そのフリーエネルギーで生きていたが、環境から離れ、『野生のモンスターを捕食』して『生殖機能』まで取り入れるようになった『異種』
元々、里の者は『ガーディアンに襲われない為の素材』を身に着けているが、ナタや里をアルシュベルドが襲ったのは、おそらく『野生のDNA』を取り込んだからだろう
そのアルシュベルドは最終的に『ガーディアンも野生のモンスターも襲う』
適も味方も関係ない『見境ないモンスター』と化していた
ここで、ストーリー的に、里と龍灯を護るために、ハンターはアルシュベルドとジン・ダハドを『討伐』する事になる
はい!(≧▽≦)ここまでがざっくりしたストーリーの流れだけど、これらの仕組みは全部、『人間の身体のDNAの仕組み』で読み解けます
人間の身体のDNAの仕組み=モンスターハンターワイルズ(序盤)
ポイント①龍灯は『DNA核』
ポイント②守人の里は『ミトコンドリア(細胞)』
ポイント③ガーディアンはDNA核と細胞を護る『免疫機能』
ポイント④アルシュベルドは『外部モンスター(タンパク質)を捕食』した事によって『変異したRNAウイルス』
ポイント⑤龍灯の守護のジン・ダハドは『脅威を退ける抗体』
ポイント⑥ハンターは『NK細胞(癌をみつけて殲滅、欠損細胞を補う)』
大枠のくくりで言えば
里=『人工(一部の細胞)』
野生=『大自然(他の細胞組織)』
ナタはその『一部の細胞』から出て、自分の里以外の『広い世界』を知った=『RNA+タンパク質』
アルシュベルドはDNA核がジンダハドの影響で狂いだしたから外に出て捕食して『生きる能力を獲得した=RNA+タンパク質』
ここがRNAがmRNA=『新たなDNAとして新生』する為の『設計図』が生まれた状態
ナタがアルシュベルドにシンパシーを感じるのは自分と同じ『外の世界を知って成長』した点
それが良いか悪いか善悪は別として
要はこういう事
『フリーエネルギー』を『ジン・ダハド(狂った抗体)が独り占め』した事で、『生態系の環境全体のバランス』が狂いだした
それでも『遺伝子操作されたガーディアン』は『命令』に従い続け
その環境では生きられないと『自由意志』で離れたのが『アルシュベルド』
『社会全体が狂った』時、それでも『命令に従い続ける者』と
『そんな社会から離れ』新たな『生きる力を求める自由意志』の象徴
結果、『ハンター(NK細胞)』によって『ジン・ダハド(癌化した抗体)』を取り除き
『龍灯(DNA核)』は護られ、『里(ミトコンドリア)』は『自己消滅(アポトーシス)』を免れた
ナタは外の世界と里を繋ぐという『mRNA』となり『新たなDNA』になろうとハンターを先生と呼び旅の一行に
アルシュベルドは『子供』を宿し『野生で命を繋ぐDNA』となった
このナタとアルシュベルドの関係性は
『カイン』と、カインの後に現れる『セト』という構図でも同じ
アルシュベルドが『里の掟を裏切ったカイン』ならば
そのアルシュベルドを心配して見守るナタが『セト(血の繋がらない弟)』
『同族(兄弟)殺し』が『カインの追放の罪』ならば
ガーディアンを襲い捕食するのもまた『遺伝子操作で生まれた兄弟殺し』
『免疫機能』が『外の因子を機能獲得』して『RNAウイルス』となり、『元の細胞を攻撃対象』として襲う
ナタはまだどうなっていくのか『未知数』であるが、セトは『神が遣わした』という役目
という『創世記』の事も含めて全て、『人間の体の中で起きている事で説明』できてしまうのは、医学用語には『サイトカイン』という言葉ある事からもわかる
サイトカインとは『細胞に異物』が紛れんだ事で『炎症反応』を起こす事
アルシュベルドのデザインには『鎖』がついている(DNAも鎖という)
他のモンスターにはない『特殊なデザイン』である
これが『カインの刻印』とするならば『同族殺しの罪』を表しているのか
それとも『狂ったDNA核に繋がれた不自由』という意味なのだろうか
さて、カブコンはこのストーリーで『何』を伝えたいのだろうか?
