好奇心

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Google新アルゴリズムを考察 結局何がどーなるの?

Hummingbird(ハミングバード)や
Conversational Search(カンバセイショナルサーチ)と
各地で色々と情報が出てきてるけど
結局どうなるの?という部分を考察してみる

ハミング 鳥
GoogleSEOに取り組んでいる人にとっては
もはや知らない人はほとんどいないであろう
全Google検索結果の90%が影響を受けるとも言われる
新しいアルゴリズム
これについてはSEO専門のブログが色んな所で
専門的に解説してくれてるので、そっちを読んでくれ( ゚∀゚ )ノ
参考記事:ハミングバード(Hummingbird)、Googleが新しい検索アルゴリズムを導入
参考記事:Googleが新アルゴリズム「Hummingbird」導入、いったいそれは?
ただ、どこを見ても・・
今後どうなるの!?どーすればいいの?
という部分に触れないニュースレビュー記事ばかりなので
具体的にどう活用するべきか考察してみようと思う

Hummingbird(ハミングバード)って?

日本では(ハチドリ)という鳥を指す言葉で
まるで空中で止まっているかのように見えるほど高速で羽ばたたき
精密な動きで、エサを食べる事でも有名な鳥
これをGoogleに当てはめて考えてみると

高速で羽ばたく=大量のデータベースから高速で情報を探す

動きが精密=よりピンポイントに求める情報を提供する

という印象を受けた
アップデートと聞くと、パンダやペンギンのように
ペナルティを意識する人もいるかもしれないけれど
ハミングバードはGoogleの新しい提案というほうがあってるかもしれない

※あえて提案という意味については記事の途中で説明します

今まで蓄積した大量のデータベースからよりピンポイント
ユーザーが求める情報を効率よく引き出すために
以前から話題(一部で)だったのがセマンティックWEB化
簡単に言ってしまえば
その記事がどんなカテゴリ何について書かれているのかを
明確に検索エンジンに伝える事ができる仕組み
今までの検索エンジンは端的な情報からしか
そのページに書かれてる情報を読み取れませんでした
例えば、従来のSEOは

title:そのページの重要なキーワード

H1:そのページの重要な見出し

キーワードに対して話を掘り下げて、その中で
h2h3と、小見出し認識用のタグを使って細分化し
さらには重要なキーワードを記事内にちりばめることで
そのキーワードの出現率を上げて・・というテクニックがありましたが
今後はそういう所が重要ではなくなるという事
あわせてこちらも考えてみたいのが
Conversational Search(カンバセイショナルサーチ)
こちらについてはゆーすけさんのブログでも細かく説明してくれてますが
簡単に言えば、音声認識でWEB検索する際のアルゴリズム
例えば、iphoneのsiriの音声検索でこんな事を言ったとします
「近場で1000円以内で塩ラーメンが食べれるラーメン屋を教えて」
かなりピンポイントな条件です
まず、こんなSEOを意識したタイトルの記事は存在しないでしょう
そもそも、近場というキーワードをそのままテキストとして検索したら・・
どこやねん?Σ(゚Д゚;)って話になりますからね
当然、検索者の目的にあった検索結果は導かれません
ですが、それを可能にするのがセマンティックWEBだと思うんです
例えば、siriは「近場」というキーワードを
「現在位置から」と考えて以下のフローで検索を開始します
・位置情報 → ○○県 → ○○市 → ○○町 ○○番地
・その範囲内の飲食店情報 → ラーメン屋 → メニューチェック
・価格1000円以下
上記の条件に合うように、検索されるためにはどうすばいいか?
今までのSEOだと全ての条件を満たしたページを作るとすればこうなります

お店名:ラーメン「虎」
所在地:○○県○○市○○町○○番地
メニュー
チャーシューメン:750円
バターラーメン:600円
塩ラーメン:650円

でも、これでは、個別のテキストの意味を検索エンジンは
正確に理解できないという問題があります
そこで、こうする訳です

<section itemscope="itemscope" itemtype="https://schema.org/Restaurant">
お店名:<span itemprop="name" >ラーメン「虎」</span>
所在地:<span itemprop="name" >○○県○○市○○町○○番地</span>
<h1 itemprop="menu" >メニュー一覧</h1>
<span itemprop="servesCuisine" >チャーシューメン</span>:<span itemprop="priceRange" >750円</span>
<span itemprop="servesCuisine" >バターラーメン</span>:<span itemprop="priceRange" >600円</span>
<span itemprop="servesCuisine" >塩ラーメン</span>:<span itemprop="priceRange" >650円</span>
・・
</section>

