ドローンラジコンを子供に持たせるのは扱いが心配・・または、室内で飛ばすには大きいし危ないので気軽に練習できるトイドローンはないか?と口コミをお探しの方に、実際にミニドローン、トイドローンを室内/屋外で飛ばしてみた操作経験から、安全面や性能面でおすすめ比較をしたいと思います。子供のクリスマスプレゼント/誕生日プレゼントに最適
ドローン入門としてミニドローンから始めよう
空を飛ぶラジコン飛行機というのは、昔からあるけれど、安価で手軽に空を飛ぶ体験ができるドローンは、実は今の子供だけじゃなく、子供の頃にラジコンに慣れ親しんだ親の世代ににとっても未知のおもちゃ
だから、どんなものか?というのにワクワクもあれど、ドローンが墜落で事故、ぶつかって怪我・・など子供に遊ばせるには安全面に不安があると感じる人も多いと思います
そこで、ポイントになるのが、ミニドローンという手のひらサイズの小型ドローンです
ミニドローンとはいえ、操作性や空中での挙動に関しては、実はホビードローンや本格的なドローンの操作とまったく同じ!プロペラ、モーター、バッテリー容量など、あらゆるものが小型化されただけ
その結果、重量もなく、ぶつかっても怪我するほどの衝撃がない安全なおもちゃでドローン(プロペラが複数あるマルチコプター)の操作性を学ぶ事ができるというメリットがあります
だから大人でも子供でも安心して遊べますが、小型になってもやはりバッテリーというものを使う以上、大人がある程度管理に目を光らせる必要はありますね(;´・ω・)
ミニドローンを外で飛ばすとこういう未来が待っている・・
ミニドローンって外で飛ばすもんじゃないな~(ノД`)・゜・。
と確信したのは、すでに一度外でロストを経験したから(泣)
これが山奥の人里離れた場所だったからいいけれど、強風に運ばれて見失った先が人の家の窓ガラスを割ったり、通行人に墜落してぶつかったりなんかした日には・・ねぇ?(;^ω^)ラジコン保険入っとけレベル
なので、私はミニドローンは室内で飛ばすもの!と考えてます
室内はせまいよ~(;´・ω・)と思うのは、操作がへたくそで空間を生かしきれてないだけ。思い通りに操縦できるようになると、部屋の中に無造作に転がった段ボールやベッドのポール、テレビや棚の上などの障害物が天然のドローンレースコースになるんですよ?( ̄ー ̄)ワクワクしますよ
ミニドローン比較のポイント
さて、実際に室内用ミニドローンを比較していく上で重要なポイントは以下の点
- 安全面
回転するプロペラに触る、もしくは壁などにぶつかった際、怪我をしない/物を壊さない/ミニドローンが壊れないか等 - 操作性
モード、送信機のレバーの感度、スロットルの出力、ホバリングのしやすさなど - 重さ
機体の重量、および重量バランス - スピード
水平垂直移動、プロペラの回転速度 - 飛行時間
満タンバッテリーを搭載してから飛行終了までの時間の長さ - 機能
ワンキーリターンやロール、FPVや録画機能等
先にも言いましたが、ミニドローンとはいえ、一般的なホビードローンを小型化しただけであって、FPVモニターや録画機能などを搭載してるものもあるので、そういった点も含め考慮してみました
1位:Redpawz R010 空中をミニ四駆が飛ぶ時代が来た!
