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SiOnyx AURORA 満点の星空を撮影できた実機レビュー

これひとつで自然や天体観測が根本から変わる!SiOnyx AURORA ナイトカメラの実機レビューです。星をみるためにたまらず買ってしまった(笑)
前回、これは欲しいな~(*´Д`)という記事を書いたこちらのカメラ・・

SiOnyx AURORA 満点の星空を撮れるナイトカメラ


買っちゃった(゚∀゚)アヒャ

SiOnyx AURORA 実機撮影 満点の星空


※動画は720p/60fpsで撮影したものです
天体望遠鏡を買う前に天体観測の知識を勉強していった過程で
人間の目は6.5等星よりも暗い星は見る事ができないという事を知りました

天体望遠鏡に興味が出たので基礎知識を調べてみた


そして、実際に集光力意識した天体望遠鏡を購入して星を見た時に
1つの天体をじっくりと見る事は可能でも一度に複数の星を見る事はできない・・
というジレンマを感じていた時に知ったのがこのSiOnyx AURORAというナイトカメラ
SiOnyx AURORA 
暗くて肉眼では見えない星が存在している・・
わずかな光でも捉える事ができるカメラなら
そこにあるかも?ないかも?という相反する二つの可能性が同時に存在する空に
人間の目では確認できない存在を見る事ができるかもしれない!
という仮説をどうにか検証したい!という探究心で買ったSiOnyx AURORA
見たかった満点の星空が見れました! (≧▽≦)すげぇのオンパレードや
これは天気が良いからとか星団・星雲が見れる季節だからとかの映像ではなく
ちょっくら家の窓から見える範囲の空を撮影しただけです
実際の肉眼ではいつも1つの星しか見えない暗闇でしたが・・
肉眼では見えない星(星とは断定できない)が頭上にはたくさんあったのには感動です
見えないけれどそこに在るという事実(今後の深堀テーマw)
私にとってはこの上なく必要な物であったというのが
冒頭の動画の通り、求めていた答えを知る事が出来たという感想
これを使って色々な事を検証していきたいと思ってます( ̄▽ ̄)電磁波とかね (゚Д゚;)それも見えるの!?

SiOnyx AURORA 基本スペック

SiOnyx AURORA 梱包内容
Sensor:Ultra Low-Light CMOS
Night Vision:Moonless starlight capable
Display:Color or monochrome
Lens:16mm f/1.4(Night) f/2.0(Twilight)
Video:360/720p mov
FPS:7.5/15/24/30/60
IMU:GPS Accelerometer Compass
Connectivity:WIFI USB2.0
Storage:Micro SD 4-32GB
Apps:iOS Android
こっからはどストレートな感想をお伝えします(笑)

撮影モードは日中・夕暮れ・夜間の3種類あるけど・・

レンズ根元を左右に回すとデイモード・トワイライトモード、ナイトモードの3種類に切り替え可能
切り替えた時、シャ!と内部でシャッターが切り替わる音がします
ナイトモードこそがこのカメラの売りで、他では味わえない一級品の集光力です

焦点距離は近距離・中距離・長距離の手動調整

カメラ先端についてるダイヤルを回す事で近距離・中距離・遠距離・超遠距離の被写体にピントをあわせる操作ができます・・でも、オートフォーカスに慣れてる素人にはピントがあってるのかどうかわからない(;´・ω・)
という時に助けてくれる3つの画面オーバーレイによるサポート機能もついてます
※ファインダー越しの画面に表示されるだけで、録画出力の映像には出ません
フォーカス・ピーク
ピントを調整していく際に、ピントがあってる物体の輪郭が赤く光ります。ピント距離がずれていくと輪郭が消えていくので、近距離のピント調整はとても正確に、遠距離はある程度ははっきりと被写体を捉える事ができます
そのうち、距離で絞り値がどのくらいっていちいち見なくても手元の感覚で合わせられるようになれば一人前なんでしょうけどね
グリッド
縦横の基準線を表示する事で三脚固定撮影などの際に被写体・構造物などの撮影構図を決めるのに便利です
ピッチアンドロール
SiOnyx AURORA自体の上下・傾きの水平位置を表示します。手持ちでゆっくり撮影する際に画角やカメラの回転角がわかります
ぶっちゃけ使うのはおそらくフォーカス・ピークだと思います
これは既存のアクションカメラにも欲しい機能ですね(笑)
あとはだいたいアクションカメラに搭載されている機能と一緒なので割愛
※露出調整/ズーム/明るさ/シャッタースピード/バースト/タイムラプス等

