ゲームレーティング会社のCEROが新型コロナウイルスの影響で休止、その影響でゲームの販売日に影響がでる!?と聞いてCEROというゲームレーティング会社について調べ出したら、いつの間にか勉強になっていた。今日はNPO法人のお話です
CERO活動休止でゲームソフト販売が遅れる!?
家庭用ゲーム審査機関CEROが5月6日まで全業務停止。レーティング審査遅延がゲーム業界に大きな影響を及ぼす?
CEROについての一般的な認知は、どんなゲームか?年齢制限はあるのか?ゲームの表現は大丈夫か?といった購入者に対して事前にある程度の判断基準を与えるマーク程度
しかし日本国内で発売される家庭用ゲーム機向けゲームソフトは、基本的にこの機関の審査を経てから店頭に並ぶことになるため、小売りの発売日に影響する可能性については盲点だと思う
私も今回初めて知ってびっくり(;゚Д゚)ナンダト!?
そこでかつての・・あの時の深い悲しみと怒りから記憶がよみがえってきた
暗転ドーン!の悲劇・・
あの時、CEROという組織の実態を知った私は、うん、CEROなんていらねーよ(゚д゚)(。_。)ウン と思って、百歩譲って日本国内で作られたソフトの表現チェックはいいけれど、せいぜい今後は海外から日本にローカライズされる製品の表現には口だすんじゃねーよ!程度に割り切っていたのだが・・
・
まさかの販売時期までてめーらのせいでズレるんだったらもう・・そんな格付け機関はいらねーよ!と思う理由をまとめていこう
CEROは政府の介入を防ぐ?自主チェック機関という人がいるが・・
CEROの活動を擁護する人は、ゲームの表現を開発元が自由にし過ぎたら、政府を風刺したり、性的描写やグロ・ゴア表現など、ゲームをプレイするのが子供だったら悪影響を与えるから、政府に介入されてゲームの表現に法的な規制がかかってしまう・・
という
おいおいおい、GTAのオンラインの状況みろよ?キッズばっかだぜ?
年齢制限を親が買って回避しているのか、モラルなき親が買い与えているのかわからんが、そもそもそれが可能なら年齢レーティングの意味もなければ、ゲーム内で悪影響な性的描写表現をユーザーが自由にできたり、グロ・ゴア・嫌がらせなんかも自由にでてきいる現状
CEROはなんの抑止力にもなっていない
一時期、ゲーム内で遊んでる感覚で、実際の社会でタクシー強盗をするキッズが現れて、「社会的にゲームは犯罪を助長するか?」みたいな討論が持ち上がった時があったけど、抑止力であるはずのCEROの名前もでてこないし、それ以降結局野放し
いるいらないは別として、まずこの時点で活動してようとしてまいと意味がない
CEROの審査はゲームをプレイせずに資料のみ(ここが問題)
例え、モラルなき親、悪知恵の働くキッズがうまい事、年齢制限を回避する事でCEROの活動が無意味に変えられてしまったとしても・・ちゃんと審査してレーティングという仕事をしているならば何の問題もない
そこでCEROの仕事の実態をみてみよう
審査員の条件と仕事内容
- 広く一般から募集した20才代~60才代までの様々な職業の男女
- 事前にCEROによるトレーニングを実施済み(どんなトレーニング?)
- 審査員は登録制で、審査内容について守秘義務がある
- 審査員にはゲーム業界と関連のある者は採用しない
- 審査においては、審査員の性別や年代などの属性に偏りがないように配慮
郵便物や宅配便などの審査資料の受け取り
外部審査員が事務所に来訪して審査を行なう
・・審査はゲームだよね?
プレイして確認しないであれこれ口出してCERO認定ってさ・・開発者への冒涜だし、なによりもその審査をへて出荷されて、手元に届いてプレイするユーザーの感覚になってないよね?プレイするからここがまずいよな(B地区微妙に映ってるよ)・・って表現の判断をできるはず
誰がための審査なの?審査ってなんなの?表現の自由って?
そもそもCEROトレーニング実施済みの時点で判断の先入観(笑)
幅広い年代募集かけても無意味ww
自宅から通いで事務所で郵便や宅配されてきた資料に目を通すだけ・・ゲーム内の細部の細かい所まできっちりデバッグのようにチェックして、あれはだめ!これはいい!の表現判定もしないなんて
それ審査員の表現の自由(CERO寄り)だよね?
・・と、ここまで追求すると、販売前のゲームを事前にプレイできるなんて開発元のデバッカーしかない訳で、それは無理なのはわかってる
(´ー`*)ウンウン だから無理な事(表現内容を推測)をやろうとするなよ って話
ゲームのシステムや表現を作り出すためにクリエイターがどれほど細かいディティールに込めた思いがあると思ってるのか?