後から登場したJJRC H36の上位互換機。耐衝撃の安全デザインを継承しつつもスピードも安定性も段違い
評価/機体 | Redpawz R010 |
---|---|
安全面 | ☆☆☆☆☆ |
操作性 | ☆☆☆☆☆ |
重さ | ☆☆☆☆☆ |
スピード | ☆☆☆☆☆ |
飛行時間 | ☆☆☆☆☆ |
メンテナンス | ☆☆☆☆ |
機能 | ☆☆☆☆ |
以下に紹介する同率1位のミニドローンよりも後から登場したバッテリーアップグレードの上位互換機なので、操作感覚は一緒ですがスピードもパワーも違います。ボタン操作が若干特殊で、左右のRLボタンはなく、その代わりグリップ押し込み式を採用。
フリップ操作など操舵ミスを引き起こすボタンや、ワンキーリターンなど緊急時の入力をわかりやすくグリップ押し込み式は新しいスタイルですが、今後定番になってくるかもしれません
JJRC H36やEachine E010Cなどを所有している場合、予備バッテリーとして利用できます
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同率1位:JJRC H36 少年が好きそうなフォーミュラデザイン
ミニ四駆が形を変えて、安全面と操作性を引き継いでブームを生むならこのタイプ!といえるほど、かっこいいデザイン!コースなき空中を自由自在に飛ぶ姿は感動と興奮を呼び起こす(笑)
評価/機体 | JJRC H36 |
---|---|
安全面 | ☆☆☆☆☆ |
操作性 | ☆☆☆☆☆ |
重さ | ☆☆☆☆☆ |
スピード | ☆☆☆ |
飛行時間 | ☆☆☆☆☆ |
メンテナンス | ☆☆☆☆ |
機能 | ☆☆☆ |
この機体はクアッドコプターにはめずらしいプロペラガード一体型のボディで、どこかにぶつかってプロペラが破損、およびとれる/またはぶつかった箇所に傷が残るという事がないのが非常に安全面で優れています
MODE2の左スロットル/ラダータイプ、スピードに関しては速度切替は低速と高速の二段階切替。まず、出力もパワフルな上に機体の重量も軽いため、ぎゅんぎゅん上下するため、慣れるまでホバリングの安定がとりにくいですが、慣れたらもうめちゃくちゃおもしろいです( ̄▽ ̄)
このタイプはボディが軽いため、容量の小さなバッテリーでも十分な6~8分という飛行時間を持っているため、今でも部屋で暇があれば練習に飛ばしてますが、非常に手軽に飛ばせます
機能性としてはワンキーリターン(離陸ポイントに戻る)やワンキーロール(360度フリップ)が付いてますが、広い屋外で飛ばさない限りはまず使わないですねw
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同率1位:Eachine E010c FPVでパイロット気分を味わえる!
上記1位のJJRC H36と性能は同じですが、こちらは高画質なFPVカメラを搭載し、尚且つバッテリー出力が1.5倍にアップグレードされた、FPV飛行も楽しめるミニドローンになっています。慣れると動画で見せているように、室内の隅々まで自由に飛べるようになっておもしろいですよw
パイロット視点のFPV飛行を楽しむためには5.8G受信可能なFPVゴーグルが必要になりますので、私が実際に利用してるゴーグルについては以下の記事にて詳しく解説しています
2位:HUBSAN X4 H107D 抜群の旋回で狭い空間でも飛ばせる!
ミニドローンの中では飛行バランスがダントツに良い荷重バランスが安定したモデル。水平移動や旋回性能が素晴らしい機体で、FPVも録画機能も搭載しているオールインワンタイプ。
評価/機体 | HUBSAN X4 H107D |
---|---|
安全面 | ☆☆ |
操作性 | ☆☆☆☆☆ |
重さ | ☆☆☆☆ |
スピード | ☆☆☆☆☆ |
飛行時間 | ☆☆☆ |
メンテナンス | ☆☆ |
機能 | ☆☆☆ |
ワンキーリターンやヘッドレスモードのような初心者向けの機能はありません。Altitude Hold(自動ホバリング)もなく、操作はシンプルなスティック操作のみなので、マニュアル操作を身に着けていない初心者向けではありません。ただ、繊細なコントロールを意識して遊ぶのであれば、わずか1~2mmのレバー倒し角度で想像以上の滑るような滑からな動きにびっくりするでしょう