写真も動画も解像度は720pが最大

写真のプロパティを確認した所、撮影時の手動調整が数値として出力されてる事を確認
動画の映像ビットレートは約20000kbps 音声ビットレートはステレオ/1537kbps
SiOnyx AURORA 撮影プロパティ
え?(;゚Д゚)ちょ・・1500越え!? 録音音質はんぱねぇな!
※一般的なアクションカメラやIPHONEなどの音質はモノラル約100~384kbps
野鳥の夜間生態観察とか自然の音声録音目的だったら
そこらの集音マイク外づけのアクションカメラより遥かにいい

星を見るためには露出調整-2.0~-1.7が鍵

ナイトモードにして星を見ようとした時、縦に集中線がびらびらと出てきて
え?カメラ壊れてる?(;゚Д゚)勘弁してくれよ・・と最初あせったけど
これは集光力ゆえ、周りの光を吸収しすぎて露出が高くなり
必要以上に明るくなっている状態です(家の近所の光など)
周りに光のない自然な環境で見る分には問題ないけれど、人口的な電灯や家の灯りがある場所では露出をマイナスに下げると安定するし、何よりも星一個一個の彩色の再現が正確になります(星って色がぜんぜん違うんだね)

まとめ:夜間撮影用途がないなら【AURORA】は買わないほうがいい

さて、最後の最後に素直な感想をまとめます
720p/60fps?┐(´д`)┌オイオイ・・4Kが当たり前の時代に1080pですらないだと?
しかも、操作はアクションカメラと似たようなもんで、microSDも32GBが上限?
焦点距離の調整にはオートフォーカスなしだから焦点合わせが結構大変だぜ?
片手で撮影できます!・・ていうのは、適正距離にピントをあわせてからの話だから
そうなると、実は片手じゃピントは合わせられないんだよね・・
はっきりいってここまでの要素はGoProやDJI Osmo ActionかDJI Osmo Pocketに完敗です
つまり、普段撮影用のデイカメラ・アクションカメラとしては低スペックなのに値段が高すぎ(笑)
でも、暗視撮影用途では、完全勝利!(# ゚Д゚)ノオラァ(天上天下唯我独尊)
他のカメラは電灯や窓の明かり以外は映らず、完全に暗闇撮影では使い物にならないのに
わずかな光があれば、それを光源として真っ暗な夜でも昼のような彩色を再現は確認済み
普段は肉眼で見える星は1つ、2つだけど、その星の光を光源として
その周りにはこれだけの星があるのか!?(;゚Д゚)と撮影できたのはSiOnyx AURORAのみ!
しかも野鳥の観察や周囲の録音用途のためか桁違いに音質が良いステレオ録音という
まったくもって完全にノーマークだった所がえげつない高性能っぷり(笑)
それを踏まえてあらためてこんな人におすすめ

  1. サバゲーの暗視スコープ&記録映像用など(わずかな光を検知/完全色彩再現)
  2. わずかな月灯りで野鳥の夜間撮影&自然環境音の録音
  3. 人の肉眼では見えない満点の星空の撮影(6.5~約11等星クラスまで)

ちなみに私はこのナイトカメラの使い道を見出しました( ̄ー ̄)ニヤリ (゚Д゚;)
SiOnyx AURORAを文字通り、天体望遠鏡のファインダースコープとして改造接続予定
SiOnyx AURORA 天体望遠鏡のファインダースコ―プに

Sky Explore SE-AT100N RD 全自動天体望遠鏡レビュー


ファインダースコープって天体に狙いをつける役割の低倍率のレンズなのですが・・
夜間の暗闇だと、よほど星が明るくないと見えないのでまず星に狙いをつけるのがとても大変
でもSiOnyx AURORAを暗視スコープとして使えば、簡単に星を見つけられる訳ですよ
しかも42000個の天体・星雲・星団の座標が入った自動追尾コントローラーもある!(別売りで買いました)
焦点調整サポート機能のグリッド+ピッチロールで中心線が出せるので、星を中央に狙いやすいし
狙いをつけた天体望遠鏡からは天体を撮影、SiOnyx AURORAでその周囲の星を録画
・・考えただけで、オラ!ワクワクすっぞ(;゚∀゚)=3ハァハァ
SiOnyx AURORA買ったらもう・・、天体望遠鏡の使い道がなくなるかもと心配だったけど
これがまた、片手で使えるスコープ形状ってのが何か不思議な巡り合わせを感じた(笑)
次は天体撮影&周囲の星の同時撮影だな(/・ω・)/お楽しみに

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
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  1. たぬきちさん
    ジャンル幅広いですね!
    見習わせてもらいます(;^_^A

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