本来そこにはなかった足りない存在が現れ、状況を一変させてマイナスをプラスに転換してトラウマを解消したお話。現実の体験は夢とリンクし、世界創造し、そして心を解放する事に繋がっている
現実のトラウマ体験
以前、夢の中でトラウマを乗り越えた話をしたけど
今回はまた違うトラウマを解消したお話
以前働いていた職場は、チームなのに孤立無援
地元から離れ、心の拠り所の友達も近くにいない
特にその仕事への意欲があった訳でもないが、応援してくれてた周りのためにも辞める訳にも行かず、そんな逆境中の逆境で耐える日々で学んだのは
人には頼るな
自分がやるべき事を人にはやらせるな
チームの足を引っ張るな
自分で考えて動け
わからなければ聞け
なんでもかんでも聞くな
それは後からリーダーを育てるための教育方針だと周りから聞かされたけれど、信頼関係がない中では、それは他人からのパワハラとしか受け止められず耐えられなかったのは、自分の心の弱さや視野が狭かったのが要因だろう
地元にいた時は、そういう心が折れそうな時、友達とたわいもない話をしたりして、心のガス抜きで本来の自分を取り戻したけれど、ここには、同じ境遇に苦しむ人もいなければ、本来の自分を知ってどんまい!と声をかけてくれる人もいないから
いつしか新しい人格形成(誰にも頼らないで戦うという事)ができ始めていた
でもそれがあったからこそ、その後ネットビジネスで、企画、営業、運営という計画や段取りをシステム化して行けたんだと思う
……けど、あの時の経験は、心が本当にすり減って苦しくて辛かった
そんな場所の夢を見たんだ ←ここから夢です
またここかよ!またこいつらかよ!(;´Д`)
っと一瞬逃げ腰になったけれど、実力至上主義のインセンティブで稼ぐチームにとって何が求められ、何が嫌がられているとわかっている今、自分がするべき事と、してはいけない事は明確に判断がついた
ミスなく仕事をこなし、チームに迷惑をかけて足を引っ張らない事
それ以上を目指す必要は無い
そこだけを考えたら、仕事への取り組みの姿勢が大きく変わって、え?こんなもんだったっけ?と少し物足りなさの肩透かしを感じるほどに楽にできた
様子を見に来たリーダーも特に文句や指摘もなく去っていき、険悪な空気になる事もないまま、昼飯の時間を迎えると、私の近くで弁当を持ち寄ってグループの輪に入れて話を振ってくる
現実では・・チームに自分のミスの尻拭いをさせている事に後ろめたさを感じ、そんな自分が一緒に飯を食う場にいると思ったら、相手も自分も飯が不味くなると考えて
自分から離れて車で音楽をかけながら1人で飯を食って、少しでも仕事への不安や陰口を言われてるだろうという思い込みからくる不眠で眠れない体を回復するために使っていたから、チームの人柄なんて気にする心の余裕なんてなかった
だから和気あいあいと一緒に飯を食う場にいるだけで、メンバーとして受け入れられるだけでリーダーやメンバーはこんな人だったのかと知らなかった側面に驚き、冷徹機械職人だと思っていたイメージが大きく変わった
そして、午後の仕事への意気込みも変わり、仕事にも身が入るようになった時に、別の部署から女子社員が1人訪れ、ベテランのチーママのように他の社員に対応して場の空気を暖かく変えていく
その女子は……あれ?こいつ知ってる…所じゃねーよ!人生で唯一男女の関係なく女友達って言えるやつじゃねーか!Σ(゚Д゚)オマエカ
私に気づいてなかったようなので、昔のバイト時代のあだ名で呼ぶと、くるっと振り返り、おお!ヾ(*´∀`*)ノと当時のバイト仲間しか知らない私のあだ名で呼んで来た
特定の人同士でしか知らない通り名というのは、繋がりを強く感じるので実はかなり嬉しいもので、一瞬にして心境や二人を取り巻く環境が一変する
その時、え?お前ら知り合い?、なんだよwそれを先に言えよwwと私に対するよそ者を受け入れない村八分の空気が一変し、信頼ある者の紹介者のような立ち位置に変わったのを感じて、自分の心の奥に自分を取り戻した感覚が来て、大きな安心感と心の余裕が生まれた
あ、これは、俺の心の拠り所でもあるし、他の部署(女子社員)とのパイプ役にもなってくれるだろうから、俺もそれをきっかけに友達増やせそうだし、これからの会社生活も楽しくなりそう!(∩´∀`)∩ワーイ
という所で目が覚めた
完全に以前見た、若い頃の仕事の失敗のトラウマを自力で乗り越える系の夢だけど、今までと明確に違うのは、この現実の人生で得た繋がり、無意識に安心感を感じる心の拠り所という存在を、本来いない世界に登場させる事で、苦しみの環境を楽しみの環境に変える事に成功している事
これはとても興味深い
もし、現実で
そいつに出会ってなければ?
