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そりゃ販売禁止だわ!アメリカの電子たばこ事情

そりゃ電子たばこの販売が禁止になるわな・・というVAPE経験者からの考察

アメリカで電子たばこの販売が禁止される!?

また利権絡みか?それともアレか?と勘ぐってしまったけれど、理由を聞いてみればとても納得の販売規制でした

若者を中心にVAPEに大麻を入れて吸引する案件が増加

電子たばこ

アメリカでは未成年でもフレーバー用の電子たばこ(VAPE)は利用可能なようで、ニコチン、タールを含まずたばこ味以外で若者文化として定着している模様

そんなVAPEはリキッド(液体)を高熱で気化させて水蒸気を吸う訳ですが、この液体に大麻(マリファナ)を入れて水たばこと同じ原理で利用できる

となると、そら規制しなきゃいけない対象になって当然です

たばこや加熱式たばこは規制しないの?という話ではない

VAPEで吸引して健康被害がでるなら、たばこや加熱式たばこと一緒じゃないの?と勘違いして考えてしまう人も多いかもしれないけれど、根本的に違う部分は内容物

たばこはメーカーが規定の量の成分を明確にして販売している
加熱式たばこのフィルタやカプセルも成分が明確

ゆえに、何を体に取り入れるのかわかるし、濃度や成分の変更もできない

一方でVAPEリキッドという液体になると、混ぜ物がなんでもできる
PG、VG、香りを出すフレーバーというミックスが一般的

たまにそれにニコチンを後からお好みで足して吸う人もいるように
実は何をどれだけの量を混合・配合して吸うかを自由に決められる

ここが国や製造元のメーカーの検査を受けたたばこや加熱式フィルタと違う
電子たばこ(VAPE)自体の販売を規制しなければいけない最大の理由

VAPEの加熱には様々な危険も伴う

電子たばこ・VAPEに関しては経験者なので色々わかります。詳しくはこちらの記事を読んで勉強してください

初心者なので電子タバコ(VAPE)専門用語を調べてみた

VAPEはMOD(電源ユニット)・アトマイザー(コイルユニット・コットン・リキッドタンク・ドリップチップ)といった複数のパーツから成り立つ加熱装置です

MODには2種類あります

テクニカルMOD:電圧やワット数の指定、コイル素材の抵抗値Ωなどから加熱温度自動調整してくれる
メカニカルMOD:コイル抵抗値、コットン素材、バッテリー電圧など全部手作業で計測してビルド

電子たばこ=爆発の危険性が騒がれるのが後者のメカニカルMODです。電圧低下での利用による放電でボン!

電子たばこVAPEは危険?サムスンバッテリー爆発事故に思う事

また、コイルユニットの素材にあわせたワット数を指定しないと、すぐに焦げ付きを起こし、味も苦みと喉にいがりが発生し、発がん性物質と気づかずに吸い続けるケースもあります

紙たばこなら、吸う部分が燃えてなくなります
加熱式たばこなら、フィルタが規定回数で吸えなくなります

VAPEはいくらでも吸えるけど、味の変化や使用条件は任意で判断が必要になります

現に私の友人でも「味に苦みがでてきたけど、それはそれで好き」という
それ、(;・∀・) 絶対体に良くないやつなんだけど・・と思ってしまうくらい

電子たばこは目に見えない使用上の恐ろしさがあります(無知とは恐ろしい)

電子たばこ規制は対中貿易戦略にもなる?

電子たばこ販売禁止の側面には安価な中華リポバッテリーや中身不明のVAPEリキッドの取り締まりも視野に入れてるかもしれません。というのも、例えばプルームテックやアイコスのような加熱式たばこ風の代替品、模造品を作るメーカーは大量にあり、それらのほとんどが中華製品です

日本は世界からみれば驚くほどたばこ代が安い事は国内にいればわかりませんが、アメリカでは高い金を出して吸う嗜好品となってしまったたばこよりも、遥かに安い金額で煙(中身不明)を吸えるとなると、ある意味、低収入のアメリカの若者の利用率と蔓延のスピードは半端ないかもしれません

アメリカの若者を救うために!=結果的に安価な中華模造品の流入を食い止める貿易戦略の一環だとしても、利益以上に大きな効果(長い目でみれば)を得られる可能性は高いと思います

という事は、電子たばこアメリカ国内販売禁止→個人輸入の禁止もあるかもしれない

日本はこの電子たばこ販売禁止にどう動くか?

まず根本的に日本では電子たばこ・VAPEとはいえ未成年の使用は禁止されてます(はずだよね?)
そのため、たばこ味以外のフレーバーのリキッドの販売規制があってもまったくノーダメージ

また、実は日本では令和元年10月からたばこ税の見直しが行われるのだけど
実はその中に紙たばこ・加熱式たばこはあっても、電子たばこ・VAPEに言及するものはありません

消費税の軽減税率について調べていたら・・たばこ税?

最初から販売需要が少ないとたかをくくっているのか・・それとも、いずれアメリカがこういう動きになるとわかった上で連携して法整備を計画的に準備してきたのか(※そういえば最近、大麻関連で掴める芸能人が・・)

そう考えると、先手で対策を考えておかないと、アメリカでは手に入らないが日本では手に入るという謎需要が発生し、日本に来て電子たばこ(中身不明)を使えば合法じゃね?という違法な使用目的の海外ユーザーが流れてきて良い状況にはならない可能性がありますね

まとめ:たばこ業界に影響はない

電子たばこという名目で話題になっているけれど、たばこ業界には一ミリも影響はありません

たばこ味以外の香り・匂いのフレーバーリキッド
たばこ・加熱式たばこ以外の、電子たばこ・VAPEを対象

ポイントは未成年の薬物使用を未然に防ぐための措置として、水たばこと同じ原理でお手軽に利用できるVAPEの販売を禁止にした(それでも手に入れる経路はいくらでもある)

そういう情報であり、紙たばこや加熱式たばこがまとめて規制される!・・という事ではないので、喫煙派のみなさん、残念でした(。-人-。) 合唱

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