罵倒を“馬苦処理”するという智慧

罵倒とは本来、誰かを傷つけるための言葉ではなく、社会に溜まった“苦”を外へ逃がす圧力でもある。それを引き受け、上手く処理する役目を担った存在が、鬼であり馬頭観音だったのではないか。嫌われ役を引き受けることで、共同体の崩壊を未然に防ぐ。罵倒を背負う者は、実は最も冷静で慈悲深い役割だった。 罵倒を馬苦処理するという馬の願掛けの真の言霊 私が好奇心と興味で見ている動画チャンネルで馬頭観音・馬民間伝承や信仰を扱っていた これを見た時、私は違和感 … 続きを読む 罵倒を“馬苦処理”するという智慧