左右どちらにも音量コントローラーを搭載した、片耳でも両耳でも使えるBluetoothワイヤレスイヤホン「SoundPEATS Q16」のレビュー
SoundPEATS Q16 梱包内容
- SoundPEATS Q16本体(R/L)
- 変更用イヤーピース(S/L)
- 充電用分配マイクロケーブル(特殊)
- 専用キャリングケース
Q16の基本性能と解説
- Bluetooth4.2/プロファイル
- HFP1.6:ハンズフリー通話可能
- HSP1.2:ヘッドセットと通信
- AVRCP1.6:リモコン機能(再生・停止・音量調整)
- A2DP1.3:ヘッドホン・イヤホンに伝送
- Bluetoothチップセット:CSRA64210
- ノイズリダクション:CVC6.0(クリア・ボイス・キャプチャ)
- class2:10m
- オーディオコーデック:SBC/AAC/APTX
- 連続使用時間:6時間
- 充電時間:1~2時間
- 重さ:24g
ユーザーガイドは日本語に対応してないので簡単な操作説明
基本的にメイン操作はイヤホンR側のみで行います
イヤホンR側の操作
- ファンクション:再生・停止/通話
- ファンクション長押し2秒:電源ON/OFF
- ファンクション長押し3秒:ペアリング
- +-ボタン:音量調節
- +-ボタン長押し:次の曲・前の曲
イヤホンL側操作
- ファンクション:再生・停止
- ファンクション長押し2秒:電源ON※R側とペアリングされる/OFF
- +-ボタン:音量調節
- +-ボタン長押し:次の曲・前の曲
※RとLがペアリングされている状態では、どちらの操作も連動します
さすがはSoundPEATS!専用ケースと嬉しい交換イヤーピース付き
イヤホンから聞こえる音の良し悪しというのは、音源のオーディオコーデックやイヤホンの性能にも左右されますが、それ以上に最後に耳に音を振動で伝える大事なイヤーピースが耳穴のサイズにフィットしてるかによって、重低音や高音の響きが変わってくる訳です
そういった点を考慮して、人それぞれの耳穴サイズにあわせる変更イヤーピース(S/L シングルフランジ型)をつけてくれるのはイヤホンに強いSoundPEATSの特徴のひとつ( ̄ー ̄)ニヤリ
1つの曲を二つの片耳イヤホンとして聞ける
ケーブルレスで片耳ずつ取り付ける独立したワイヤレスイヤホン形状になっていて、ペアリングした再生機器からの音楽を、それぞれRとLのイヤホンから聞く事ができるのがQ16の特徴です
イヤホンの片側を誰かに聞かせる・・なんてシチュエーションはほぼ学生しか実践する事がまずないシチュエーションだと思いますが、他にもこういう状態でも利用価値があるかも?
ペアのダンスの振り付け練習に良い!
お互いに同じ音楽を同じタイミングで聴ける!
周りには音を出さず、タイミングを合わせるペアダンスには最高に相性良いと思いますね。だってこのイヤホンフックは・・どうあがいても外れる心配がない形状ですからw(後述)
ペアで一定の距離を保ってランニングをする
一応class2のBluetoothなので、再生機器との距離が10m以上離れるとペアリングが切れるので、ペースを合わせて走りましょう。また、周囲の音を聞きながらの片耳イヤホンなので、周りの音や会話も聞こえるので安心
片耳イヤホン最高の音質のSoundPEATS D3とQ16を比較してみた
D3については以前、レビューしましたが、片耳でも両耳に負けないほど重低音、高音がバランス良く聞こえたという意味で・・片耳で音楽聞くならD3で決まり!ってなっていた訳ですが
今回、このQ16を右側、D3を左側に装着して、再生しながらペアリング機器を切り替えて、同じ曲を聴き比べてみました
感じたのは・・重低音や高音はどちらも片耳とは思えないほどクオリティが高い状態で再現されているのだが
ボーカルの声はD3のほうが聞きやすい
Q16のほうはボーカルの声より楽曲の高音・低音がはっきりと強調される感じです
ただ、D3には・・その素晴らしい性能をもってしても形状的な不安要素がひとつあった訳だが、Q16はそこをしっかりと対策していると言えるのがこちら
片耳イヤホンでも絶対になくさない!イヤホンフック形状
ケーブルレスの片耳イヤホンのデメリットって、一番の問題は「落ちて無くなる」というロストの心配ですが、Q16は一味違うフックの形状してるんですよ( ̄ー ̄)ニヤリ
フックの出口もきっちりとふさいでしまうので取れて落ちるという事がまずないんです。だからダンスの振り付けの練習など、どんなに激しいアクションをしながらでも無くす心配は皆無
そして、片耳の性能でいえばD3に若干負けているものの・・これ、両耳イヤホンですから
実はスマホとペアリングした時の状態によって音質が変わります
- スマホとR側のみ連動の場合 D3>Q16
- スマホとR+L両方連動の場合の片耳状態 D3=Q16(R)
- スマホとR+L両方連動の場合の両耳状態 D3<Q16(R・L)
ちなみに、音質チェックの音源は、ハイレゾ相当の性能のイヤホンをテストする時にも利用した、宇多田ヒカルの最新アルバムの楽曲(AAC)なので、再生音源がひどいという事はありません
全てにおいてQ15を超えたQ16の性能
形状は違いすぎるけれど、前作のQ15から根本的な性能を見てもグレードアップしているのがわかります
- Bluetooth4.1→4.2
- AVRCP1.4→1.6
- A2DP1.2→1.3
- チップセットCSR8645→CSRA64210
- オーディオコーデックAPTX→SBC/AACにも対応
AVRCP1.6では曲のカバーアート作品の検索、曲名表示等を含む事ができる最新機能、再生音質に大きく関係するA2DPが1.3と上がり、チップセットのCSRA64210は高品質のBluetoothスレテオオーディオ送信機モジュールなので、旧シリーズとはハード面でも一線を引いた性能になったようです
ハンズフリー性能はどうか?
通話待ち受けができるという事でハンズフリー性能を試してみた所・・相手の声はしっかりと聞こえるがマイクの位置が耳にあるので集音性は悪く、向こうには聞き取りづらい
また、au通話同士はやはり、通話品質が悪いですね。(これはauのせい)
やはりこの辺はモノラル音声になるので、ハンズフリー目的としては使えないレベル(-ω-;)ウーン
音楽聞いてる途中にボタンぽち!で電話にも出られるくらいに考えておくとよいですね
おまけ:ちょっと変わった分配USBケーブル付属
充電用のUSBケーブルが付属されていますが、マイクロUSBケーブルが2つに分配された特殊なケーブルです。両方繋ぐと約0.18~0.2Aで充電されますが、片側のみ接続すると0.08~0.1Aの充電になります
他にもSoundPEATSをはじめイヤホン関連レビューしてますので、記事下の関連情報からどうぞ
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