話題のトップガン・マーヴェリックではなく、昔のトップガンを見直して全く違う作品に見えた考察
トップガンを見直した
フライトシミュレーションソフトの影響で、うまく操作している人の操作方法や元パイロットの方が実際の飛行中のパイロットがどういう事を気にしながら飛んでるか?の動画を物凄く見るようになった
その影響から・・そういえば昔見たトップガンって・・どんな映画だったっけ?と気になった
私が当時、金曜ロードショーか何かで見た昔のトップガンのイメージはこう
①戦闘機の着艦の空母かっこいい
②ドッグファイトかっこいい
③空港をバイクで駆け抜けるのかっこいい
④デンジャーゾーンの曲がかっこいい
うん( ˙꒳˙ ).。oOかっこいいしか知らん
そこで見直して思った事は・・
トムクルーズ事、マーヴェリックは無鉄砲で無責任でやんちゃで危ない迷惑なネジぶっ飛んだサイコパスで、絶対に命を預けられないから仲間だと思いたくないという周りから腫れ物扱いされ
逆に同期で同じように実力もあり冷静沈着で冷たいように見えるアイスマンがいかに戦闘機乗りとして頼れるやつか、この実力はあるけど扱いが難しいマーヴェリックというやんちゃ小僧をどう扱ったらいいものか?と
指導教官達の苦悩の方に共感した
しかしマーヴェリックもその命令に従わない危険な飛行を繰り返すのにも、同じ飛行機乗りだった父親が戦死した理由が機密事項になっていたからこそ、その秘密を知るために実力を見せつけ存在を上にアピールする事で、マーヴェリックの父親の真相を知る者の目に止まろうとしていたという
こっちもこっちでしっかりした命令への反抗の理由があった
そして事の真相を知ったマーヴェリックは父は操縦ミスではない事を知って吹っ切れるが、操縦ミスではない機体のトラブルによって、唯一の家族と言える親友の命を失う
作中で誰か死んだよね?・・という記憶があったのは・・冒頭の意識もうろうとした奴が海に落下したものだと思ったいた(いきなりいなくなるから)けど、それよりも最も重要な親友で相棒が、最も物語を展開させる形で命を失っていたという事で映画に深みが生まれる
周りはみんなお前のせいではないと慰める中、指導教官はこれからも飛ぶなら忘れろという、この一言がとても重要で、最後に親友の形見のドックタグを海に投げ捨てるシーンがある
普通は家族のために戦地から形見の遺品として持ち帰るタグを、逆に吹っ切るように海へと捨てるその意味は、冒頭でまだやんちゃ小僧だったマーヴェリックが、いずれはトップガンの指導教官になるのが夢と語っていた未来への伏線回収
つまり、トップガンという作品はこれからトップガンとして優秀なパイロットを育てる機関の
先生が先生になるまでに経験してきた成長物語
それは本番はその次に作られるであろうトップガン・マーヴェリックだったという36年の時を超えた未来への伏線
私はまだ見てないからわからないが、事故で命を失った親友の息子が成長してトップガンの門を叩く。その指導教官となるマーヴェリックは
命令に従わない行動
危険飛行
仲間を護らない勝手な行動
その全てを経験しているからこその、マーヴェリック琉の指導があるんだろう
…(´◉ω◉` )今すぐ見てえな、トップガン・マーヴェリック
って思えたのは昔のトップガンのイメージを再び今の意識で見て、完全に違う印象で受け止める事ができたから
主役は若きトムクルーズだけど、この危なっかしいナイフみたいな素材を
①大人の女性としてリードするセクシー教官
②さやのように包み込んでサポートする親友
③いがみ合うより正しい事をしろ!と道を示すライバル
④かつて同じ戦場にいてマーヴェリックの父の死の真相を知りながらも、機密事項のため家族にも本当の事をいえなかった指導教官
これらのバックグラウンドがあってのトップガンという若者を育てる作品だった
戦争を行う国に属する覚悟を持った者と
それを受け入れ従う事を選んだ者と
自分勝手な想いで力を振り回すもの