ここからは下位以降のストーリーをまだやってないので憶測
かつての環境に何があったのか?(推測と懸念)
守人の古代のテクノロジーは、捕獲したモンスターを科学的に『DNAを抽出』して、自分達を護る為に『都合のいいモンスター(キメラ・亜種)をデザイン』したとしたら・・
それは『時の権力者の意志』によっては『モンスター軍団で攻め込む兵器』にも転用できる
それがワイルズ(自然)という環境になる前に『起きた事(1000年前)』だとしたら
砦に大量にモンスターが攻め込んできた『百竜夜行(モンスターハンターライズ)』に繋がる
今回、『タマミツネ』がDLCで出るというのも繋がる
守人が護っている『龍灯=フリーエネルギーが争いの争点』だとも考えられる
もし仮に、『モンスターの異常発生拠点』が『人工的な科学』だとしたら?
それに気づいた周りの国々は『そこを集中的に攻撃する』だろう
言うなれば『癌細胞を直接叩く』という事
『癌』は『擬態』して姿をひそめる特性がある
ゆえに1000年間、『人里から身を隠してきたテクノロジー』とも言えるし
『1000年王国』という『リバティ(ユートピアの偽物)』という捉え方もてきる
そうなると・・面白い繋がりが見えてくる
実はワイルズには『タコ型のモンスター』が2体いる
ヌグ・ドエラは一般的なタコ(アズズの里の火窯に寄ってくる=タコ壺)
しかし、シー・ウーというモンスターは野生のモンスターではなく、里の『ガーディアン(護獣セクレト)を捕まえて捕食する』という特殊な生態
これもまた『免疫を捕食』して『機能獲得するウイルスの一種』のような気もする
動きもすばやく『移動の仕方も特殊』である(壁にめり込むように消える)
免疫には『遊走』という『細胞をすり抜けて移動』する能力がある事から、『免疫を捕食して機能獲得したウイルス』はそれができるのかも?
ププロポルというモンスター(エアーで膨らんだような虫)の素材はアイルーが『ホルマリン漬けの脳と宇宙服』になる(なぜ?)
これらは完全に『地球外生命体』のようなニュアンスを含んでいる
そもそも、一説では『タコは宇宙由来のDNA』、『虫は宇宙人の環境偵察』という考え方もある
『物事の捉え方』を変えれば、これらもまた体の中に良くも悪くも『共存している細菌』であり、『体の仕組み』の中で日々『自然な事=ワイルズ』でもある
人は『食べた物の影響』を受けて『DNAや細胞が変化』する
里という『閉鎖的な一部の細胞』を取り巻く『外の環境』
里の『龍灯(DNA)の異変』が元に戻った後の『自然の環境の生態系の変化』
ここからが上位という『ハンター(NK細胞)』が『癌』の原因を見つけて『独立遊軍(自由意志)』として特攻していく狩りの始まり!(≧▽≦)
・・不穏なのが、ギルドの『ファビウス卿』の思惑
この人は味方なのか、敵なのか分からないと思う理由は
免疫機能で言えば、『T細胞(司令塔)』
この人が龍灯や里の隠してきた古代テクノロジーを『機能獲得』した時に、どう使うか読めない
ふぁびうすのカタカムナでの言霊は意味は
増えて自然に命の内なる根源が生まれるほうに進む
『心の内に増える思惑と行動』が読めない・・
ギルド(免疫)が『護獣を利用』できないか?と考えれば、合理的ではある
様々な国の人にとっても、護衛にとっても『人員の生命の危険を減らす』意味では、護獣というガーディアンは『正しく制御』さえできていれば、『抑止力』となる存在
しかし、『アルシュベルドやジンダハドの前例』を考えれば龍灯(フリーエネルギー)も護獣も『危険性もある諸刃の剣』
でも、困った時は『ハンター(NK細胞)』がいるっしょ!(≧▽≦) Σ(゚Д゚)他力本願
そういう展開もさもありなん
・・これは深読みしすぎかな(笑)
とりあえず、下位までのストーリー(環境不安定)では、DNA核、ミトコンドリア、RNAウイルス、mRNA、狂った免疫抗体、捕食して機能獲得など
『人間の体の中の仕組み』で説明ができるという事はわかりました
もともとナタの役目はいざとなったら『龍灯を破壊』する事
それは里(ミトコンドリア)や護獣(免疫)の存続ができなくなる『アポトーシス(自己消滅)』という選択
ハンター(NK細胞)が龍灯(DAN核)を破壊する時に『別の選択』をしたというのは
DNA核に取りついた『癌(狂った抗体)だけを排除』する事で『正常なDNAに戻す』という事
龍灯を『フリーエネルギー』とするならば
それに『憑りついて封印』したジン・ダハドは『エネルギー利権の既得権益』
これは『フリーエネルギーの解放』を意味しているのだろうか?
・・なんてな(゚∀゚)アヒャ Σ(゚Д゚)
これだからCAPCOMのゲームは下手の小説なんかより面白いんだよねwとりま上位以降の展開で気になる事があったらまた洞察してみよう
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