特に旋回性能というのは、狭い空間での緊急回避で最も重要になるポイントです。このドローンはサイズこそミニドローンですが、デフォルトの低速が、一般的なミニドローンの高速以上になり、高速モードは、中型のドローンの高速と同じくらい速度もでます
機体の荷重バランスが非常によくできていてプロペラの回転を止めて自然落下させると、自動的に一番重いボディが下になる設計になっている点と、それを見越してか地面に着地するモーターのゴムは厚く衝撃吸収素材になっている、何もかもが計算された設計のレベルの高さを感じるミニドローン。これによって私のミニドローンの概念は大きく覆されました(;´・ω・)
3位:水平移動が安定する円盤型ドローン MJX X906T
円型だからバランスが良い!まさにUFOのような形状で飛行は手元のモニターで確認できるFPV対応
評価/機体 | MJX X906T |
---|---|
安全面 | ☆☆☆☆ |
操作性 | ☆☆☆ |
重さ | ☆☆☆ |
スピード | ☆☆☆☆ |
飛行時間 | ☆☆ |
メンテナンス | ☆☆☆ |
機能 | ☆☆☆☆☆ |
この機体はボディバランスが中央に集中するため、安定感はなかなかですが、ボディの重さを支えるプロペラが短い分、回転数は結構高め。壁などに衝突した際にプロペラが取れやすいです
MODEは2の左スロットル/ラダータイプ、スピードは低速と高速の二段階切替。上昇出力はそんなに高くないため、ホバリングの安定はさせやすく、水平移動はまるで地面を滑るかのように綺麗で速いです
また、FPV伝送でコントローラーモニターに搭載カメラが捉えている映像が映し出されます。その際に水平高度が安定しているのと、5.8Ghz伝送で周りの電波の影響を受ける事なく非常にクリアな映像を捉える事ができ、同時にそれをMicroSDカードに録画保存する事ができます
飛行時間は残念ながらそんなに長く持たず3~5分です
5.8FPVカメラ搭載しているのでパイロット視点のFPVゴーグルでも遊べます。またコントローラーについている5.8GFPVの録画機能が秀逸で、様々な5.8Gカメラ搭載ドローンの映像をミラー録画可能。これ一個あれば、下手な録画機器いらないほど重宝するため、当初はランキング3位でしたが、ランクアップしてミニドローンではおすすめ度2位!(※ミニ以外のドローンならあわせ買い必須レベルです)
4位:JJRC H37 ELFIE スマホ操作のセルフィードローン
持ち運びが簡単なポケットに収まる折り畳みドローン!スマートフォンのジャイロ機能を使い傾きでコントロールは一度操作すると病みつき!高度自動で維持し、水平移動も楽々
評価/機体 | JJRC H37 |
---|---|
安全面 | ☆☆☆ |
操作性 | ☆☆☆☆ |
重さ | ☆☆☆☆ |
スピード | ☆☆ |
飛行時間 | ☆☆☆☆☆ |
メンテナンス | ☆☆☆☆ |
機能 | ☆☆☆☆☆ |
このドローンは飛ばして遊ぶというより、自撮り用のセルフィードローンで、普段は折り畳んだ状態でスマートフォンサイズです。壁などにぶつかった際は、ボディのスプリングで折りたたまれるので安全です。
操作はスマーフォンアプリで画面上の仮想レバーをタップして操作します。MODE2の左スロットル/ラダータイプ、スピード切替は30%/60%/100%の三段階切替ですが、無風の室内であれば30%の低速が安定します
高度を自動で維持してくれるので、ヘッドレスモードにして旋回操作が楽々。スマホならではのジャイロ機能を利用した重力センサーモードではスマホの傾きに反応してドローンが動くので慣れたらもうめちゃくちゃおもしろいです( ̄▽ ̄)
ボディは軽く細長い専用バッテリー(500mAh)で8~9分という十分な飛行時間を持っている他、モバイルバッテリーでも充電できるUSB変換コネクタもあるため、出先で気軽に飛ばせます。ワンキーロール(360度フリップ)が付いてますが、そんなアクロバットな飛行は向いてませんので使わないですねw
5位:FPVゴーグル飛行入門機!自分で組み立てるDM002
