メルマガのメール送信エラーの結果を見ると、最近エラーがやたらと多くなってきたyahooメール。そこには捨てアド利用者が多いからこそ、日々発達する迷惑メールフィルターと送り続けるからこそIPアドレスやドメインが汚れていくという恐ろしいサイクルが待っていた・・
最近多いyahooメールの送信エラー
メルマガ送信後のエラー管理をみると、最近急にエラーの報告が増えた
エラー回数が3回~4回の人はメールボックスが一杯という理由のようで・・メールボックス一杯ですよ!少し容量空けてください!・・ってメールも届かんしどうやったらえんねんって諦めモード
だけど、エラー回数1~2回はフィルタによる受信拒否
単純に考えれば、「お前のメルマガなんてもう見たくないよ!」とフィルタされたんだろうと考えられるけど、そのエラーが1回って事は最近送信したメルマガが原因って事。じゃ、最近送ったメルマガってなんだ?と調べてみると
- Googleに好まれるコンテンツの例の話
- Youtubeが月額料金で広告非表示プランを導入したという話
仮にこれで受信拒否のフィルタするってどういう事だ?と思うレベルの内容だけど、問題点はそこじゃなく、それが同じ理由で同時に多発しているという点
つまり同時に問題が起きているyahooメールに問題があるんじゃないか?
yahooメールのフィルターの問題
フィルターによる受信拒否と一言で言ってもそう判断されるまでのプロセスは以下のとおり
- メールが届くまでの間に、サーバー、プロダイバー、等複数の「検問・検閲」がある
- 「迷惑メール」の共通点を学習して統計学的に判別
- 「検問・検閲」はプログラミングによる「自動判別」により判断される
- 迷惑メールフォルダ「にすら」入ってないメール未達、消滅は受け取りサーバーに届いてない
- 迷惑メールフォルダに入るものは、受け取りサーバーまで届いてからの自動判別
全ては統計学やプログラミングによる自動的な判断のようだが、問題点は迷惑メール自動判別の「精度の問題」で新規メールの1%程が未達となる事もあるらしい
とはいえ、これは今に始まった事じゃないし・・最近多いなりすまし迷惑メール対策するために特定のドメイン限定ではなく、設定でメールフィルタによる受信拒否(yahooの自動判断)をしているユーザーもいると考えるとしょうがないのか・・
統計学と捨てアドとメルマガ不達問題のリンク
レポートスタンドからのダウンロードや懸賞応募などのためだけにyahooの捨てアドで登録し、そこにメルマガが配信されるケースがある。yahooメールを登録した本人は捨てアドなので、その捨てアドを省みることもないが・・それでもメルマガはそのアドレスに配信されていく
その他、スパム業者は大量に仕入れたメールリストに数打ちゃ当たる!感覚で配信していく(同じ内容をドメインを自動的に切り替えたりなどして)・・ただ、それを捨てアドと考えずダミーにどんどん投下していくとなると・・
統計学的に相当なスパムメールをフィルタプログラムが学習する事になる
メルマガを出すほうだって、日々進化していく訳で、よく読まれるには?と研究すれば自然とフォーマットは似たり寄ったりになっていく。それをスパムと学習されてしまうと成すすべはない。普通の内容のメールであっても、内容が似ていると判断されるようなメールが届けば、それもスパム!として判断されるようになっていく事も予想できる。
yahoo側にスパムのドメイン、スパムの送信元IPアドレスと判断された場合、それはyahooだけの問題じゃなくGメールや他の共通のスパム判断要素にも反映されていく危険もある
これをなんとなく感じたのも、一部の質問者のメール(Gメール)に対しメールを送信しても届かず・・アドレスを変えてもらい何度か繰り返してやっと届いたという不思議現象があった点からも・・ぞっとする話である
また、最近、VPS-NEOから届いたお知らせメールにもこんな事が書かれていた。この事から、これは私だけに起きている問題ではないと考えられる
IPアドレス,ドメインの入れ替えサービスのお知らせ
メール配信に利用しているサーバーが汚れてしまい
(メール受信サーバーに迷惑指定され、メールが不達となってしまった)
メールが届かなくなってしまった、
などとお問い合わせを頂くこともあります。
このような場合、汚れてしまったサーバーのIPアドレス及び、ドメイン名を総入れ替えするサービスで対処が可能です。
ずいぶんタイムリーなお知らせだな・・と感じる反面
根本的な解決になっていないとも感じる
実際、懸念するほどIPやドメインが汚れてるか?と言えば、そうでもないようだ
これは直近の読者のクリック履歴の一部だけど、yahooメールは確かに減っている(おそらく届く前に削除されている)が、他のGメールや独自ドメインなどの読者にはしっかりと届いている事は確認できている
つまり、残念な事に、yahooメールに届かないのだ
おそらく届いてない人には「最近メルマガこないな・・」くらいな印象だろう
ただ、yahooメールであってもクリック履歴に残っている人に聞いてみると、ユーザーならではの興味深い意見も聞けた
- 最初は普通に届いていた
- 徐々に迷惑メールフォルダに入るようになった
- 迷惑メールフィルターの設定を解除した
- フィルターと受信通知設定で振り分けしている
「読みたいメルマガなので指定受信してます」という有難い言葉を頂けたのだが、逆に言えば受け取る側がそこまでしないとyahooメールではスパム判定ではじかれるという事の裏返しでもある
とはいえだ・・・
- yahooメール捨てアド利用率ナンバーワン!(ツールとかで大量に作れる)
- 捨てアドに迷惑スパムメールが届く率ナンバーワン!(怪しい所にも使えるから)
- スパム学習速度もナンバーワン!(毎日スパムが大量に届くため)
とくれば・・yahooにメルマガを送る限り
IPアドレスやドメインが汚れる可能性が高い
そうなると、一番簡単な対策はこれかもしれない
yahooメール登録禁止を徹底
長い目でみればメルマガ配信側にとってもリスク回避になるし、ユーザーにとっても徐々にメールが届かなくなり連絡が取れなくなるというリスクも回避できる
yahooメールの利用者は多いとはいえ、その大半が正規ユーザーというより、ゴミ捨て場扱い。やっぱり無料で簡単に利用できるからこそ、質が悪い扱いになるんだろう。そういう意味ではgooメールやLivedoorメールの思い切った変化はサービスの質とユーザーの安全を守る意味でも正解だったのかもね
goo、livedoorメール終了!?乗り換え先は・・Gメール?
普段メールサービスとしてyahooを利用してる人にとって、スパムメルマガはいらね!というスパムフィルタの存在は心強いかもしれませんが、何を持ってスパム?という判断を自動にまかせると、重要なメールが手元に届かない危険もあります。特に重要なメールほど文章長くなったり、参照リンクの掲載等するのでスパム基準にひっかかりやすいですから・・
重要なメールを受け取るためのアドレスは無料は避けたほうがいいですよ
このブログに来るようなアフィリエイターやネットビジネスやってる方なら、レンタルサーバー借りて独自ドメインとれば、メールアドレスなんて取り放題の作り放題ですからねw
Xサーバー メールアカウント一括作成機能を搭載!
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