好奇心

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洗濯機を買い変える事になったので調べてみた

洗濯機の型の違いは約3種類

洗濯機と一言で言っても、昔ながらのタテ型デザインもあれば、ドラム式で中が見えるなど構造がまるっきり違う物もあるので、何がどう違うのかについて調べてみました

ドラム式洗濯機

ドラム式の洗い方の特徴は回転により、衣類を持ち上げ叩きつける「たたき洗い」
少ない水の量に洗剤を泡立てせるため、洗剤の濃度があがり、衣類への浸透率が高く、脂、皮脂汚れの洗浄に効果を発揮

タテ型洗濯機

縦型の洗い方の特徴は底についてる回転羽(パルセーター)の回転によって起きるかくはん水流での「揉み洗い」
洗濯物同士をこすり合わせて汚れを落とすため泥などの固形汚れに強く、回転の勢いを調整して
衣類への洗剤の浸透率を上げる押し洗いによって優しくしっかりと洗える

ななめドラム式洗濯機

タテ型のように回転羽(パルセーター)を用いてかくはん水流を生み出すが、ドラム式のように横の回転を生み出す特殊な回転羽により、両方の利点を取り入れ「揉み洗い」「たたき洗い」の両方を可能にする新時代スタイル

洗濯乾燥機の色々

洗濯機に乾燥機いる?という疑問に我が家は満場一致で必要ないな(゚∀゚)と回答したのだけれど
一応覚えておいて損はないので調べた範囲でまとめます

ドラム式・ヒートポンプ乾燥

まず空気をヒートポンプで除湿し、湿気は外に排水
乾いた温風(約60℃以下)を使い衣類の痛みを少なく除湿器の風で乾かす仕様

ドラム式・低温風パワフル乾燥(排気タイプ)

ヒーターを使い、室温+15℃の低音風で乾かす(24℃なら約40℃)
乾燥中に湿気がでるため洗濯機の外では換気が必要になる

縦型・ヒーター乾燥(水冷・除湿タイプ)

排気温度約80℃のドライザーで乾かすため、衣類の痛みや縮みが起きやすい
冷却水で湿気を含んだ温風を除湿、水蒸気は水に戻して排水
乾燥運転中は、洗濯機の周囲が暑くなる

縦型・ヒーター乾燥(排気タイプ)

排気温度約80℃のドライヤーで乾かすため、衣類の痛みや縮み起きやすい
乾燥時に冷却水を使わず空気中に湿気を排出して乾燥させるため、周囲に熱気がこもりやすい

洗濯機の容量=人数で考える

一人の洗濯物の量を約1.5kgで考えて、×家族の人数分で洗濯機の容量を決めたほうがいいそうです
一人暮らしであれば、3.5~から、家族4~5人であれば最大11kgまである模様

洗濯機設置の幅は意外と変わらない

洗濯機の容量が変われば、設置サイズも大きくなる?と思いきや実はそんなに大差がない

洗濯機の扉の開閉スペースも考えよう

タテ型の洗濯機の場合、上に開くかのスペースの確認
ドラム式の場合は左右に開くスペースがあるか確認

防水パンや蛇口までの高さを計測しておこう

賃貸だったり、洗濯機の設置場所が決まってる家だと、洗濯機の下に防水パンがあると思います
このサイズや排水口の位置が中央、左右にあるかなどチェックしておく

縦型のメーカーの工夫

  • 入り口のでかさによる入れやすさ、とりだしやすさ
  • 洗ってる時に中身がよく見える視認性
  • 振動軽減、静音設計
  • 溝なしサイクロン槽で水流アップ
  • 噴射式パワフルシャワーで洗浄力アップ