簡単に解説しましょう
セクションというブロックがまず何についての話なのか?
検索エンジン側が認識できる大きなカテゴリで指定します
この例だと、Restaurant(飲食店)についてというセクションになります
このセクション内に書かれてる情報、およびキーワード
「飲食店に関する情報」と検索エンジンは判断できます
レストラン(飲食店)というセクションの中で使えるタグも限られています
例えば、menuという見出しの中の
servesCuisine(提供品)として「塩ラーメン」とする事で
この飲食店で扱ってるメニューに「塩ラーメン」がありますと認識されます
また、650円という数値priceRange(価格)をつける事で
それが「金額を現す数字」として認識されます
上記の情報をまとめると
この飲食店は(近場)にあって(塩ラーメン)もあって
価格も1000円以下(650円)で食べれます
という音声検索条件に合致するという事
おもしろいし、何より合理的ですね
今後はGoogleはより良いWEBの情報提供の形(Hummingbird)を作ったから
WEBサイトオーナーは、それにあわせて作ると良いよ!という提案な訳です
今後のSEOはテキスト量やキーワードではなく
書いたテキストの意味をしっかりと伝える!という点ですね
難しく考える必要はなく、イメージとしては・・
漢字が読めない人に読み仮名をつけてあげる感じ?
上に書いたサンプルも正確な書式ではないかもしれません
なんせ、専用タグが数百個レベルであるのでまだ勉強中(笑)
覚える事は山ほどあります(泣)
テキストに検索エンジンが理解できる意味をつける
こうする事で、よりユーザーの求める条件にマッチしたサイト
検索結果に出やすくなるという意味で・・
全利用者の90%に影響が出る
という意味になるんじゃないかと思います
WEBサイト作成・運営者にとっては
かなり労力が増える事になりますが、メリットが二つもあります

メリット1:ターゲットをより狙いやすくなるという点

例えば、上記は、最寄の飲食店を探すという検索の例ですが
「○○の最安値を知りたい」という商品検索の場合
ドロップシッピングなど価格で差をつけたい人にとっては
かなりお得なサイト誘導要素にもなります
もちろん、せどりもそうですね
どこよりも安い!激安はうちしかない!
のようなサイト内にあるキャッチコピーはあくまでも訪問した人への印象操作だけど
明確に「販売価格」として検索エンジンに認識してもらえば
誘導は自動的に検索エンジンが行ってくれるという利点にもなります

メリット2:リッチスニペットエリアでのアピール

リッチスニペットエリアというのは「検索結果」の画面です
従来はタイトルと記事の概要とURLだけというこのエリア
リッチスニペット
すでに、無意識にテンプレートなどの仕組みで
自動的にやってる方も多い「パンくずリスト」もその機能のひとつ
Microdataとしてパンくずリストのブロック検索エンジンに通知してるので
リッチスニペットエリアに表示されています
このようなアピール要素には、他にも
商品画像動画商品価格それにまつわるレビュー著者情報など
様々なデータを認識してもらい
検索結果の画面に表示されるようになります
ただ、なんでもかんでも表示できる訳ではない・・というのは
セクションごとに利用できるタグが限定されているという事からもわかります
すでに、結構前からGoogleさんは
検索結果に表示はしないけれど、データを受け取る受け皿は用意してました
HTML5認識されるデータ

テスト的にタグつけて通知してみた所、認識されたのを確認

今後はその表示してなかったデータも含めて
そのWEBページの検索結果に反映されるようになるでしょう
これがこれからの検索エンジンでありHTML5のメリット
新しい形のSEOを考えていく必要があります
逆に言えば、長ったらしい長文テキストを書くのではなく
より端的に、明確に伝えたいユーザーと伝えたい事を絞ることになるので
意味を理解してる人にとっては
非常にやりやすくなると思います
HTML5のセマンティックWEBの考え方は
Googleに限った事ではなくYahooもbingも導入してます
将来的な目線でみれば
新しい技術を取り入れるべきタイミングともいえるでしょう
こういった検索エンジンにデータを伝えるだけでなく
HTML5だからこそできるアニメーション技術などもありますからね
ゲームやスポーツの公式サイトなども、以前はFlashを使ってましたが
現在はほとんどがHTML5の技術を使ってるのもポイント
時代見えない所から変わっていくのである by たぬきち( ゚∀゚ )ノ
SEOが変わる!?アルゴリズムが変わるだと!?
と怯え嘆き、絶望した所で状況は何も変わりません
変わる時は変わる!じゃ、何が変わる?
と前向きに変化を受け入れようじゃありませんか
そういえば都市伝説秋スペシャルでも行ってたけど
2013年は世界が動く激動の年だそうで
・・ま、まさか!?これもか!?Σ(゚Д゚;)
信じるか、信じないかはあなたしだいです!m9(´・ω・`)

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 8 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. ハミングバード、かわいらしい名前だわ。
    やっぱりアルゴリズム変わったのかあ。
    なんかそんな気がしてた。
    昔みたいに文字数多めでキーワードちりばめるだけじゃだめなんだね。
    同業者さんでSEOに詳しい人がいるんだけど、パンダアップデートの時、苦労して作ったホームページがガタ落ちになったので、日本語ドメインとって、ペラページ作ったらそれが1週間で検索トップのページに出てくるって笑ってました。

