Parrot社のミニドローンMamboはただのミニクワッドだろう?と思っていたらどうやらかなりの高性能なシステムを搭載しているらしく詳しく調べるほどに欲しくなってきたので情報をまとめてみた・・
Parrot ドローン Mamboとは?
ドローン業界では古くから有名なドローンメーカーでGPS搭載の高性能空撮マシンからレースドローンと幅広く展開しているが、最近はおもちゃ本面のミニドローンにも力をいれているようで、そのひとつがこのMamboシリーズ
大きな特徴として、ドローンにアタッチメントを取り付けて用途を変えるという遊び方ができる点で、実は現在、タイプが4つあります
- Parrot Mambo Fly(アチッチメントなし)
- Parrot Mambo Pilot(専用コントローラー付き)
- Parrot MAMBO MISSION(コントローラー+砲台+グラップハンド)
- PARROT MAMBO FPV(FPVカメラ+VRゴーグル+専用コントローラー)
ベースはParrot Mambo Flyで一緒ですが、専用アタッチメントを取り換える事で様々なシーンにあわせた飛行が可能になるというのが売りのおもちゃのドローンです
個人的に気になったのが、グラップ(掴む)とシュート(撃つ)というアクションを起こす事ができるタイプのParrot MAMBO MISSION
ドローンから的を狙って弾を撃つというのは、昔でいえば、プラモデルのロボットからBB弾を発射するのと同じで、たったそれだけの事でも自分で操縦して行うというのが非常に遊びの質が高いという(笑)
さらにグラップという掴む動作が可能な事で遊びの幅は広がりますよね。自由気ままに飛ばす事を楽しむのではなく、まるでジェンガやバランスゲームを慎重に行うように、一点に留まるホバリングを行い、高度や位置を調整しながら荷物を掴み、飛行して別の場所へ運び離すというミッションをこなす楽しみ方ができる訳です
・・でも、色々ドローンを飛ばしてきた私としては、懐疑的というか、それって無理なんじゃないの?と疑う部分があったので、実際に飛ばしてる動画を見てみたんですよ
Parrot Mambo の実際の飛行動画を見た結果
私はいつもドローンの購入検討をする際、公式のプロモーション映像だけでなく、実際に飛ばしてる人の映像を見て判断しています。
今回、Parrot MAMBO MISSIONを検討するにあたって気になったのは、ターゲットを狙って撃つにしても、荷物を掴むにしても、無操作状態でも安定して同じ位置にいるホバリングが可能なのかどうか?という点
これが成り立たないと、せっかくのおもしろ遊び要素があっても満足できる訳がない!という点で、こちらの動画を見ました
この人の動画はすごく参考にしています。この動画を見て、風が吹いている外で飛ばしても、無操作状態でもホバリングキープする精度が非常に高いという面がはっきりと確認できます。
また、専用アプリの優秀な機能の面も確認できました。離陸の方法も、スローイングという投げて飛ばすという雑な扱いでも自動制御がかかり、一定高度でホバリング待機になる事
着陸にしてもMamboの下に手を差し伸べる事で自動着陸するというのも、わずらわしい操作がなく、専用コントローラーがなくてもスマホアプリでも十分に楽しめる事がわかりました
それと同時に、スマホとのペアリングはWIFIではなくBluetooth接続で、伝送距離は20mが限界(動画の中では、最初コントロールを失っていたが、その場で本場リングして待機してたのが凄い)
さらに、最新型のPARROT MAMBO FPVについては、こちらの少年の動画が凄くわかりやすいです
屋外で飛ばすと考えた場合、問題になるのは、風に負けるかどうかですが、まず、屋外で高度を上げた状態でも一定のホバリングをキープ、映像は途切れない上に、搭載カメラの画質もかなりいいですよね
多少の風に関しては自動で制御してくれてる感じです。5.8GFPVなので、付属のVRゴーグルじゃなくお気に入りのFPVゴーグルで代用できるのもいいですね
専用のコントローラー(Parrot Flypad)の場合、100mまで伝送距離が伸びるというのも、家の敷地内(明らかに高度も含むと20m以上)の飛行性を見る限り確認できました
このParrot MAMBO MISSIONとFPVの違いはアタッチメント(専用コントローラーとパーツ)だけですが、本体単体でも制御技術に影響はないようです。ふたつの動画を見たあと、公式の技術仕様に書かれてる内容の凄さがよくわかります
- 安定化センサー:慣性計測装置で障害物の接触を測定
- 垂直安定:超音波センサー&圧力センサー/60fps垂直カメラ測定
- 航空力学:安定化操縦制御ソフト搭載/速度比構造を最適化
一番凄いと思ったのが60fpsの垂直センサーカメラです。これは映像を録画するためのものではなく、機体の横流れを防ぐために真下の状況を維持して座標キープに使われているという点。GPSなしでもここまで可能なんですね!とびっくり(゚Д゚;)
PARROT MAMBO 考察まとめ
とりあえず、狙って撃つ、掴むといったホバリングの安定性が必須の遊び方をする上で、超音波センサー、気圧センサーに加え、60fpsのカメラで遅延なく垂直位置座標をキープして自動制御が働くシステム構造を心がけているというのが確認できたので、これなら専用のスマホアプリでの操縦でも問題ないかもしれません
ただ、ドローンベースは一緒で、アタッチメント(キャノン・グラップバー)は別売りもしてるので、Parrot MAMBO MISSIONを買うよりだったら、Parrot MAMBO FPVを選べば室内飛行(20m)だけじゃなく、屋外での飛行(100m)も楽しめる感じですねヾ(*´∀`*)ノ
Parrot MAMBO FPV(専用コントローラー+FPVゴーグル)
狙って撃つキャノンアタッチメント(単品)
掴んで運んで離して遊ぶグラップバーアタッチメント(単品)
これで室内も屋外でもばっちり遊べますぜ!ヾ(*´∀`*)ノパーフェクト
LEAVE A REPLY