好奇心

直感・閃き・気になる事探究を楽しむ

企業優先のGoogle検索結果だといずれユーザーは離れる

普通の人の目線ではなくSEOを追い続けてきたネットビジネス経験から見て、明らかにこれはアルゴリズム異常といってもいいのでは?と感じる事。さらにGoogel以外からの検索エンジンからのアクセスが増えてきた事にも関係している。最近のGoogleの検索結果がおかしいと思う理由を多角的な情報から考察しようと思う

検索結果おかしい

Googleの検索結果の異常についてSEO目線から語る

私は今でこそ好奇心というブログで好き勝手直感の赴くままに記事書いてますが、もともとは2011年頃から検索エンジンのSEOを独自研究してきたというバックグラウンドがあり、検索結果のアルゴリズムの変化、時代の最先端に敏感で、こういったツール開発にも関わるほど特化して情報を追ってきました

Google構造化形式の名称をリッチリザルトに統合の重要性

その結果、最近の検索結果は明らかにおかしいと思う点がいくつもでてきて許容オーバーになったのでそろそろ記事にしようと思ってました

企業優先で製品やサービスの情報が上位化している

適当な製品名で検索してみればわかりますが、その製品を扱ってる通販サイト(Amazon・楽天だけじゃなく個人通販まで)がずらずらと出てきます。製品+レビューや口コミとつけると、ひと昔前なら、個人ブログでしっかりと活用し、手に入れるユーザーのためになる情報満載の記事などが公式よりも製品よりも上にでるのが当たり前でしたが・・

現在は、製品名のビッグワードが強すぎて、絞り込むための複合検索ワードがほぼ考慮されていない状態なので、本当に見たい、知りたい情報にたどり着くのが困難であると同時に・・不自然なほどに批判情報は少ないです。誹謗中傷を省くというより、もはや企業にとって都合の悪い情報ごと根こそぎカットといった所でしょう

結論:ユーザービリティが機能していない

Googleの検索アルゴリズムは、当初は被リンクという外部から支援されるリンクの数やサイト運営年数(老舗)のページランクなど、とても簡単な考え方だったので、かなり最初は知ってる人だけが得をするザルなモデルでした

それを回避するべく、アルゴリズムはアップデートを繰り返し、検索ユーザーが求めない、質の低いページや関連性のない情報を極力検索結果から省くという、品質管理をブラッシュアップしていく方向性で、AIに機械学習させていたのは途中まで感じます・・

しかしいつからか、AIの基準が、ルールに準拠してなければ品質の高いグループから除外、低品質のグループにいれて検索結果にもほとんど出さない!といった、細かい所まで品質チェックや関連性の重要性などを検討するのではなく、ルールに従うか否か?という一言で言えば雑になったと感じたのがこれ(サムネが私の心象)

ads txtファイルが含まれていない警告の対処法と原因

なんじゃこりゃ?(;・∀・)こんなのドメインのルートにテキストデータをぺって張って、これがあるかないかだけでGoogleが判断する?いままでサーチコンソールとかサイト証明とか、ちゃんとheadタグ内とか、サイトオーナーしか手を入れられない場所に設置とか、めちゃくちゃ詳細な事やってんのに

AIが管理する自動広告表示に関してはこんな雑なのか?

DSP ads,txt

正直、長年Googleの検索アルゴリズム・SEOを追求し、目指す方向性をなんとなくわかっていた私としては、なんでそうなった?と疑問にしか思えなかったのですが、その理由がわかりました

この情報はおそらく、普通にSEOを追求し、Googleアルゴリズムアップデートの結果を追いかけて、ネットビジネス脳になって周りが見えなくなっていたら絶対に気づかなかった方向性です

Googleの中の人が暴露:アルゴリズム・検索品質チェックが機能していなかった

Googleの元国際関係責任者が退職、「Googleは邪悪になってしまった」と退職の理由やGoogleの内情を暴露

一部抜粋引用

  • ラジュネス氏は「選択は明確でした」と述べ、「邪悪になるな」という標語がもはや意味を持っていないGoogleを退職することを決めた
  • 新たなCEOやCFOが雇われ、四半期ごとの収益予想を上回ることが最優先事項になったことが一因
  • かつての企業理念を守り抜くことが難しかった
  • ラジュネス氏はメイン州の上院議員の民主党候補として選挙に出馬するとのことで、「今回の証言には政治的な意図がある」との指摘

変わってしまったGoogleに呆れて辞めた中の人の暴露情報なので信憑性は高いでしょうし、今のユーザーから不満が上がる検索結果がそれを物語っています

ま、こういう人こそ世の中を変えるには政治家になったほうがいいと思うので、仮に外野から、【Googleの内部情報暴露で賛同を得て票を稼ぐ目的だ】と指摘があったとしても、そのとおり!そんな現状を待っていれば誰か変えてくれるのか?だと思いますね

こんな一部企業や既得権益層のやりたい放題の悪の巣窟となった巨大ハイテク企業に圧力をかけるには政治でルールを変えるしかないって話ですから、もし私がアメリカのメイン州在住ならら、一票入れてもいいと思いました(笑)