作中でも感覚で飛ぶマーヴェリックに「一機3000万ドルの機体を無駄にする気か?!戦闘機はお前のおもちゃじゃない!」という戒めのニュアンスがしっかりと入っている
それでも、その重い責任を背負ってでも飛ぶ、それがパイロット
という重厚な作りになっているこの映画は、元々海軍に入隊者を増やすための宣伝のための映画だった訳で、戦闘機かっこいい!のプロパガンダの部分においてトムクルーズの宣伝効果は絶大
またデンジャーゾーンの歌詞が、その映画の中で起きた予期せぬトラブルの数々を見た後だと意味が変わってくる
エンジンの不調で操縦不能の霧もみ落下
脱出時キャノピーに引っかかって首吊り
命の危険で心理的に追い込まれ意識朦朧
燃料切れの落下の危険
デンジャーゾーンはミサイル飛び交う戦闘空域の事だと思ってたけど、滑走路から離陸したらもうその大空は何が起きるか分からない危険地帯って意味だった
それが怖いなら飛ぶな!という歌すらもしっかりとパイロットになる事への警告をしている事に気づいた
空母から戦闘機が離着陸するシーンには多くのスタッフが必死に走り回っている。彼らは戦闘機に不調を出さないための整備クルーであると共に、その危険な空へと送り出し、そして無事に着艦させるために1人1人が役割をこなしている
単純にその表面的な仕草がかっこいいって話じゃなくて、必死に真剣にやっているからこそ、役者には出せない本物のかっこよさが滲み出てるんだと、改めて映画の宣伝効果が非常にあったというのにも納得した
というのも、最近戦闘機のリアル飛行シミュレーションをしてみると、離陸ひとつとっても速度やフラップ操作、左右のエンジン操作で簡単に事故るとわかったから
そして離陸はいいけど、着艦についても、空は自由だと思うかもしれないけど、安定した着艦軌道と呼べる見えないラインがあり、それらは地上の管制塔と飛行速度や現在地を均一に連携を取りながら、着艦するタイミングを合わせる必要がある等…
知れば知るほど仲間のために飛ぶアイスマンの気持ちになっていって、管制塔をスレスレ飛んでコーヒーふかせようなんてマーヴェリックのイタズラが、機体、パイロット、地上クルーに一体どれほどの危険を伴うかを考えるとゾッとする
(´◉ω◉` )まともな神経じゃねぇ
ありゃゲームだからできるんであってリアルでやっちゃ行けねえよ!と(笑)
ま、そんな感じで、先日の右腕に止まった白いフクロウの夢で潜在意識が伝えてきたこの部分
右腕が印象的な夢は、未来に向かって挑戦する心を表します。 今のあなたはポジティブ思考で、能動的に人生へと立ち向かえる状態にあります。 難しいことにもどんどんチャレンジしていけるでしょう。 また、右腕の夢は「人に何かを与える力」の暗示
人に何かを与える力 という部分が何なのか?( ˙꒳˙ ).。oOに意識をフォーカスしてたから、シンクロニシティでこれ見とけ( ´∀`)σと改めてトップガンを見せられるという時間逆光が起きた感じですね
映画を見直す=追体験=違ったシミュレーション
学校の教科書って先生がテスト範囲としてピックアップした部分のマーカーついた場所しか覚えてなくて、それ以外に何が書かれていたかは分からない
それと似たようなもので、話題になった映画は話題になったシーンの印象しか覚えていないようなもの
今ならもう一度、過去に通った道でも違う景色が見える
そんな体験がこれからも増えそうな、カタカムナ46首=現実シミュレーションはまだまだ沢山ありそうだね((o(。>ω<。)o))とりあえず、トップガン・マーヴェリックをさっさとNetflixによこしなさいヾノ。ÒдÓ)ノシ バンバン!!
余談ですが、DCS worldとかMSFSなどのリアルフライトシミュレーションにデンジャーゾーンは合わないけど、エースコンバットとかプロジェクト・ウイングマンとか簡単に飛べるVRフライトゲーム中にデンジャーゾーンをかけると
テンション上がって飛行性能が3倍になります。嘘つけ(っ・д・)≡⊃)3゚)∵
LEAVE A REPLY