タテ型は各メーカーでも構造がほぼ変わらないため違う部分での工夫が目立ちます
例えば、上に開く扉を広くし、かさばる衣類を簡単に出し入れできるという変化や、洗ってる中身が見える、振動が少なく静かで夜でも安心して動かせるなどの生活スタイルへの配慮
かくはんさせる水流の流れを変えるパルセーターの構造や、洗濯槽のホールの改良による水流の遠心力増加
水面に浮いた状態の衣類に強力なシャワーを吹き付ける事で洗剤液の浸透効果を早く引き出すパワフルシャワーという仕組み等が、各メーカー、名称は違えど一般的に搭載されているようです

ドラム式のメーカーの工夫

  • 設置場所にあわせた扉の開け閉めの向き
  • 子供の安全を考えた扉のチャイルドロック
  • 洗剤を浸透させる高圧シャワー式
  • 乾燥力を向上させ、匂い、脱臭を行うハウスダスト対策
  • 超音波、マイクロウェーブ洗浄による汚れの除去

ドラム式に関しては、上に扉が開くタテ型と違い、前方左右に扉を開くスペースが必要になるため
ユーザーの設置場所に配慮して左右、どちら開き用にも製造されているタイプもあります
また子供にとって宇宙船のコックピットのように不思議な魅力を持つドラム式は、過去に子供が中に閉じ込められた等の事件もあってか、チャイルドロックなどの対策もされているようです
少ない水流で叩き洗いをしながら、さらに洗剤の泡立ちを高めるための高圧シャワーを吹き付け洗浄したり、超音波、マイクロウェーブ波を使い、ミクロな泡で汚れをはじき飛ばすなどの工夫もされてます
乾燥機能を付けたものであれば、放置状態での臭いを脱臭したり、高音でダニなどの害虫を死滅させ、乾燥によってハウスダストやアレルゲン物質を除去するなどといった機能もあるようです

消費電力はあんまり気にしなくていい

消費電力を見て、省エネですよ!っていうカタログ上の宣伝文句を見るけど、実際の所あれは気にする必要はないんです(そもそも使った後調べないでしょ(笑))
なぜなら、洗濯をしないという選択の余地がないからです(笑)
一回当たりの消費電力量を提示していても、一回で綺麗にならないで2度、3度洗う事になるかもしれません。大事なのは、電気の消費よりも、一回の洗濯で汚れが綺麗になるかどうかの仕組みです
タテ型、ドラム式を比較して、30~50kwhの差があったとしてそれがなにか?って話です(笑)
これについてはエアコンも同じ考え方です。電源を入れてから設定温度になるまでの電力消費というのは、実は目が飛び出るほどの電力を使ってます・・が!
設定温度まで達した後、電力を消費しない(省エネ)になります
カタログ上、その低い数値を大々的に伝えてるだけです
洗濯機も最初から最後まで全力運転はなく、むしろ水流を作りだし、遠心力が発生したら、後は惰性で動く分、オーブントースターや電子レンジのように大量の電気を食うって事はないので、あんまり気にする必要はありません

洗濯機選びのまとめ

基本的な事を言えばドラム式とタテ型の洗濯機の大きな違いは洗い方
スラッシュドラムはタテ型&ドラム式の両方の洗い方を取り入れたハイブリッド
乾燥機はヒーター形式とヒートポンプ形式の2種類があり
どちらかと言えばヒートポンプ式のほうが省エネやコスト的にも良い
ダニやハウスダストなどを高温で死滅させその後に洗って流すなど
布団シーツや枕とか普段頻繁に使う物の掃除に良い機能があるというのも目からウロコ
あとは、細かい選択サポート機能(自動洗剤選択、量の決定、洗濯時間の自動調整等)と
使いやすさのデザイン(大口径の蓋の開き、中がよく見える、自動洗浄、フィルターの掃除効率)
そこまで決めたら最終的に、容量(1人1.5kgとして×人数)で決定
って感じで良さそうです
次回は各メーカー最新機種をベースに各機能などを徹底調査して
いよいよ我が家の洗濯機候補を選んで行こうと思います(≧▽≦)ノお楽しみに

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