何を検索しても、そのキーワードに関する製品や企業、公式サービスばかりがヒットして、実際にその製品やサービスを利用した賛否のユーザーの意見はでてこないのが現状

そのくらい企業優遇のGoogleプロダクトチームがアルゴリズムを変えてしまい、本当の意味で個人にマッチした情報を見つけ出すユーザービリティを殺してしまっているという訳です

だから、個人ブログやサイトでも、今までは上位だったのに何で急に?と思っている方もいるかもしれません。また、これは同様に、そのキーワードに関する製品やサービスへの批判的な内容の情報は検索結果にはほとんどでないという事も意味します(人為的)

例えば、私は抗がん剤について書いてますが、そのカテゴリーでは広告表示を消しています(医療の都合の悪い事を書いてますので)その結果、Googleでコマンドを入力して確認すると、インデックス(登録)はされていますが、そのタイトルを含むキーワードで検索してもヒットはしません、「抗ガン剤」という言葉が入った時点で、医療関連の公式見解専門家の医療批判を一笑するような学術サイトばかりが上位にでてくるので露骨すぎてうんざりします

ひと昔前は、同じように検索すると、多くの抗がん剤と戦い闘病している家族の記録日記のようなとても参考でためになる情報が個人ブログなどから得られたので、自分たちの抗がん剤との闘病がどんなものかという情報が、これから薬との闘いを覚悟する人たちに伝わらないのは残念です

それこそまさにユーザビリティなのに、今のGoogleの検索結果では、そういった人のためになる個人の情報発信を検索結果から見つけるのは困難です

それを多くの人が感じてるであろうから、Googleじゃない検索エンジンからのアクセスが増えてるんだと思います。それらのワードはとてもピンポイントな情報を知りたくて探してるんだな・・と一目でわかるような複合キーワードばかり。そういうワードでたどり着く人には情報に満足できるであろうコンテンツを用意していると考えています

Googleがおかしくなる前の段階で効果があった、従来のユーザービリティの考え方のアルゴリズム準拠でSEOを行っているため、私は、Googleの検索結果が元の多くの人のためになる情報がでる検索結果に戻る事を望みます(。-人-。)

これじゃ、検索エンジンじゃなく、企業情報のタウンページだからね┐(´д`)┌ヤレヤレ

それに、企業にとって都合の悪い事を書いた記事に広告出さないようにクローラーが見張ってるのはマジで気持ち悪い・・

Googleは広告ポリシー違反を検閲レベルでチェックしてる

※そういや、もうこの頃から(Dragonfly)に触れてたなw

まとめ:Googleは目先の企業利益じゃなく未来志向のユーザーと手を組むべき

Googleを実際に支えているのは、直接お金を出してる株主やスポンサーかもしれないけど、潜在的には、それらを見て消費や購入のアクションを起こす私たちユーザーがいるからこそ成り立っているという事を忘れてはいけない

特定の企業やスポンサー、宗教思想に肩入れし、探してる情報と関連性の薄い製品やサービスをユーザーに強引に見せた所で、不平不満が溜まってGoogle使えねぇな!(# ゚Д゚)と離れていくだけ

結果、ユーザーが減ったら株主やスポンサーだって撤退する

ユーザーにとってそれが探してる情報なら、その関連した企業の情報がでてくれば自然に見るのだから、広告や情報の基本は詳細なキーワードマッチコンテンツマッチがなければ成り立たない

医療や公共の一部の既得権益層と組んで、企業や公共のサービスに都合の悪い真実の情報を検閲して闇に隠して、検索結果に出さずに隠蔽すればするほど、後から状況が覆って隠してた情報が真実だと多くの人が気づいた時、その情報を意図的に隠していたGoogleの信頼が一瞬でゼロになるという事を忘れてはいけない

今はGoogleしか選択肢がないとしても、役に立たないならないほうがマシ!とユーザーが離れれば、Googleと提携してるパートナー企業も離れ、代わりに同業のライバル企業の信頼が上がる事になる

YahooもGoogleと同じ検索アルゴリズム、同じスポンサーが出資となれば、それ以外の検索エンジンを使うだけ。一度嫌われれば、信頼を取り戻すのはそう簡単にはいかない

元々のGoogleはなかなか上位化は難しかったけどSEOの方向性にはしっかりとした品質チェックやユーザビリティの理念があったからこそ、そのハードルを越えるべくサイトオーナーたちも品質やオリジナルコンテンツにこだわって発信し、その結果、どこを見ても面白い情報がたくさんあった

今は、個々でどれだけ頑張っても、企業を優先した検索結果という出来レースである以上、何をやっても上位化できない( ;∀;)とモチベーションが落ちてる人も多いだろう

本当は検索結果のマッチング品質とオリジナルのコンテンツが検索結果に増えて、良い相乗効果が表れるはずだった未来がぶっ壊れてる今、Googleは本当に一人ひとりに役に立つ検索結果を表示するように元の方向性に戻さないと、そもそもユーザーの鬱憤がヤバい事に気づいて軌道修正してほしいなと(。-人-。) 祈る

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