    • ももぴん( ゚∀゚ )ノおひさ
      ハミングバードはかわいいけれど
      動きが精密な機械みたいだからすごくあってるかも(笑)
      ももぴんとこでも影響受けたか
      日本語ドメイン・・とか、たぶんもう関係ないかと・・思いきや
      有る意味、それは「日本限定の情報」という意味で
      選別しやすいかもしれないね
      そういう意味ではセマンティックに効果あるかもしれない(^^ゞ
      ちょっと考えてみようかな

  2. たぬきちさん
    お疲れ様です^^
    ゆーすけです。
    「読めない人にフリガナをふってあげるイメージ」
    これすごくすーっと頭に溶け込むイメージでした。
    googleの社命は世の中の大量な情報を整理整頓することが
    仕事だから、今後はこの分類はすごく大切になるんでしょうね。
    今までのような大量の記事を書かずとも、
    ◯◯最安値などのデータでは、こうしたpriceRangeなどの設定を
    しっかりしたほうが上位表示される可能性高いかもですね。
    検索者にとって必要なのは、400文字位上の記事の中の
    一部の価格情報よりよりも、最安値はいくらだよって情報の方が
    価値があって、なおかつスマホ検索ではそういう検索しやすいわけですからね。
    でも・・・この要素全部使うと大変ですね(笑)

    • ゆーすけさん( ゚∀゚ )ノお疲れ
      検索エンジンスタート当初は世界中の情報を集めること
      それが第二段階に入って集めた情報を整理することに移った感じかな
      上位化というより、順位不動で該当データがでる
      その検索者個別によって、選択されるであろう情報が
      かなりピンポイントに分かれるって感じでしょうかね
      例えば、住んでる地域に近い順とか
      HTML5のマークアップは、リアルビジネス企業向けで
      よく見ると、アフィリリンクとか指定してはいけないって書いてるし・・
      分類も細かく分かれてるし、ガイドライン見落とすとやばいかもね
      スマホ検索という視点では、リアルタイムですからね
      「今必要な情報」という意味では「PC」と差別化されるかも?
      一個前のコメントでももぴんがおもしろい事いってた
      日本語ドメインが「優遇された時期」って・・
      「セマンティック構想」がすでにあった時期なんだよね
      という事は?.jpという日本のドメインですよ?という宣言によって
      国内のユーザーの検索に対して日本語が上位化していた?
      なんて可能性もでてきておもしろいですよね
      その辺は、今後チェックが必要だなとw

  3. By 日経新聞が無料に!「日経テレコン21」

    こんにちは。
    節約部の部長といいます。
    ハミングバード、話には聞いていましたが、よく分かっていない状況でした。
    このブログを読んで、どのような物か分かってきたので、対策の参考にさせていただきます!
    面白いブログだったので、また訪問させていただきますね。
    応援させていただきました★

    • 節約部の部長さん( ゚∀゚ )ノ
      ハミングバードは色んな所でまことしやかに
      アルゴリズムが変わった!影響を受けるー!の情報が多いけど
      実際の所は、以前より明確にルールがはっきりした感じですね
      アフィリエイターやネットビジネスに考える人は
      ちゃんとガイドライン見て勉強しないと
      知らない内に新しいペナルティにヒットする可能性が高いのでご注意を(^^ゞ

  4. By アフィリエイト初心者の助っ人@ハムカツ

    たぬきちさん
    こんにちは、ハムカツです^^
    アルゴリズムの変更という言葉を聞くと…
    なんだか恐ろしいイメージばかりを考えてしまいますが、
    逆に考えれば、自分のブログを良い方向へと導くことができる
    チャンスでもあるわけですもんね(・∀・)ノ
    (間違った道に進まないように注意は必要ですが^^;)
    この先、アルゴリズムが、どのように変化していくのかは
    誰も分からないことですが、〝検索する人の事〟を
    一番に考えて、変化していくことは間違いないと思うので、
    そこだけは、しっかりと意識していきたいですね。

    • ハムカツさん( ゚∀゚ )ノ
      Googleが提供するサービスを学ぶのも大事だけど
      一番大事なのは検索エンジンがどうなっていくか?ですね
      問題行為を行う人間がいて、周りに迷惑をかけて
      その場所を提供してるのが検索エンジン・・となれば
      当然、それ相応の対策と、その後の再発防止策をする訳で
      方向性はもともと変わってない
      セマンティックWEBは大量に集めたデータを活かしつつ
      その中で無駄なものをユーザーに表示させないという
      対策と予防が一緒になった感じですね
      ただ、今後も、その手法の裏を付いた策は思いつかれると思います
      だからたぶん、マークアップのタグの悪用(間違った使い方)に厳しくなるかと・・
      だから、共存していくためにはアフィリエイトという視野を捨て
      しっかりとサービスの変化の方向性とルール遵守が大事ですね
      その上でアフィリエイトを行うのが次世代アフィリエイター( ゚∀゚ )ノ(笑)

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