他のミニドローンと違って、モーターやプロペラ、ボディの基盤などがバラバラに入ってくるプラモデルを組み立てるようなDIYドローン。
評価/機体 | DM002 |
---|---|
安全面 | ☆☆☆ |
操作性 | ☆☆☆☆ |
重さ | ☆☆☆ |
スピード | ☆☆☆☆☆ |
飛行時間 | ☆☆☆ |
メンテナンス | ☆☆☆ |
機能 | ☆☆☆☆☆ |
ボディの重さは50gもなくとても軽量で、ちょっとやそっとの衝突や墜落では壊れにくい頑丈さ
MODEは2の左スロットル/ラダータイプ、スピードは低速、中速、高速の三段階切替
しかし、飛行性能はおもちゃメーカーとは違い、完全なレーシングドローン
おまけに5.8Gの広角レンズカメラを搭載し、狭い室内も広く感じながら飛べるので
FPVゴーグルを使ったパイロット視点での操縦練習に最適
正直、市販のおもちゃのトイドローンに飽きたら、FPV飛行に移行していくと思うけれど、まったくもって目視と操作性が変わるので新鮮でおもしろいです
6位:繊細なドローン操作を会得したいなら T901F
ドローンを室内でマニュアル操作するシミュレーションするのに最適な高精度な動きをするミニドローン
評価/機体 | GTeng T901F |
---|---|
安全面 | ☆☆☆ |
操作性 | ☆☆☆ |
重さ | ☆☆ |
スピード | ☆☆☆☆☆ |
飛行時間 | ☆☆☆ |
メンテナンス | ☆☆ |
機能 | ☆☆☆☆☆ |
この機体は非常に高出力のホビードローンに近いくらいプロペラの回転出力は高く、安全面でいえば、子供向けではありません。MODEは2の左スロットル/ラダータイプ、スピード切替は低速/中速/高速/の三段階切替
中央のボディの重さ(バッテリー)を無理やり高出力の回転で持ち上げるという仕組みに近いため、左スロットルの上げ下げが1mm単位で大きく挙動に影響するほどピーキーで、高速モードにしたら、レース用ドローンと同等な角度でヨーする事もできます。
FPVモニターを搭載した送信機で映像を録画できるほか、付属のFPVウォッチで操縦者以外もミニドローンが撮影している映像を見る事ができるという楽しみ方もあります
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ここまでまとめたのは実際に操作した3タイプのミニドローンでしたが、癖はわかりました
- ボディが重い&プロペラが小さい=高出力タイプ
- ボディよりもプロペラの方が大きい=低出力タイプ
- ボディとプロペラのバランスが均等=安定飛行タイプ
これにさらにFPV伝送カメラ機能を搭載したものだと、重さを支えるために高出力=飛行時間の低下というメカニズムになる訳ですね。なのでミニドローンを選ぶ際、飛行時間とバッテリー容量は重要です。ほとんど偽装して記載してるからこそ、実際に飛ばした後にまとめた私のレビュー記事を参考にしてください(≧▽≦)
ミニドローン1セル3.7Vのバッテリーをまとめて充電しよう
自分で使うにしても子供に買い与えるにしてもトイドローンとはいえ利用するのは危険性を伴うリポバッテリーです。とりあえず付属の充電ケーブルを使えば安全でしょ?という考え方自体が間違っていて
バッテリーにはそれぞれ「容量の違い」があります
最適な充電量は「1C充電=○○mAh容量×1倍」と言われていますが、おもちゃのドローンに対し、充電ケーブルをそれ専用の容量にあわせて設計されているものではありません(中華ですからね?)
そこで、自己責任で万が一の事故を起こさないためにこちらも用意しておいたほうがいいです
最後に:ミニドローンはステップアップの第一歩!
ミニ四駆世代が、そんままホビーラジコンへとステップアップしていったように、ミニドローンで学んだ操作性や機能は、そのままホビードローンに、そして最終的には、本格的なGPS機能や自動飛行モードを搭載した空撮ドローンやF1レース並の高速飛行が可能なレースドローンへと道は繋がっていく・・その第一歩として踏み出すきっかけになる大人も子供も楽しめるおもちゃです
ミニドローンの次は、もっと高機能なトイ・ドローンを体験してみては?( ̄ー ̄)ニヤリ
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