そいつに心を許してなければ?
そいつと信頼関係ができてなければ?
同じ試練がトラウマとして何度も訪れたとしても、それを乗り越えるための鍵がなかった という事
今回の夢は
自分が周りに迷惑かけずやるべき事をやる!という心構えは前回の仕事に対する向き合い方のトラウマの克服が大前提の上で
それ+α
周りが少し暖かい気持ちになるだけで
本来の自分を知る仲間がそばにいるだけで
自分を取り巻く環境は大きく変わる
もしもあの場に素の俺をよく知るアイツがいたら?まさに適材適所な人材配置で、あの夢の世界はこれから絶対楽しくなると確信できる
遊ぶ場所も教えてもらったり、新たに開拓したり
友達に友達を紹介して輪を広げたり
悩みや愚痴だって言える(当時は聞く側)
休みや休憩時間が学校生活のように楽しいだろうな〜 ってひとつの次元がハッピーエンドに向かったのを感じる
その夢を見るきっかけが、22を越えていけという本
夢の世界でトラウマを解消するというのは、出来なくなってしまった事ができるようになったという自信をつけ、自身を取り戻す事
何ができなくなってしまったのか、元々何ができていたのか?無意識にそういうトラウマになりそうな事を避け、お前は自分の人生を歩んでいないぞ?
そういう夢を見た時から、私は自分自身の事を考えるようになって今に至る
思い返せば、この夢もまた試練を乗り越える覚悟を試しているような内容でおもしろい
そして、同時に今回の夢で学んだのは、そんな孤立した状態の自分に対して、周りがどうあれば心の負担を減らせるのかも感じる事ができた
もし、身の回りにそんな環境に苦しんでそうな人を見かけたら、ぜひ周りが少し暖かい空気を作ってあげてほしいと思う
もし、どうしても環境になじめない!というタイミングが来たらそこは離れてもいいと思う(それも選択)
例え離れてもトラウマになったらいつか乗り越えなきゃいけない試練となって、長い人生どっかでまた出会う。その時までに、その問題を克服するための「鍵」(経験や体験)を手に入れるか、あるいはすでに持っていた「鍵」を思い出す事が必要になると思う
私の実例で言えば
最初のトラウマ克服の「鍵」は【その後の人生経験】から得た知恵
今回のトラウマ克服の「鍵」は若い時にすでに手にいれてた「存在」を思い出した事
別に今の現実で繋がりが保ってる人物・・という意味ではなく、一時でも自分が心から信頼して安心感を感じる存在の認知の感覚?を体感してたというのがポイントでしょうね
だって、心から信頼するってどういう事?って考えても、それは言葉で表す事はできない感覚でしかない訳で、心が誰にも伝わらない悲鳴を上げた時、その心が救われた!と感じる感覚も自分にしかわからない
ただ、(*´Д`)あぁ!これで安心だわ~ と素の自分を解放できる存在、その状況でも自分も他人も受け入れてくれるスペシャリストがいたという経験があったからこそ・・と考えれば、人生ってほんと・・長い長いスパンで無意識の行動や出会いにサポートされてるんだなぁ・・ってつくづく思う
別の本で読んだ、一人を成功に導くためにチーム編成で動いているのが人生 っていう解釈も納得だよ(そのうちその本も紹介)
もともとトラウマの内容は人それぞれ、親や友達、カウンセラーに相談した所で、どんなに親身に対応しようとしても最後は知らねーよ!(;´Д`)って話
その自分に起きてる問題を、他人になんとかしてもらおう、薬や医学でどーにかしてもらおう!という他力本願である限り、一生トラウマは解消されない(問題から逃げ続けてる)ので
まずは自分とより深く向き合おう
汝を知れ、汝で在れ だってさ?(22を超えてゆけから抜粋)
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