それをゲームをプレイしない人に郵送して、文章や写真、プレゼン用の動画資料に落とし込めと?・・その資料を作るがためだけにどれほどの労力が・・無茶苦茶な注文をゲーム会社に押し付けてる事を自覚してないで仕事してるどんな機関なん?CEROって
CERO:特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構
特定非営利活動法人
1998年12月に施行された日本の特定非営利活動促進法に基づいて特定非営利活動を行うことを主たる目的とし、同法の定めるところにより設立された法人、またの名をNPO法人
特定非営利活動法人(NPO法人)制度とは
ボランティア活動をはじめとする市民の自由な社会貢献活動としての特定非営利活動の健全な発展を促進することを目的
特定非営利活動とは
以下の20種類の分野に該当する活動
不特定かつ多数のものの利益に寄与することを目的
※CEROに該当しないものは×にしていく
- 保健、医療又は福祉の増進を図る活動 ×
- 社会教育の推進を図る活動 ×
- まちづくりの推進を図る活動 ×
- 観光の振興を図る活動 ×
- 農山漁村又は中山間地域の振興を図る活動 ×
- 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動 ×
- 環境の保全を図る活動 ×
- 災害救援活動 ×
- 地域安全活動 ×
- 人権の擁護又は平和の推進を図る活動 ×
- 国際協力の活動 ×
- 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動 ×
- 子どもの健全育成を図る活動 ×
- 情報化社会の発展を図る活動 ×
- 科学技術の振興を図る活動 ×
- 経済活動の活性化を図る活動 ×
- 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動 ×
- 消費者の保護を図る活動 ×
- 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動 〇
- 前各号に掲げる活動に準ずる活動として都道府県又は指定都市の条例で定める活動 ×
この中でかろうじてゲームに関係がある項目を絞ると・・
- 社会教育の推進を図る活動
- 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
- 国際協力の活動
- 子どもの健全育成を図る活動
- 情報化社会の発展を図る活動
・・を行う活動団体の活動に助言を行う活動 ←CERO
ゲーム会社は社会性や歴史、文化、スポーツ、グローバルに国際的な情報を含んだゲームを創る・・・ところに勝手にCEROトレーニングなる洗脳を受けた審査員が助言をブッ混んでくる迷惑な団体、それがCERO って感じですね(何も生み出さない所が他のNPOとは違う)
まとめ:CEROはNPO法人の中でも金魚の糞的ポジション
今回はCEROの事を調べていく過程で、NPO法人というものがどういう団体なのかとても勉強になりました。具体的に言えば、人のために社会的な様々な活動をしていく活動団体が色々ある中・・
CEROは自分たちで特定の社会的な活動をするのではなく、ビジネスとして活動をしているゲーム業界に寄生し、自分たちに都合のよい情報提出の仕組み(簡易資料提出)を押し付け、勝手に迷惑な思想(CERO的レーティング)と助言(ゲーム内改変指示)を行い
すでに完成しているゲーム内の表現を変更しないと販売を認めないと強制し(映像なし音だけ暗転ドーンや謎の白光の線等)尚且つ、審査を行うだけのNPO法人が活動を停止すると、スポンサーや取引企業がある株式ビジネスをしているゲーム会社のソフト販売時期に影響を与え、損害を出す寄生虫組織である事が判明しました(利益に寄与してない※ここ重要)
つまり、なくてもいいと思います
今の時代、ゲーム業界も自社の資本力だけでやれる会社は少なく、大抵がスポンサーがついてます。なので、だまっていてもスポンサーに不利益なコンプライアンスを逸脱したゲームは作れません
その時点である意味、自主的なレーティングの判断はできる訳です
逆に言えば、開発元、販売元が自分たちでゲームをプレイする人たちに対し「こういう内容が含まれたゲームだよ!」って正しいレーティング表記をすればいいだけです
そこで嘘をつく事になんのメリットもないですからね
CEROの公式ページにこんな注意書きがありました
審査してないレーティングマークがついたものが、あたかも当機構の審査を受けた商品であるかのように市場に出回っている事について・・それはうちは検査してない!うちは関与してないからね!という意志表示であるけれど・・
そもそもゲーム選ぶ時にパッケージのレーティングマークでは選ばないよ(笑)
みんなパッケージのゲーム画面を見るか、そもそも興味がある人は事前にあらゆる媒体で内容をチェックしてる
誰もレーティングなんかみてねぇ(笑)
単純に、そのマークが無ければお店で販売できない というルールがあるから、パッケージ制作でマークの偽造が起きてるのかもしれないけど(助長する訳ではない)
そもそも、ゲーム開発元が魂込めて生み出したゲームをプレイもしてないし、ゲームを遊ぶかもわからないような登録制の口だけだす年齢別の暇人層に評価させるのも問題だし
その暇人どもが活動休止すれば、マーケティング的に販売時期のズレこみも起きてしまう・・これはゲーム業界にとってはマイナスでしかないという事を自覚したほうがいい
なので、CEROはうせろ!レーティングはゲーム販売元が責任を持ってやれ!
そうすれば、少なくともレーティング審査の遅れや必要ない改変のダメ出し等で修正がかかる事もないし、ゲームの販売時期の遅れもない
・・と言う訳で今回はNPO法人のお勉強でした( ̄▽ ̄)ノ Σ(゚Д゚;)えぇ!?
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